ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

お子様の幸せを願って、メール、スカイプでの相談、面談を行っています。是非ご利用ください。

いつもの自分が邪魔をする

2009-02-04 | 育児
 人間関係を改善したいと思ったとき、今度はこうなりたいなと思っていても、なかなか思うようにはなれない自分がある。いつもの自分が顔を出してしまう。スイッチが入るようにいつも同じところでつまずいてしまう。何故だろう?夢中になって動いている状態では、何が問題なのか見えない。
 そこで、その場を思い出し、一端自分から離れた所から関わりの様子を見てみる。自分の行動や言葉を思い出してみる。相手から何を言われたのか、何をされたのかを思い出してみる。
・相手の願いとこちらの願いのズレを感じる。
・相手の考えに乗れない自分が顔を出している。
・自分の主張を通している自分を見つける。
・相手への思い込みで見ている自分を見つける。
・具体的なことよりもその裏にある思いを探っている自分を見つける。
・言葉足らずで、誤解を招いているかもしれないと感じる。
・過去の関わりと重ねてみている自分を見つける。
 このままでは、関係の改善はできない。改善の可能性を探ってみる。
○相手がその考えに至るまでの経過を探ってみる。
○相手の思いの中によさを探ってみる。
○お互いの考えの共通点を探ってみる。
○よりよい考えを生み出す可能性を探ってみる。
○探った相手への思いを伝えて、本意を確かめる。
 冷静でいられるうちに整理してみる。そして、行動を起こす時にいつもの自分の顔が出ないようにイメージトレーニングをしてみる。「こう言ってきたら、こう答えよう。」「こうしてきたら、こうしよう。」「話がずれないように柱をしっかり伝えるように整理してみよう。」
 愛情をもって接すれば、必ず分かり合えるはずだ。そして、もっと深い所でつながりがもてる可能性を信じよう。お互いのために、そして、その影響を受けるすべての子どもたちのために。