村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

わが家の名湯

2024年07月14日 | Weblog
「風呂の水見て・・・出が悪くなっているわ・・・」

妻の声を聞くと私の出番だ・・
わが家の風呂は、水道の入っている温水器の湯と昔からの水間歩からの水を混ぜて供給する仕組みになっている・・・

水間歩からの水は、濃し器を通しても長い間には細かい粒子が網にかかる・・
そんな時には、濃し器の網を洗い流して粒子を取り除くのが私の役目だ・・

わが家の水間歩のある山からは、昔は効能のある冷泉が湧き出ていて、冷泉を沸かした湯治宿まであったそうである・・・近辺には薬師如来のお堂もあったそうだ・・
今でも、「薬師さん」「潮」の地名が残っている・・・

私と家内が健康なのは・・効能の有る水間歩からの水の混じったお風呂に入っているからだと・・・信じている・・・

ひところ、田舎でも各町村ごとに温泉施設を作ることが流行った時代があった・・村おこし運動全盛時代である・・・

その頃は一家そろってお食事がてらに、数千メートルの地下からくみ上げた村おこし温泉?施設めぐりを楽しんでいたが・・・

何しろ、自噴ではないので、沸かし湯である、燃料費も掛かるので当然循環式の温泉施設である・・・
数ある温泉施設の中では温泉特有のレジオネラ菌やその他の細菌に汚染された施設がニュースで流れることが続いた・・

以来・・温泉を楽しむのは家での入浴が多くなった・・・
わが家の風呂は、効能の有る薬師湯の歴史もある・・
温泉湯に入りたければ・・ウエルネスの入浴剤売り場に行けば全国の名湯の入浴剤も売られている・・・今は、妻の好みのねっとり何とか湯と書かれた入浴剤を使っているらしい・・・

千メートルもくみ上げた循環ろ過方式の湯に・・・
しかも大勢の見知らぬ人の入った怪しげな湯舟に浸かるよりも・・・

わが家の夫婦貸し切風呂で・・お気に入りの全国の名湯や薬草湯を楽しむのが一番だ・・・

常会の泥落とし行事で、温泉施設に行ったときは夫婦ともにお風呂に入らなったので不思議がられたのには・・謝るしかない・・・

コメント
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