ひよりの音楽自己満足

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12.6.10 Electric Asturias

2012-06-14 08:48:25 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2012.6.10 下北沢CLUB251
“日本のMike Oldfield“と称えられる、マルチミュージシャンで作曲家の<大山曜さん>の音楽ユニット<Asturias>。2009年にロックユニット<Electric Asturias>を結成され、ライブ活動を重ね、昨年2011年9月にデビューアルバム「FRACTALS/フラクタルズ」を発表されました。そして今年2012年、まずは2月に伝説のプログレバンドUZのオープニングアクトを務め、3月にワンマンライブと活発に活動されています。そして6月10日に対バンライブの予定があるとのことで楽しみにしておりました。が、6/10は<KTG>のライブも組まれていて困ってしまいました。身内でかぶってしまうのはほんとカンベンしてほしいものです。まあそれでもエレアスのほうを観にいくことにしましたが。エレアスはこのあとはしばらくライブはせず、次のアルバムの準備にはいるそうなので、見逃せなくなりました。

 さて当日。日曜なので開場時間の18時に間に合うように家を出て、5分前に到着。そして受付を済ませてフロアーへ。今日はライブがかぶりまくりなのでお客さんが分散しちゃうだろうなぁ~なんて思って。それでも開演前になると立ち見客もいるくらいのまあまあの入りでしたね。

前バンドが終わって、ステージはお店のスタッフやメンバーの皆さんがあわただしくセットチェンジを。ステージは向かって左に川越さんのキーボードセットが、その隣やや後方に5弦のブラウンのソリッドボディのベースを抱えた大山さんが。そして隣に2タム1バスのドラムセットが。野球帽の田辺さんがシンバルの調整をしています。ステージ右にはレッドドラ目の綺麗なレスポールを抱えた平田さんが。フロント中央はもちろんテイさんです。テイさん、今日は白で黒のフリルのついたブラウスに黒のフリフリのミニスカ&黒ストで、髪には黒のコサージュが。テイさん、とっても可愛くてかっこいい♪

 20時48分ころ、大山さんがPAさんにOKサインを出して。すると客席が暗くなって、ステージがブルーライトに包まれ、ピアノのパワフルな音色が響いて。1曲目は「The Lancer」。田辺さんのカウントからミドルテンポでピアノリフをバックにヴァイオリンの伸びやかな音色がゆったりとながれ、太いベースサウンドが響き、そしてパワフルなドラムがはいってキーボードのリズミカルなリフにのってギターとヴァイオリンの伸びやかな音色が。ちょっとギターとヴァイオリンとキーボードが時折聴き取り辛くなりますね。それに音がゴチャっとしてるような。サウンドバランスがいまいちかも。中盤ではピアノのリズミカルなリフにのってヴァイオリンの伸びやかな音色が響き、ギターのテクニカルでスリリングなソロへ。その後、ヴァイオリンとギターの力強い音色が響き、ドラムが叩きまくって、ライトが点滅してスリリングに盛り上げ、ヴァイオリンとギターがユニゾンで、さらにギターのヘヴィリフにのってヴァイオリンが艶やかな音色を響かせ、ギターのテクニカルなソロが。終盤では一旦止まったあと、ピアノリフをバックにヴァイオリンの美しい音色が響いて。

 「どうもありがとうございます、Electric Asturiasです」って大山さんが挨拶を。対バンさんとは2006年にフランスで開催されたプログフェスで日本代表として一緒に出演されて以来だそうで。「そのときに“日本で今度一緒にやりましょう”って言って、6年たってやっと実現した」って。

 2曲目は前回披露された新曲で「Tangram Paradox」。ピアノのパワフルなリフにギターが加わり、ヴァイオリンもはいってスリリングなリフ、ギターとのテクニカルなユニゾン、ピアノリフにのってヴァイオリンの伸びやかなフレーズが。そしてダイナミックなバンドリフからミドルテンポのヴァイオリンのリフにギターがおっかけリフを、バンドリフにオルガンがフィルを入れ、ヴァイオリンの力強く伸びやかなフレーズを奏で、バンドのユニゾンリフが、とめまぐるしくパワフルにスリリングに展開していきます。その後ピアノのリズミカルなリフにのってヴァイオリンが伸びやかで美しい音色を響かせ、ダイナミックなバンドリフへ。中盤ではピアノリフからギターの音色がゆったりと響き、ヴァイオリンが艶やかな音色を奏で、オレンジライトのなか、パワフルでダイナミックなリフが。そしてバンドユニゾンのテクニカルなリフからヴァイオリンが力強い音色を響かせ、ドラムも叩きまくって、終盤ではパワフルなバンドリフ、ヴァイオリンの力強いフレーズからダイナミックなリフで盛り上がって、ドラムも叩きまくりでFin。めっちゃスリリングで凄い迫力でもう圧倒されちゃいました。今回もメモしきれなくて展開が正確に書けないっす。アルバムでじっくり聴きたいっす。

 続いて3曲目は「闇からの声」。シンセの幽玄なフレーズがゆったりとながれたあと、ベースのリズミカルなリフにのってキーボードのミステリアスなリフ、ヴァイオリンの伸びやかな音色がながれ、パワフルなドラムがはいって、レッドライトのなか、ギターとヴァイオリンが力強い音色を響かせて。そしてキーボードのテクニカルなリフからヴァイオリンの伸びやかで美しい音色が響いて。その後、ベースパワフルなリフからダイナミックなバンドリフ、そしてギターとヴァイオリンがエモーショナルなフレーズを奏でて。中盤ではパワフルなドラムにのってアグレッシブなギターソロ、エモーショナルなヴァイオリンソロが。このとき、トップシンバルがお辞儀してしまって、スタッフの方があわててステージに上がって直して。その後、ギターとヴァイオリンがユニゾンで美しいメロディをドラマティックに奏でて。終盤ではヴァイオリンが伸びやかに美しい音色を響かせ、ギターがハーモニクスサウンドを綺麗に響かせて。

 「ありがとうございます」って大山さん。ここ下北沢CLUB251は5年前、大山さんとテイさんが初めてお逢いした場所なのだそうで。そのヴァイオリンサウンドに惹かれて「唾つけておこうと思った」って爆笑!「引き続き末永く宜しくお願いします」って大山さん、テイさんに。テイさんも深くお辞儀をして爆笑!

 4曲目は「Phoenix」。ピアノのパワフルなリフからアップテンポのノリノリモードでダイナミックなリフがはいって、ダンサブルなリズムでヴァイオリンのエレガントでおしゃれな感じのリフが力強くながれ、ギターとハモって。その後ピアノのパワフルなリフ、ヴァイオリンの力強いリフからシンセの幽玄なサウンドが暗く響き、ヴァイオリンの艶やかな音色がゆったりとながれて。中盤ではキーボードのリズミカルなリフからギターのテクニカルなソロへ。それが徐々に盛り上がって、そしてダイナミックなバンドリフがスリリングに、そしてヴァイオリンのダンサブルでおしゃれなリフがながれて。

 続いて5曲目、ステージが薄暗いブルーライトに包まれて。まずはシンセサウンドが響くなか、ギターのミステリアスなアルペリフがゆったりとながれて。その後「迷いの森」へ。ヴァイオリンの哀愁ただよう美しい音色がロマンティックにゆったりとながれ、そしてハイハットのタンバリンとスネアのリズムがはいって、ヴァイオリンのうっとりするほど美しく艶やかな音色が。その後ギターが加わって伸びやかな音色を響かせ、ヴァイオリンと掛け合いのように。そこからギターのエモーショナルなソロが。終盤では再びステージがブルーライトに包まれ、ヴァイオリンのしっとりとした音色がベースやシンセの響くなか、ゆったりとながれて。

 「イントロでPINK FLOYDの“狂ったダイアモンド”をやってみました」って大山さん。平田さんが最近購入したコーラスのエフェクターがお気に入りで、リハですっと弾いていて、それがとても良かったそうで。「全曲カヴァーしようと思ったら最後にヴォーカルがはいったので“こりゃダメだ”ってことでイントロだけやることにしました」って。ここで平田さんが再び弾き始めますが、ヴォリュームが大きくて「すいません、もちょっと小さな音でお願いします」って大山さんが平田さんに。爆笑!平田さん、新しいエフェクターの効果でこの音が出るようになったようで、よほどお気に入りのようでずっと弾いてましたね。

 6曲目は「Double Helix」。アップテンポのオルガンのリズミカルなリフからはじまって、ダイナミックでスリリングなバンドリフが。変拍子のパワフルなリフやテクニカルなユニゾンリフも。そしてヴァイオリンとギターのパワフルなリフからミドルテンポでヴァイオリンが伸びやかな音色をゆったりと響かせ、ピアノのパワフルなリフをバックにヴァイオリンとギターがスリリングなリフをユニゾンで。その後パワフルなドラムと綺麗なピアノリフをバックにギターが伸びやかな音色を響かせ、そしてピアノリフからヴァイオリンが艶やかな音色を響かせて。中盤ではピアノリフとベースの力強いラインをバックにギターの伸びやかなフレーズがながれ、ヴァイオリンとハモって。そしてレッドライトのなか、スリリングなユニゾンリフからダイナミックに盛り上がって。終盤ではベースのテクニカルなリフからヴァイオリンが伸びやかな音色を響かせ、ユニゾンのスリリングなリフやダイナミックでリズミカルなリフで盛り上がって、そしてゆったりと雄大に。ラストはスリリングなバンドリフが。

 続いて7曲目は「アーガス最後の戦い」。ミドルテンポのパワフルなドラムからノリノリではじまって、シンセサウンドがゆったりと響き、ギターの軽快なカッティングリフからヴァイオリンとオルガンのおしゃれでリズミカルなリフが。そしてステージが明るく照らされるなか、ダイナミックなバンドリフからダンサブルでグルーヴィなリズムにのってヴァイオリンがおしゃれでエレガントなリフを。中盤ではゆったりとしたキーボードリフからモーグのエモーショナルなソロ、ヴァイオリンのテクニカルなソロ、ギターのテクニカルなソロと続き、キーボードリフにのってドラムのパワフルな叩きまくりソロが。そして再びモーグソロ、ヴァイオリンソロ、弾きまくりギターソロ&叩きまくりドラムと続いて盛り上がってダイナミックなバンドリフが。終盤ではダンサブルなリズムにのってヴァイオリンがおしゃれなリフをリズミカルに奏で、ラストは一旦止まったあと、ヴァイオリンとキーボードが静かにしっとりと奏でて。

 「ありがとうございます」「次が最後の曲です」って大山さん。ここでメンバー紹介です。「ギター、平田聡!」「ドラムス、田辺清高!」「ヴァイオリン、テイセナ!」「キーボード、川越好博!」「ベース、大山曜でした、ありがとうございました」ってメンバーおのおのに大きな拍手が。「ではここで“平田さんコーナー”」って大山さんは平田さんにMCを振って。「すいません、貴重な時間をありがとうございます」って平田さん。ここで7/22シルエレのstella lee jonesライブのインフォを。そして「ちょっと残念なお知らせが」って。先日よりtwitterやブログで発表されていましたが、7/22のライブを最後にテイさんがステラを脱退されるとの報告を。詳しいことはテイさんのブログに書かれていますね。「“やってらんない”って感じがあったと思いますが」って平田さん。テイさんは大きく首を横に振って“ちがうちがう”って爆笑!「これから個人的な目標を達成するために」とのことです。が「ステラが足かせにならないように」って平田さん。ここでもテイさんは大きく首を横に振って“ちがうちがう”って爆笑!「前向きに送り出してあげたいと思います」って。そして大山さんが「ここのところいろいろイベントやライブが続いて疲れちゃったんだよね」ってフォローを。そして7/28のアコアスワンマンライブのインフォを。

 本編最後となる8曲目は「時を支配する人々」。カウントからピアノとギターのしっとりとしたリフがはじまって、ヴァイオリンの哀愁ただようフレーズがゆったりとながれて。そしてパワフルなドラムがはいって、ブルーライトのなか、ヴァイオリンのしっとりとしたフレーズがながれ、ギターが加わって美しくハモって。その後ギターのリズミカルなリフからヴァイオリンのパワフルでテクニカルなソロが。中盤ではピアノとヴァイオリンのリズミカルなリフからピアノのパワフルでアグレッシブなソロ、ギターのテクニカルなソロと続き、ピアノとギターのソロの掛け合いが。その後ピアノのリズミカルなリフからダイナミックなバンドリフへ。そしてヴァイオリンとギターの伸びやかな音色が響き、テクニカルなユニゾンリフが。終盤ではピアノの力強いリフにのってヴァイオリンのしっとりとしたフレーズが伸びやかにながれて、ギターが加わって綺麗にハモって、そしてダイナミックなバンドリフが。ラストはゆったりとFin。

 曲が終わると大拍手!メンバーの皆さんは深々とお辞儀をして、拍手のなか、ステージを降りて楽屋へ。フロアーはもちろんアンコールを求める手拍子が鳴り響いています。すると程なくメンバーの皆さんがステージに戻って大拍手で迎えられます。
 「アンコールありがとうございます」って大山さん。「これから1stに負けないようなアルバムを作りたいと思います」「これからも末永く宜しくお願いします」って大拍手。

 オーラス9曲目は「Distance」。キーボードのテクニカルなリフからアップテンポでリズミカルにはじまって、ギターのヘヴィリフとともにダイナミックなバンドリフが。そしてヴァイオリンの瑞々しく力強いリフが躍動感たっぷりにながれ、キーボードのリズミカルなリフをバックにギターの伸びやかな音色が響いて。その後ベースリフをバックにヴァイオリンのゆったりと美しいフレーズがながれ、ギターがフィルを入れて、そしてギターとヴァイオリンが美しいハーモニーを奏でて盛り上がって。終盤ではキーボードのテクニカルなリフからギターの伸びやかなフレーズがながれ、一旦止まったあと、ヴァイオリンの力強い音色が雄大にながれ、パワフルなドラムのスリリングなリフがはいって、そしてゆったりとFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして大拍手のなか楽屋へ。すると客席が明るくなってライブ終了。時計を見ると21時54分。1時間強の素敵なライブでした。
 1曲目はちょっとギターとヴァイオリンが聴き辛い箇所があったり全体にごちゃっとしたサウンドバランスのように感じましたが、2曲目以降は改善されたようで十分に楽しめました。演奏はいつもよりもすごくパワフルで勢いや迫力を感じましたね。特に田辺さんのドラムが凄く印象に残っています。タイトでパワフルで躍動していましたね。それとヴァイオリンの音色も美しく艶やかに響いて素敵でした。全体的に緩急絶妙で、テクニカルでスリリングでめっちゃかっこよかったっす。しばらくライブ予定がないのは寂しいですが、2ndアルバムを心待ちしております。

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2 コメント

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Unknown (加藤)
2012-06-22 08:21:27
日よりさん、相変わらず聴きまくってますね~。Live会場で何度かお見かけしてるのでこの方がそうかなぁ~ってわかってきました(笑)
えと、たしかに1曲目は聞き取りづらかったです。砂被り?の左はじで聴いてるせいかなぁと思いましたがSE流れていたときに確かめたはずなのに!って。Mixrの調整具合だったようであとはバランスよく聴けました。テイセナさんのVioln.も入魂の演奏?でとても素晴らしかった!ビブラートもよく効いていて艶やかでした。ステラの脱退宣言は聞いていたものの残念ですがしょうがない。平田さんも残念がっていました。テイセナさんの素敵なお衣装はゴーベイヤで着ておられたお衣装のようですね。バッチリ決まってました。新曲同様に!Asturiasも7/28以降暫くステージがないのでちょっと寂しいですが、新譜や各人の活躍の便りを楽しみに待つというところでしょうか。
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ありがとうございます (ひより)
2012-06-22 23:20:31
 わぁ!加藤さん、いらっしゃいませ!
コメントを書いてくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいっす!
 はい、ライブ中にメモ書いてる変なおやぢがたぶん私です。好きなバンドが同じ方がいらっしゃるって嬉しいっす。
 お、やはり1曲目のサウンドバランスはイマイチでしたか。私の耳が悪いわけではなかったようでちょと安心です。それはともかくも演奏はほんと素晴らしかったですね。
 テイさんのステラ卒業は残念ですが、Asturiasは続行とのことでホッとしております。7/22のラストライブの7/28アコアスライブ、ほんと楽しみです。
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