村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

マムシの猛毒

2017年08月06日 | Weblog
今までイノシシ被害とは無縁の、安全地帯にあった隣りの田んぼにイノシシが出没した・・・
出入りした場所を探して見ると・・・県道を横断して県道沿いの家屋の庭先をよぎり・・・
大川に掛かった歩道橋を通って田んぼに入っていた・・・

けもの道・・・処の話ではない、完全に人間の生活道路を悠々と往来している・・・

大川にかかる歩道橋を渡ったら・・いよいよ電牧線の張ってある内側に入り込まれる気配である・・・

電牧線は夜間だけ通電する仕組みだ・・・
夜間の通電が正常に機能しているどうかと・・・夜、テスターで確認に行った・・・

テスターを設置してからふと傍らを見ると・・・
蛇がうずくまっている・・・乾電池で照らすと・・・マムシだ・・・

山村で生きる農夫は、マムシを見たら即・・殺すのが鉄則である・・・
山村の農夫の掟は・・子供のころから教えられている・・・

マムシは、意外と同じところに生息していることが多い・・もし殺さなかったら後からの人が被害を受ける可能性があるために、農夫の鉄則になっている・・・

わたしも鉄則に従い、傍らにあった棒きれでマムシを滅多打ちにした・・
ようよう頭をつぶした頃には・・あたり一面化粧粉の匂いが満ちて来る・・・
マムシは、危険を察知したら肛門から独特の臭気を発するらしい・・昔の人は「白粉の匂い」と表現していた・・


マムシに取っては自衛のための猛毒なのだろうが・・
なまじに猛毒を持っているために、何もしないうちに殺されてしまうマムシは哀れである・・・

国際社会での軍備の抑止力もマムシの猛毒にあたるかもしれない・・・?
小国、北朝鮮の核などは、マムシの猛毒そのものに見える・・・
コメント
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