ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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学習の自立

2012-01-23 | 育児
 私たちは、自覚しているか否かに関係なく、学び続けています。
これは、生きる上で必要な学びであり、よりよく生きたいと願う私たちの本性に根ざしたものです。
 そして、この学びは、親を真似ながら、学ぶ時期を経て、家族→学校→社会へと次第に世界が広がっていきます。そして、その中で様々な顔を作っていきます。
 親の前での顔、友達の前での顔、先生の前での顔、学校での顔・・・・様々な顔があります。
 私たち教師は、教師の前での子どもの顔を見ています。それは、子どものすべてではありません。
 
 中には、
「どんな顔にすると教師から認めてもらえるのだろう。」と教師の顔色を伺いながら生活している子もいます。

 特に、教師は学習の自立を目指しているため、子どもたちは、学習に向かう自分の顔を見られることに慣れてきます。

 このことは、教師が、子どもたちにどんな姿を要求しているのかがとても重要だということを意味しています。

 教師の都合のよい学びを身につけさせてきてはいないだろうか。
 子どもの自立につながるよい学びを身につけさせてきたのだろうか。

と自分の指導を振り返ることになります。

 3学期の今の時期は、どんな学びを身につけさせてきたのかを振り返るよい機会になります。
 具体的には、「自ら進んで学ぼうとしているのか、言われなければできない子どもにしていないか。」を見極めます。

そして、次の学年に子どもたちを送り出すために今の学びを修正したり、補強したりすることになります。

 授業中の学習への取り組み方から、家庭学習までを見つめ直すことになります。

例えば、
・授業の始まりは、自ら進んで学ぶ意欲に満ちているだろうか。
・授業に必要な物の準備は、事前にチェックしているだろうか。
・自ら進んで学ぶために必要な学び方を身につけているだろうか。
・わかる・できる学び方を身につけているだろうか。
・宿題だけをする子になっていないだろうか。
・教師から学びをする子になっているだろうか。
・仲間から学ぼうとする子になっているだろうか。
・学習課題に合った取り組みをしようとしているだろうか。
・質を高める発言をしようとしているだろうか。

 気になる姿があれば、その姿を生み出す教師の働きかけが必ずあると考え、自分の言動を振り返ってみます。
 そして、癖になっているようなことがあれば、その癖を時間をかけて修正することが必要になります。

 あっという間の3ヶ月です。

 欲張らず、1つでも修正できればよいという気持ちで取り組みます。

 学習の自立は、これから学び続ける子どもにとってとても大切なことです。様々な教師との出会いをする子どもたちです。
何を学んだかということ以上に大事にしなければなりません。

 子どもにどのような学びをさせているのだろうかと問い続けたいと思います。

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