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ベトナム11月預金金利と対ドルレート

2012-11-21 18:45:58 | 経済

昨年プノンペンに来てからカンボジア通貨リエルの対ドルレートは上昇し続け、1ドルを両替しても4,000リエルを切るようになってしまいました。ベトナムで生活していた時期、常にベトナム通貨はドルに対して下落し続けていただけに『何でリエルが上昇するの』?という思いがしてなりません。

            

しかし、調べてみるとこの一年、ベトナム通貨もドルに対して上昇していました。一年前のベトナムの一年定期預金利率は14%でした。どうせベトナム・ドンは下落するのだから・・・などと思っていたのは大間違いということに。不動産不況が続き、銀行の不良債権が問題とされる中でベトナムの銀行に預金する日本人は多いとは思えませんが、金利は幾分下がったとは言え、それでも1970年代日本の預金金利を上回る水準となっています。

                「12ヶ月超の預金金利微減」

金融専門家の予測に反することなく12ヶ月以下のベトナム・ドン預金定期金利は相対的に安定しているものの12ヶ月以上の定期は0.5~1%わずかに低下した。

現在、普通預金金利は年1~2%であり、1ヶ月未満の定期は年2%、1ヶ月以上12ヶ月未満は年8.8~9%。12ヶ月以上の定期は12.5~13%から10~12%に変わった。しかし、ACB銀行やサコムバンクのような幾つかの商業銀行は13ヶ月定期13%、12ヶ月12.5%を適用している。米ドルの預金金利は居住者の2%、経済組織の0.5%が一般的である。

長期預金金利がわずかに低下したにもかかわらず、ベトナム・ドンの貸出金利は引き続き安定を維持している。11月5日からの週、幾つかの銀行は依然としてキャンペーンを展開しており、ミリタリーバンクは、中小企業への貸付枠2兆ドンで年利11.8~12.5%、ANZベトナムは住宅購入資金貸付年利8.9%、オーシャンバンクは自動車・バイク購入資金等の貸付年利9%。

現在、農業・農村・輸出・中小企業・工業等への支援貸付は年利10~13%が一般的であり、その他の経営へは年利12~15%である。米ドル建ての貸付は短期で年5~7%、中長期が6~8%である。

11月初旬、銀行間取引は引き続き減少し、わずか約49兆ドン、1日平均9.96兆ドン。米ドル取引はベトナムドン34兆ドン、1日平均6.99兆ドンだった。取引は主に短期に集中しベトナムドンによるものが39.2兆ドンで・・・(略)

中央銀行によると銀行間取引市場のベトナムドンの平均利率はこの週、各期日共に上昇した。2ヶ月と6ヶ月は2.08%と1.12%、その他は平均0.35%(1ヶ月物)から0.80%(3週間物)上昇した。唯一3ヶ月物だけが取引利率が平均0.385低下した。

先週、外国為替市場は引き続き積極的な動きとなった。取引市場の為替レートは安定し、流動性は良好、各商業銀行は顧客から引き続き購入を増加させている。各商業銀行のベトナムドン/米ドル売買の為替レートは20,825~20,860ドン/ドルが一般的である。

http://www.vbard.com/31/834/tin-tuc/thi-truong-nong-nghiep/2012/11/6054/lai-suat-huy-dong-vnd-ky-han-tren-12-thang-giam--15-11-2012-.aspx

 



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