ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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挑戦

2009-10-07 | 育児
 学級にトラブルがあると、その問題解決のためにいろいろ手を打っているため、学級がよりよい方向に改善されていく。一人ひとりの子どももその問題解決の過程で様々なことを学び、成長していく。それは、遅々たる歩みであっても確実だ。しかし、スムーズに授業が進み始めると、この改善のための手立てを打つことが疎かになってしまう。
 「今、この学級では、何に挑戦しているのだろう?」・・・それが、目に見える学級には、活気がある。
 目に見えるというのは、教師のこだわりや子どもの声かけ、教室の掲示物などに現れてくる。
<例えば、時間を守ろう>
・教室内の見やすい場所に「時間を守ろう」の掲示がめあてとして掲げられている。
・教師が、時計を気にしたり、時間通りに始められるように態勢を整えたり、注意を促したりする。
・子ども同士で「早くしようよ。」「~さんが頑張っているよ。」などと声を掛け合う姿がある。
 教師と子どもたちが1つのことを目指して、みんなで一緒によりよい姿を目指そうとする姿勢が学級の雰囲気を作り出している。全員が一生懸命に授業に取り組んでいる学級であっても、この雰囲気を感じられない学級がある。今の姿が本当にベストなのだろうか。常に問い続けることで、挑戦する内容が見えてくる。常に成長し続ける自分でなければ、マンネリ化を生む。これが怖い。可能性が見えにくくなる。学級目標に向かって1年かけて作り上げたいクラスになっているだろうか。努力する点は本当にないだろうか、問い続けたい。このまま1年間を終えて、本当によいのだろうか。よりよい子どもの姿をもう一度見つめてみたい。