用水路の水口に向かう道沿いにウツギの花が咲いていた・・・
田舎では「早乙女花」と呼んでいた花である・・・
田植え時期に咲く花なので、早乙女に掛けたのだろう・・・
昔は、見渡せばどこにでも見られる花だったが・・・
今は、私の近くでは今咲いている一株だけである・・・
早乙女が居なくなってから早乙女花もほとんど見ることが無くなった・・
淡いピンクの花も見ることが出来なくなると思えば・・
早乙女が死語になった田舎の田植えと同様に寂しい・・・
郷愁をそそる早乙女花を一枝持ち帰って・・・夕餉の肴にしよう・・