小雨模様の寒い朝だが・・・隣家の田んぼは・・大型トラクターが入って今日は植代掻きである・・・
近頃はトラクターも大型になった・・・
数トンはある大型トラクターは、一反ばかりの面積の田んぼで見るとより大きく見える・・・
台車から降ろされて圃場に乗り入れ、植え代開始から20分ばかりで作業は終わった・・・
アッと言う間である・・・
これが政府の推奨するスマート農業だろう・・・
もう歩行型耕耘機での植え代掻きなど考えられないスピードである・・・
古老の話では・・
狭い耕地の中山間地域の田んぼに大型機械を入れると、田んぼの床が荒れて深くなり、ますます大型トラクターが必要になるそうだ・・最後には、床を締め直さなければならなくなり・・経費を考えると稲作を放棄するケースもあると言う・・・
一千万円近い大型農業機械の作業を見ていると・・
中山間地の稲作は・・どう転んでも先が思いやられる・・・