隣の庭にはこのトゲバンレイシの木があり、そうそろ食べられそうな大きさになっています。そうと気が付いたのは最近のことで、いつ頃どんな花が咲いたのかも知りませんでした。
マンゴーとアボカドにも多少飽きたような気になり、市場でトゲバンレイシを買いました。英語名は「Soursop」、ベトナム語で「Man Cau Xiem」、カンボジアでは「ティエップ・バラン」と呼ばれています。日本語名は「棘のあるバンレイシ」との意味かとも思いますが、ベトナム語は「タイのMan Cau」、カンボジア語は「フランスのティエップ」という意味かと。
ベトナムに居た頃は「Man Cau」こと「バンレイシ」は度々口にする機会がありました。英語でCustard-appleとかSugar-appleと呼ばれていて、味を表現するにはこの英語の呼び名が一番ぴったり来る果物で、カスタードクリームの食感や砂糖のような甘さがあります。
トゲバンレイシは大きさや形状はこれとは異なるものの包丁を入れると果肉の色や種などはバンレイシとそっくりでした。しかし、味はまったくの別物で、とてもSour。口に入れた瞬間、何処か「覚えのある味」だと思いましたが思い出せませんでした。たぶんグレープフルーツなどの柑橘類だったような・・・
熟れ具合が分からないので店の人に「きょうでも食べられる」かと聞いたところ、やや大きめのものを選んでくれたので持て余しています。このトゲバンレイシ一つとマンゴー2つで計6,000リエル(1.5ドル)でした。食後のデザートには良いかも知れません。アボカドとマンゴーと一緒にミキサーに掛けてジュースにしたところ、味はイマイチでした。
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