ひよりの音楽自己満足

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15.6.13 UKY

2015-06-16 23:36:21 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2015.6.13 沼袋Sanctuary
<Progressive Rock FESTIVAL 『プログレの夕べin水無月(Triangle Power)』>
 かつて<Cinderella Search>や<AZOTH>で活躍され、UKやIQのカヴァーバンドでも活躍され、さらにヴァイオリンの教則本も発表されている女性ヴァイオリニスト<美ノ辺純子さん>。いつかライブを観に行きたいなって思っていました。そんな折に美ノ辺さんが参加するUKのカヴァーバンド<UKY>のライブが2014年5月にあって、その美しい音色にうっとりと聴き惚れて。もちろんバンドとしてもめっちゃかっこくて、また機会があればライブを観に行きたいなって思っていました。そんな折に今年も5月にライブがあるとの情報が。ところが自分はその日は別の用事が決まっていて、ライブを観に行けなくて超がっかり。ところが6月に沼袋で行われるトリオバンドのイベントに<UKY>が出演されると知って超ビックリ!これは何が何でも観に行かねば!と当日を楽しみにしていました。
 <UKY>、メンバーはヴァイオリン&キーボード&コーラスの美ノ辺さん(Jさん)、ベース&ヴォーカルの<皆自由太さん>、ドラムスの<Yorryさん>です。

 さて当日。2バンド出演のイベントで<UKY>はトリです。前バンドの演奏が終わって、ステージはセットチェンジの真っ最中。で、19時20分ころ、フロアーが暗くなって、SEからスペーシーなシンセサウンドがながれ、ステージの幕が開いて。ステージ向かって左にキーボード2段+2段セットとレスリー、そしてスケルトンのエレキヴァイオリンが。Jさん、白のキャミにフリフリのミニスカ&グレーブーツというめっちゃ可愛らしいスタイルでもう目が釘づけ!ヤバいっす。で、ステージ中央には1バス3タム+1ロートタムのドラムセット。そしてステージ右には白のプレシジョンベースを抱えた皆自由太さんが。足元にはペダルシンセが。さらに白のストラト&マーシャルも準備されていて。

 今回のライブ、前半はオリジナル曲で、後半がUKカヴァーとのことで。1曲目は「Soul To Soul 宇宙から来た僕」。ミドルテンポのオルガンのリズミカルなリフとグルーヴィなベースリフがながれ、一旦止まってからピアノのしっとりとした綺麗なリフと、メロウなベースラインからしっとりとしたヴォーカルがはいって、ドラマティックに展開していって、サビではJさんのコーラスもはいって、ヴォーカルが歌い上げて。その後ピアノの綺麗できらびやかなリズミカルリフからパワフルなドコドコドラムがはいって、アップテンポのシャッフルモードになってオルガンのテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポに戻ってキーボードの哀愁ただよう音色がゆったりとながれ、力強いヴォーカルがはいって、ピアノのしっとりとしたリフからヴォーカルがドラマティックに歌い上げて。ラストはしっとりと。

 「ありがとうございます。UKYです」って皆自由太さん。

 2曲目は「Initial J~Light In The Sands」。レッドライトのなか、サイレンの音が響き、ピアノとベースとドラムのフリーインプロバトルがスリリングに展開して。そしてライトが点滅するなか、キーボードのミステリアスなリフがリズミカルにながれ、ピアノリフとシンセリフが交互に弾かれ、シンセサウンドがのびやかに力強くながれて。その後ミドルテンポのパワフルなリズムにのってJさんがヴァイオリンを。リズミカルなリフからのびやかにミステリアスに奏で、そこからテクニカルなソロを。中盤ではバスドラとベースリフが響き、ブレイクからダイナミックなリフがのびやかにながれ、ブレイクから力強いヴォーカルがはいって、のびやかなヴァイオリンとともにドラマティックに歌い上げて。終盤ではグルーヴィにうねりまくるパワフルなベースリフにのってヴァイオリンがのびやかに力強く奏で、そこからテクニカルなソロを。ラストはダイナミックなブレイクからドラムが叩きまくって。「ありがとうございます」って皆自由太さん。

 3曲目は「内巻き Curl Inward」。ハイハットのカウントからダイナミックなリフがゆったりとながれ、シンセの鮮烈なサウンドが響き、ダイナミックなリフとオルガンのリズミカルなリフとドラムフィルからアップテンポのノリノリの変拍子リズムがはいって、オルガンのリズミカルなリフが明るく楽しくながれ、ズンズンリフから力強くのびやかなヴォーカルがはいって、歌い上げて。中盤ではダイナミックなリフと叩きまくりドラムフィルからミドルテンポでヴァイオリンのテクニカルなソロが。そして叩きまくりドラムからベースのテクニカルなソロが。終盤ではミドルテンポで、オルガンのリズミカルなリフからヴォーカルが力強くのびやかに歌い、ダイナミックなリフが。ラストはミドルテンポのグルーヴィなベースリフからシンセの鮮烈なサウンドがのびやかに響いて。

 ここで皆自由太さんがベースを置いてストラトを抱えて。そしてアンケートのお願いを。

 4曲目は「言い訳 Excuse」。シンセがゆったりとのびやかに奏で、ギターのコーラスサウンドが綺麗にながれ、しっとりとしたヴォーカルがはいって、シンバルロールからミドルテンポのパワフルなリズムがはいって、ヴォーカルがのびやかに歌い、キーボードのテクニカルなフィルが。その後キーボードのミステリアスでテクニカルなリフからドラムが叩きまくり、皆自由太さんがギターを置いてベースを抱え、グルーヴィなベースリフを。そこからシンセのエモーショナルなソロが。中盤ではライトが点滅するなか、オルガンのリズミカルなリフと叩きまくりドラムからモーグのテクニカルなソロが。その後オルガンがのびやかに奏で、叩きまくりドラムフィルからダイナミックなリフがのびやかに。終盤ではシンセの哀愁メロディがゆったりとながれ、ベースサウンドが響き、シンセとヴォーカルがしっとりと。「ありがとうございます」って皆自由太さん。

 「ここからUKカヴァーです」って。そしてJさんがアンケートのお願いを。「好きな曲に○を付けていただくと、今後の参考になりますので」って。

 5曲目。ハイハットのカウントからヴァイオリンがゆったりとのびやかにたおやかにほのぼのメロディを奏で、さらにディレイを効かせて幻想的に響かせ、続いてフィンガーピックでリフを弾き、弓でのびやかに奏でて。そしてミドルテンポのパワフルなドラムとうねりまくるグルーヴィなベースリフがはいって、シンセがのびやかに、リズミカルに、テクニカルに奏で、ピアノのリズミカルなリフからシンセがのびやかに奏でて。その後ダイナミックなリフからシンセがのびやかにドラマティックに奏で、ラストはゆったりとしっとりと。

 6曲目は「Presto Vivace~In The Dead Of Night(short version)」。ライトが点滅するなか、アップテンポのパワフルなドラムにのってキーボードのテクニカルなリフがスリリングにながれ、ダイナミックなリフからキーボードの華やかでリズミカルなリフが。そしてダイナミックなリフから叩きまくりドラムフィルがはいって、そこからパワフルでリズミカルなヴォーカルとキーボードリフが。サビではシンセとヴォーカルがゆったりとのびやかに。その後キーボードのテクニカルなリフと叩きまくりドラムフィルが交互にスリリングに。ラストはダイナミックなリフからシンセがうねりまくり、ドラムが叩きまくってFin。

 7曲目は「Caesar’s Palace Blues」。ヴァイオリンのパワフルでリズミカルなリフからアップテンポのノリノリシャッフルモードになって、明るく楽しいリズミカルなリフがはいって、そのままヴァイオリンのリズミカルなソロが。そしてハイハットのカウントからドラムが叩きまくり、ヴァイオリンとベースがのびやかに奏で、一旦止まってからヴァイオリンのフィーガーピックのリズミカルリフがはいって、ドラムの叩きまくりフィルからアップテンポのノリノリモードでうねりまくるベースリフにのってヴァイオリンのリズミカルなリフがはいって、ブレイクからリズミカルでパワフルなヴォーカルがはいって、サビではJさんのコーラスもはいって綺麗に。終盤ではアップテンポのノリノリモードでヴァイオリンのテクニカルなソロが。ラストはリズミカルなリフがスリリングに。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました。UKYでした」って皆自由太さん。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。

 「アンコールありがとうございます」って皆自由太さん。オーラス8曲目は「Night After Night」。ダイナミックなリフからテクニカルなリフがスリリングに展開し、ピアノのパワフルなリフから力強いズンズンリズムにのってのびやかなヴォーカルがはいって、歌い上げて。そしてキーボードのテクニカルなリフからピアノのリズミカルなリフがはいって、ヴォーカルがパワフルにリズミカルに歌い、オルガンとヴォーカルがユニゾンでリズミカルに、さらにヴォーカルが歌い上げて。終盤ではキーボードのテクニカルなリフからオルガンのテクニカルなソロが。ラストはオルガンのリズミカルなリフからヴォーカルがのびやかに歌って。

 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんはステージ前に並んで。さらに前バンドの<MARS>のメンバーの皆さんも皆自由太さんの呼びかけからステージに戻って、6人で並んでお辞儀を。もちろん大拍手!これにてライブ終了です。時計を見ると20時12分。約50分のとっても素敵なライブでした。
 うねりまくるグルーヴィなベース&力強いヴォーカル、華麗でテクニカルなキーボード&優雅で美しいヴァイオリン、そしてタイトでパワフルでしかも正確なドラミング、それらが絶妙なアンサンブルを構築してダイナミックにドラマティックに美しく聴かせてくれて、観応え聴き応えありましたね。またいつかライブがありましたら観に行きたいっす。オリジナル曲をもっと聴きこみたいっすね。