ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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子どもを取り巻く人々を見る

2015-12-01 | 育児
 将来を担う子どもたちを育てる教員は、世間の厳しい批判を真摯に受け止めながら、日々子どもたちの健全育成に努力してなくてはなりません。
 
 自分にとって無縁だと感じる批判であっても、実は、無縁でないこともあります。

 そう感じるのは、今の自分の立場から見ているからに他なりません。

 他人事であっても自分事にしながら、考えることが重要になります。

 これは、人権感覚でも大切にしなければならない重要な視点になります。

 学習について語るならば、学習者である子どもの立場になって考えることになります。

 保護者に子育てを語るならば、保護者の立場になって考えることになります。

 子どもの生き様を扱う時には、その子どものこれまで育ってきた過程を理解することになります。

 教える内容があり、評価することに慣れている教員は、自分の立場を主張することが多くなりがちです。

 しかし、実際に変化を求めるならば、相手を理解することがなければ、理解を促すことはできません。

 子どもを育てることが一番大切な事はわかっています。そのための保護者であり、同僚であり、地域の人です。

 これらの人々と一緒になって子どもを育てることになります。

 それぞれの立場でそれぞれが自分の思いを語ります。しかし、大切なのは目の前の子どもです。

 常に子どもの立場になって対応することが、子どもとズレなく支援することができます。

 「目の前の子どもにとって、大切(必要)なことなのか。どうか。」「目の前の子どもにとって、これは、役にたつのだろうか。」などという視点を大切にしながら、関わることができるのも、間をつなぐことのできるのも、子どものそばにいる教員だと思います。

 子どもを見つめ、子どものために一番よい姿を提供できるように、決して一人よがりにならず、視野を広げて、子どもを取り巻く人々を見ていきたいものです。

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