GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

きょうも停電

2010-05-11 22:49:11 | 天気
今年は例年よりも暑くなるとのベトナム気象庁の発表があり、またこの暑さで病院を訪れる人の数も増えているそうです。そんな記事を読むまでもなくとにかく暑い。水分の摂り過ぎで食欲減退。夕食時になっても「あぁ、喰いたくない」と思ってしまいます。しかし、ふと「カツオの刺身だったら喰えるだろうな」と思い、だったらベトナム定食も食べようとすれば食べられる筈と思い直して食べに出掛けました。

きょうは、工場前の電線工事で午前10時頃から停電。1時間ほどで終わるだろうと思ったわけですが、午後になっても終わる様子はなく、ドアを開け放っても風は入らず、蚊が入ってくるだけだし、堪らぬ暑さに早々に仕事を引き上げて来ました。

それにこのところ胃の調子も悪く、たぶん土曜日に出席したサイゴンでの結婚披露宴で食べ過ぎたせいかも知れません。エビ、蟹に始まり鶏肉、牛肉、鍋と続いて出た料理を冷房の効いた会場で堪能して来ました。日頃の食生活に比べれば贅沢な料理でした。

その時に「豚肉が無いなー」とは思ったのですが、青耳病が流行っているため北部では豚肉価格が30~70%も下落しているとか。殺処分が増えて供給量が減り、価格が上昇するのか、などと思ってましたが、逆でした。その代わりに鶏肉や魚の価格が上がってるそうです。

養豚農家にとては感染してなくても売れなくなったり、極端な価格低下を引き受けねばならず、堪ったものではありません。そこで農業・農村発展省の獣医局は、「豚青耳病のウィルスは採りインフルエンザと違って人間には感染しないので安心です」などと語っています。
Ông Hoàng Văn Năm, quyền Cục trưởng Cục Thú y (Bộ NN-PTNT), cho biết virus tai xanh ở heo không có cơ chế lây nhiễm sang người như cúm gia cầm nên người tiêu dùng hoàn toàn yên tâm.

感染した豚は適切に処分され流通させない、ということが不可能だと認めているようだし、感染死した豚をもったいないから食べちゃう、っていう風潮をも助長してしまいそうな気がしました。

先日ハノイに来た前原国土交通相は、ベトナムの鉄道は「味があって良いんじゃないの」と語ったそうですが、豚肉は食べたのでしょうか?