バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

0-Ⅱc型を見慣れる

2009年03月29日 | 早期胃がん発見 Point

おはようございます。
最近、多くの方からのコメントをいただき嬉しく思っています。

さて春から新人くんが新たに加わります。消化管撮影の勉強も頑張ってもらいたいと願っています。あまり煙たがれない程度に指導していきたいと思っています。

早期胃がんの発見したときのやりがい感や、充実感は素晴らしいものです。
何としても自分の力で、発見したい!!この気持ちが成長を各段に促すものであると信じています。

今、現在でも参考にさせていただいているHPを紹介します。

※これを見つければ良いのかぁ。なるほどこの部位にがんがあるときは、この撮影体位が理想かぁ。これなら自分でも見つけれるな。とか思いながら眺めていたものです。
     ↓
http://www.ossk.ne.jp/


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5 コメント

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おはようございます (kz)
2009-03-30 10:48:12
お花見は風が冷たく
バーベキューコンロのまわりから
参加者が離れられない状況で
用意した10キロの肉が
1時間程度でなくなりました

人間の胃袋ってすごいと改めて実感しました

すぎくぴさん、推奨バリウムってありますか?
高濃度低粘性を使うのは当然ですけど
Web上で実際に製剤名をあげるわけにも行きませんし
W/V%と総量、それに混合か単体か
微粒子と粗粒子の粒度分布の理想配分をお持ちかどうか
システムとの相性もありますから、参考の範囲で受け止めますので

僕のところは、200W/V% 150ml
使用時の朝から単体900gボトルで3名分
を手振りで調合、消泡剤を6ml添加後
シェーカーで維持攪拌
II-DRシステムでフィルム出力なし
観察用のモニタは医師の部屋に液晶モノクロ2M
装置の脇にはブラウン管モニタ・・・解像度不明
微粒子が多すぎるとベタっと付着した感じの画像にできあがりますので、やや粗大粒子の山が高い感じの分布の物を使用しています。

出張バスにはワケあってゾル製剤を・・・

こんな感じです。
お手すきのときにご返答いただければ幸いです

ブログ更新だけでも大変なのに
余計な手間をかけてしまってますね

でもきっとこのブログにはたくさんのサイレントリーダー
がいると思いますので(特に現場の技師さん)
そんな方たちのためにも

自分を悪者にしない狡猾な言い回し
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追記 (kz)
2009-03-30 10:52:37
説明したシステムは
院内ドック時です

出張バス・ゾル製剤の方は
いまさらですが・・・直間切り替えの
Film-Screenシステムです

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推奨は。 (すきくぴ)
2009-03-30 21:43:39
私は知り合いと飲みにでていました。
お酒の入った席は、腹を割った話しができるし、楽しいものですね。kzさんの花見もさぞ楽しかったのでは??
九州はもう花見の良い時期なのでしょうか??こちらはまだ今一つですね。たぶん来週が頃合いですかね。

さて推奨バリウムについてですが、私が使用しているバリウムを紹介します。
200w/v%、バリウム全量が125cc。消泡液は5ccです。一日50人以上の件数ということもあって、単体で使用しています。シェイクボトル式を用いています。
受診者の年齢層がお年であるため、体位変換困難なことから、多少べたつきぎみのバリウムを使用しています。そのため粒子的には微粒子の割合が高いです。
II-DR、間接変換FPDが導入されており、フィルムレスです。読影モニターは3Mです。
うちではドック検診も行っています。
そちらでは、200w/v%、バリウム全量が150cc。消泡液は5cc、シェイクボトル式を採用しています。
こんな感じでよろしいでしょうか??
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ありがとうございます (kz)
2009-03-31 08:34:30
おはようございます
完璧な返答です、
ありがとうございます

桜がまだいまひとつってことは東日本なんでしょうね、こちらは満開過ぎた感があります
花見の時はちょうど満開、まっさかりでした


125mlなんですね
立位充満無しのルーチンなんでしょうね

臨床用の透視台に先日FPD(間接方式)を導入しました。試験的に技師の胃透視を数件行いましたが、そのときに数種類のバリウムを試してみたのですが面白いことに200w/vゾルが粉末単体より、さらには精密用の粉末混合よりも評価の高い画像になりました。

正常胃粘膜の胃小区模様を繊細に表現してくれているってのが高評価の理由なんです

この結果を踏まえて、ここ最近思うことなんですが・・・
検診は早期胃がん発見が大命題
ならば凹凸をセンシティブに表現するのがいいバリウム
比較して精密は質的診断、深達度診断が必須
凹凸はもちろんですが、表面構造を細やかに描出できるのが望ましいということになりますよね
透視画像はバリウムの厚みが作り出す凹凸がすべてと考えるなら多種多様な製剤は不要

けれども、付着度の違いが作り出す白黒
これが質的診断に影響を及ぼしているなら
病変の組織型分類に応じた製剤選択ってものが存在するような気がします

少々のびらん、胃炎粘膜ってだけで付着を阻害されてしまうタイプのバリウムと
胃粘膜だろうと腸上皮だろうと食道扁平上皮だろうとベッタベタに付着するバリウムでは
いざ、微小早期胃がんに対して検出能に差を及ぼす可能性もあるのではないだろうか

すみません、マニアックですね


今日も一日頑張りましょう
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製剤も多種多様 (すきくぴ)
2009-03-31 21:00:45
こんばんは。コメント拝見しました。
製剤にもいろいろな種類がありますよね。
200W/V%のゾル製剤もあるのですね。知りませんでした。製剤についてはあまり知らないので。
住民検診では時間的な制約や、高齢者が多いため、体位変換をある程度はぶくことがあります。
住民検診では胃粘膜付着型バリウムの相性が良いように思います。
精密検査では、胃粘膜をきれいに描出すことが、範囲や大きさ、そして潰瘍の有無や瘢痕などを見極めていいくことが求められます。精密検査では、胃粘膜を細かく描出できるバリウムの相性が良い気がします。
おのおのにあったバリウムを採用することが大切かもしれませんね。

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