常識について思うこと

考えていることを書き連ねたブログ

それで?どう生きる?

2010年07月21日 | 人生

R25」に「『耳をすませば』放映でなぜか鬱になる人続出」という記事がありました。以下、その記事からの抜粋です。

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作品中に描かれている美しい学生時代を見ることで、「自らが過ごした学生時代がいかにつまらないものだったのか」ということを思い知らされてしまったことが、「鬱」になった理由のようだ。
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よく分かりませんが、自分でそう思うからには、そうなのでしょう。そして、そのつまらなさ加減を、大いに思い知ったらよいのではないかと思います。

ただし、問題は、その上でこれからをどうやって生きるかということです。 過ぎたことを悔いても仕方がないし、くよくよしていても何も始りません。大切なことは、それでも今を生きているということであり、それを受け止めてこそ、これからを強く生きられるのだろうと考えます(「時間との付き合い方」参照)。

私は、「鬱」自体、悪いことだと思いませんし、むしろ真面目であることの証と言えるとも思っています(「「うつがない」という病気」参照)。しかし、「鬱」に呑まれたままでは、それだけの人生で終わってしまうことも事実です。

「自分が過ごした学生時代がつまらない?それが分かっただけ大したもんだ。それで?これからどう生きる?」

ちょっと意地悪かもしれませんが、これに応えてきっちり生きようとする人は、きっと強く生きられるのだろうと思います。そして人間には、そういう力があるものだと信じて止みません。

コメント
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