GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

台風18号ベトナム中部へ

2011-09-25 15:58:17 | 天気
9月25日朝、南シナ海にあった熱帯性低気圧が勢力を強め台風ハイタンになりました。日本の気象庁では台風号ですが、ベトナムではベトナム方向に進路を取るもののみをカウントするようで台風4号 (CƠN BÃO SỐ 4)と呼ばれます。

このような数字の違いの不便さを解消するためか、台風に共通名称が付けられるようになり14カ国が順番に登録したものが2000年から始まりました。今回の台風名「Haitang」は中国名で野生りんごを意味するそうです。

ベトナム中央気象予報センターの9時30分発表の緊急台風情報は概ね以下の通りです。

            TIN BÃO KHẨN CẤP (CƠN BÃO SỐ 4)

午前7時、台風の中心は北緯16.1度東経112.7度のホアンサ諸島上にあり、クアンチ-クアンガイ海岸の東約440km。中心近くの最大瞬間風速は8級(時速62~74km/h)-9級、10級。

24時間以内に台風は時速5-10kmの速さで西北西に進み勢力は強まる見込み。26日9時に台風の中心は北緯16.3度、東経108.7度、クアンチ‐クアンガイ海岸の東約250km。中心近くの最大瞬間風速は8級、9級(時速62~88km/h)-10級、11級。

24~48時間以内に台風は時速10-15kmの速さで西北西に進み勢力は強まる見込み。27日9時に台風の中心は北緯17.3度、東経108.5度、ゲアンからトゥアティエンフエ海岸の東約170km。中心近くの最大瞬間風速は8級、9級(時速62~88km/h)-10級、11級。

48~72時間以内に台風は引き続き西北西に時速約10-15kmで進む。

台風の影響は、北部の海の西側とホアンサ諸島を含む南シナ海、トンキン湾南部、クアンチからビンディンまでの各省の海岸で6級、7級の強風となる。

また、西南季節風の活動と結合した影響で、南シナ海の南部(チュンサ諸島全域を含む)、ビントゥアンからカマウまでの海岸は6級、7級、8級-8級、9級の風で暴風雨となり、海は荒れる。暴風雨時には竜巻の発生に注意が必要。

タィンホアからクアンナムまでの各省と中部高原北部は、明日26日昼から夕方に雨となり所によっては暴風雨となる。



日本の気象庁の台風情報、地図がちょっと見難い感じ。

プノンペンのこの辺り、きょうは雨はほんの少しだけでしたが、朝から曇り空でした。

CPカンボジア

2011-09-25 00:14:24 | 農業・食品
ベトナムの工業団地を訪れると至るところでCPベトナムの工場が建っているのに驚きました。お陰でCPと聞いてもコミュニスト・パーティの略だとは思わなくなったこの頃です。

           「Feeding the farming sector」

飼料生産企業、CPカンボジア(タイで最も大きな企業の一つであるチャルーン・ポーカパン・グループ)は、カンボジア市場に登場してから20年近くになる。この会社は食品、家畜と共に家畜飼料を生産している。

火曜日にプノンペン・ポスト紙のレポーター、Rann Reuyは、CPカンボジアのWittaya Kreangkriwit 副社長にカンボジアの農業投資の現状についてインタビューした。



-カンボジアに来てから10年以上になりますが、ここでのビジネス・チャンスについてどう思われますか?

私の観点からすれば、カンボジアは農業の可能性を持っています。農業に適した土地であり、また私たちの将来の目標が製品の海外販売にあるからです。

カンボジアは膨大な自然水系による豊富な水源を持っています。一言で言えばカンボジアは他の国よりチャンスがあります。

-政府は農業分野の発展のためにどのようなサポートをすべきでしょうか?

政府は農業分野へのサポートを行っていますので、外国企業はここに来て投資できます。

もう一つの観点は銀行です。農業を頼りに生きている農民は銀行や企業との協力が必要です。このような協力関係が存在する時には、私たちは農民への訓練を農業分野にまで拡大しなければなりません。そうすることによって畜産と耕作の二つがより進歩的なものとなります。

-CPは、どれだけの農民と関係しているのですか?

家族単位で言うならば、数10万農家と関係しています。

ここでは農業に関わる農家数について話していますが、CPは家畜飼料と食品のメーカーであるため、私たちはこの国の半数の人口と関わりを持っていると言うことができます。



-四川ニューアグリビジネス社が新しくカンボジアにオープンしました。この分野はより競争的になるのでしょうか?

ここは自由市場で、市場は投資家に最も自由なものです。これは、企業がここで投資するのは良いことだということです。何故ならカンボジアでは今だ不適格な食品製品が多いからです。企業がここに来て生産を支援すれば、それは競争力ある品質となり、またそれによる利益の最も多くは農民が得ることになります。

CPグループは中国にも数百の工場に巨大な投資をしています。これは自由市場では正常なことです。

投資家に機会を提供することは利益的なことです。私たちは品質的な競争力が高まり、それは消費者にとって有益なことを意味します。

http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF8&t=p&oe=UTF8&msa=0&msid=113042673176408225224.000464a7f28a87bd3502c