ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

お子様の幸せを願って、メール、スカイプでの相談、面談を行っています。是非ご利用ください。

身に付くと気になる

2007-09-07 | 育児
 見えるものは見えるが、見えないものは見えない。
これは当たり前の事であるが、身に付いたかどうかを判断する上でとても重要なことのように思う。
例1 廊下を静かに歩くことが身に付いている子が体育館に入ったときに騒々しさを感じる。
(話ながら歩いて体育館に入る子は感じない。)
例2 さびの研究をした子どもが「先生。この真ちゅうの釘、さびているみたい。」と日常生活の中での発見を訴えてくる。
(研究していなければ、釘の変化に気づかないで見過ごす。)
例3 友だちの話を一生懸命に聞こうとしている子が無駄口をしている友だちに「静かにしてよ。」と声をかける。
(無駄口をしている子は、うるさいこととは感じていない。)
 身に付くと身に付いた視点でものが見えてくる。
 「ごみ拾いができる人にゴミを捨ている人はいない。」と言われるが、まさにこのことだ。
 教師として子どもたちに身につけさせたいことはたくさんある。指導したことを子どもが生活に生かしている姿を見つけたときは、やり甲斐を感じる一瞬である。


コメントを投稿