ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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休日の使い方

2007-11-12 | 育児
 完全学校週5日制になって10年以上の月日が流れてきた。土日の過ごし方についてもかなり受け皿が用意され充実してきたように思う。
 しかし、まだまだ、「子どもが何もせずに休日を過ごすことが多く困っている」という保護者が多い。そして、学校生活では味わえない体験や仲間作り、親子関係を充実させるための大切な時間であるにも関わらず、うまく時間を使えない子どもがいる。
 土日の過ごし方については、平日以上に保護者の影響が大きい。その保護者に対して学校週5日制の意義を伝えていくための学校教育の果たす役割は大きい。
 土日の過ごし方に配慮をしている保護者は、自分で土日の過ごし方についての情報を何らかの形で収集している。しかし配慮の少ない保護者は自ら情報を収集することは恐らくない。例えば、PTA行事、地域行事、各種団体や教育関係機関が行うイベントなど土日を充実させる活動を紹介する情報は学校を通じて家庭へ流すことができる。
 生きる力を育む場としての家庭や地域の生活を充実させないと学校への依存度が今後益々高くなってくるように思う。土日に塾へ子どもをやり、学校教育の補充に当てていれば安心している保護者もいることを考えると生きる力を育まなければならないはずなのに学力低下の問題のため影に隠されてしまいそうである。
 連携はするものの学校ですべきことは学校でし、家庭ですべきことは家庭でし、地域ですべきことは地域でするという構えは崩したくない。
 そのためにも家庭へ帰ってからの生活を充実させる家庭への働きかけを怠らないようにしたい。


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