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中國銀行の二通貨キャッシュカード

2012-11-23 23:37:43 | 経済

今週開催された東アジア首脳会談でもカンボジアにおける中国のプレゼンスがずっしりと重くなりつつあるような報道がありましたが、驚いたのはATMで中国人民元を引き出せるとのこのニュースです。

ACLEDA銀行のATMでは米ドルとカンボジア通貨の二種類の紙幣を引き出せるわけで、日本とベトナムのATMしか使ったことのない身にはこれ自体も驚きでしたが。

自分では財布の中にカンボジア・リエル、米ドル、ベトナム・ドン、日本円の4種類の紙幣を入れ、乗継の空港自販機で使うタイバーツ、香港ドル、台湾ドルのコインもないと不便を感じる生活のため、確かに国際化する中国人民元は中国人にとって便利であることは想像が付かないわけではありません。しかし、個人的な利便性はともかく、「やり過ぎ」と感じてしまいます。

http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTYE8AL04720121122

     Bank of China launches dual currency ATM card

中國銀行は昨日、最初となる二種類通貨国際銀行カードを発行し、カンボジア市場での拡大を図る一環として一枚の口座カードで米ドルと人民元(Renminbi)を提供する。人々は中國銀行の店舗で10ドルの預金でこのカードを取得することができる。

中國銀行カンボジアのCEO、Chen Changjiangは、2010年にカンボジアに開店して以降、5,600の顧客と3.5億ドルの預金へと至った成長を引用してカンボジアの未来への楽観的な見通しを述べた。

中國銀行の銀行部門第一副会長のYang Huaは、カードは世界中のATMで手数料なしで二種類の通貨で使用することができ、 the card would automatically revert to the other currency if one wasn’t enough to cover a chargeと語った。

「われわれは、カンボジアのマーケットについて非常に楽観的である」「中国はカンボジアで最大の投資国であり、電力、農業、縫製分野とインフラに投資している。カンボジア・中国間のビジネスにとってこのカードは最初の選択となる」とChen CEOは言う。

また、中國銀行は大きな資本準備を保有するという優位性を持つため、海外からの資金調達を容易にし、地元企業の成長を支えることができる、と語った。

http://www.phnompenhpost.com/index.php/2012111959801/Business/bank-of-china-launches-dual-currency-atm-card.html



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