村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

けんべき

2019年01月28日 | Weblog
今朝、朝食に出された目刺しが、右の歯で噛めない・・・
洗顔の時にも、鼻の右脇あたりが抑えると痛いような気がした・・・

これは・・歯槽膿漏が悪化して奥の方まで進んでいるのではないか?と・・自己診断で心配になる

家内に話すと・・
「けんべき じゃあないの? 今まで楽していたのに、急に酒蔵で頑張るからよ・・」

「けんべき」 は 出雲地方の方言である、

慣れない仕事などで、身体を使った後で、歯痛や筋肉痛、肩の痛みなどを訴えた時に・・・

「けんべきじゃあないの・・」と言うのが慰めと大したことは無い・・との合図である・・・

幾ら慰められても、痛い目をするのは私である・・・
大事にならないうちにと、蔵の仕事が終わってから歯医者に行った・・・

「歯槽膿漏もだが、奥部には虫歯もあります・・」と言う事だった・・・

治療の後で、痛み止めと化膿止めの薬が出る・・・

薬が出ると言うことは・・・
「けんべき」では無かったということだ・・

今時の若者に「けんべき」と言っても通じないだろうが・・・
少々の体の不調は、「けんべき」と言う言葉で済ませていた昔の百姓の痛みを・・・
少しは察して欲しいものである。





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2 コメント

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Unknown (掛合の田舎っぺ)
2019-01-28 19:50:19
相変わらずの奥様との会話を楽しく拝読。失礼ながら、時には下手な漫才を聞くよりも面白いです。勿論、いつもかなり割引をして読んではいますが。
新刊求めました。「極上の孤独」(下重暁子著)と「わかれ」(瀬戸内寂聴著)未だ読んでおられませんでしたらお貸しします。歳を重ねるとどうしてもこの種のタイトルの本に関心が。老いを、一人の時間を如何に過ごすかは、とても大事なテーマだと思います。先頃の「長生きだけが生き甲斐ですか」(弘兼憲歴史著)も面白く読みました。
お借りしたい (水車番)
2019-01-30 16:42:36
掛合の田舎っぺさん
言葉では、一方的にやり込められる漫才は・・
どつき漫才に近いようです、

下重さんの「極上の孤独」は、話題になりましたが・・・読んでいません・・・
年寄りに、やたらと社会参加、人付き合いを奨励する風潮への反論?として興味はあります、お借りしたいと思います。
  

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