ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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視野を広げる(質)

2017-02-10 | 育児
 視野を広げることがストレス緩和に役立つことを前回述べました。

 私たちは、広い視野から行動する人の姿を見たり、本を読んだり、話を聞いたり、修行したり、体験したり、真似たり、いろいろな努力をします。

 しかし、この努力は、現実の状況の中で行われる直接体験になるため、時間やお金がかかります。

 直接体験しか視野を広げることができないかと言えば、そうではありません。

 私たちには、脳という有能な助手がついてます。

 脳のはたらきをうまく利用して、自分の視野を広げることができます。

直接体験と比べると弱い体験にはなりますが、イメージを利用します。

 脳は、現実とイメージとを区別できないという性質が使えます。

 一つの行動を起こす前に自分の視野を広げるためのイメージトレーニングをします。

 例えば、何か行動を起こそうとした時、その行動についてニューロロジカルレベルを利用します。
(ニューロロジカルレベル:環境レベル→行動レベル→能力レベル→信念価値観レベル→アイデンティティレベルと意識レベルにはレベルがあり、高次のレベルは下位レベルに影響を与えます。 )

 床に A4用紙に環境、行動、能力、信念、アイデンティティと書いた5枚を順番に並べます。

まず初めに、行動の用紙の上に立ち、自分の起こそうとした行動を確認します。行動がはっきりとイメージできるように目を閉じて時間をかけます。行動を起こした時に何が見え、何が聞こえ、どんな感じになるのかを体験します。

 次に、能力の用紙の上に立ちます。そして、「この行動をするとどんな能力が身に付くのだろう。」と問いかけます。答えが見つかり、十分にその能力を味わいます。

 次に、信念の用紙の上に立ちます。そして、「この行動をし、能力を身につけたら、どんな信念・価値観をもって生きている自分になるのだろう。」と問いかけます。答えが見つかり、十分にその信念・価値観を味わいます。

 次に、アイデンティティの用紙の上に立ちます。そして、「この行動をし、能力と信念・価値観を持って生きている私はどんな人になっているのだろう。」と問いかけます。答えが見つかり、十分にそのアイデンティティを味わいます。

 次にアイデンティティの用紙の上から環境の用紙を見ます。
 そして、「このアイデンティティで生きている自分になるための環境は、今整っているのだろうか。」と問いかけます。

 もし、環境が整っていると感じれば、もう一度行動の用紙の上に立ち、行動を確認します。
 もし、環境が整っていないと感じれば、環境を整えるための行動は何かを行動の用紙の上で探します。

 ただ行動するあなたよりも、視野を広げて行動するあなたになっているはずです。一度試してみてはいかがでしょう。

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