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カンダール州のキエンスヴァイ地区には12のコンミューンがあり、サムロントゥム・コンミューンは一号線沿線で地区の南部に位置しています。プノンペンからは35kmほど。新プノンペン港から5~6kmほどの距離です。
雨期の洪水時には広大な水面が広がっていた土地が乾期になって耕され、畑になっています。国道沿いには古くから(と思われる)民家が立ち並びますが、国道から1・2kmも入ると民家も殆どなくなり、農作業用の小屋しか見ることができません。
この小屋からはFM放送が流れていて、あれー何処かで聞いたような・・・と思ったら聞き覚えのあるベトナムのFM番組でした。国境まで50kmほどありますが電波が届くようです。何で此処にべトナム人が居るのか不思議に思いましたが、日本人が居るよりは不思議でないかも。
国道近くには煉瓦工場があり、労働者用の仮設住居が周辺に建ち並んでいます。乾期で土埃が舞う中で小さな子供が埃まみれで遊んでいました。
耕作は国道近くから開始されるようで、奥に進むとまだ作付けが始まったばかりの畑でした。
家に居てもつまらないのか、田圃や畑に来ている犬も少なくありません。狭い農道ですれ違う時には、こちらが脇に避けないと犬の方が畑を歩き避けてくれます。
5時近くになると国道方向へ帰る姿が多くなり、牛や犬も家路に向い、こちらも日没前にプノンペンに戻ろうと思い帰り仕度を始めるわけですが、決まって野鳥が近くに現れます。
きょうの夕方には、インドハッカが押し寄せ、バナナの木の上で何やらけたたましく叫んでいました。
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