ひよりの音楽自己満足

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12.3.31 Electric Asturias

2012-04-03 06:22:36 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2012.3.31 吉祥寺STAR PINE’S CAFE
<ワンマン・ライブ>
“日本のMike Oldfield“と称えられる、マルチミュージシャンで作曲家の<大山曜さん>の音楽ユニット<Asturias>。昨年2011年4月に<Acoustic Asturias>の2ndアルバム「LEGEND OF GOLD WIND」を発表され、9月には<Electric Asturias>のデビューアルバム「FRACTALS/フラクタルズ」を発表と、2枚も作品を発表され、ライブも活発に行われて、ファンにとって最高の年でした。しかもライブでは早くも次のアルバムを見据えたアンケートなどもあって、2012年もより一層の活躍が期待されます。そしてまずは2月に<Acoustic Asturias>の教会ライブ、続いて伝説のプログレバンドUZのオープニングアクトを務められて、快調な滑り出しです。自分はUZのライブには行かれなかったので、3月の<Electric Asturias>ワンマンライブを楽しみにしていました。
 <Electric Asturias>、メンバーは大山さんの他、ヴァイオリン奏者<テイ・セナさん>、ドラマー<田辺清高さん>、ギタリスト<平田聡さん>、そしてキーボード奏者<川越好博さん>の5人編成です。事前のtwiterやブログで前回予告されていた新曲をお披露目とのことで期待が高まります。

 さて当日。春の嵐とも言うべき強風が吹きまくり、午前中には電車が運転見合わせ続出。これはヤバいんじゃないかと会社で仕事しながら心配してましたが、夕方にはおさまってきてひと安心。大山さんをはじめメンバー・スタッフの皆様やファンの皆様の願いがかなったかな。
 開場18時半なので、仕事を定時で終えて速攻で吉祥寺へ。10分前にお店に着きましたが、すでに長い列が。でも整理番号が若いほうでしたので安心です。その後に入場がはじまって余裕で席をGETしてのんびりと開演を待ちます。
開演近くなるとほぼ満席の様子。同年代が多くて安心です。ステージは向かって左手前にキーボードセット。その後ろにベースアンプが。右後方に2タム1バスの白い胴のドラムセット、そして右手前がギター。中央はもちろんヴァイオリンのテイさんですね。それにしてもテイさんはいつも譜面ナシで演奏されているような。あれだけ複雑な楽曲群を暗譜されてるって凄いっす。

 19時5分ころ、フロアーの照明が次第に暗くなって、ステージは薄暗いブルーライトに包まれて。そしてまずは川越さんと大山さんが登場し機材チェック&チューニングを。続いて田辺さんがドラムセットに。そしてテイセナさんが登場するとここで大きな拍手が!最後に平田さんが登場し、トラ目の綺麗なレッドボディのレスポールを抱えて。大山さんはナチュラルボディの5弦ベースです。テイさんは黒の大きなフリルのトップスに黒のスリムなパンツすがたで、髪には黒のコサージュが。黒い妖精といった感じで、可愛さのなかに妖しさも秘めているような。楽器はもちろん黒のエレキヴァイオリンです。田辺さん、今日は帽子かぶってないですね。クールにキマってます。平田さんはグレーのジャケット&パンツでシブくキメて。

 そしてはじまった1曲目は「闇からの声」。シンセの幽玄なフレーズがゆったりとながれたあと、ギターが哀愁ただようメロディをゆったりと奏で、マレットによるシンバルロールが盛り上げて。そしてドラムのカウントからベースのリズミカルなリフにのってシンセのミステリアスなリフがながれ、パワフルなドラムがはいって、ギターとヴァイオリンが力強いリフを。ちょっとヴァイオリンの音が聴き取り辛いかな?そしてキーボードのリズミカルなリフからヴァイオリンの伸びやかで美しい音色が響いて。バスドラの音が腹に響くくらい強めですね。その後、ベースのパワフルなリフにのってギターがエモーショナルなフレーズを奏で、ヴァイオリンも加わって伸びやかに。中盤ではミドルテンポのダイナミックなバンドリフからエモーショナルかつテクニカルなギターソロ、続いて力強いベースラインとキーボードリフをバックに伸びやかなヴァイオリンソロが。ラストはヴァイオリンが美しい音色を響かせ、そしてゆったりとFin。ちょっとギターが音量大きめでヴァイオリンの音がかぶっているかのような?たまにヴァイオリンの音が聴き取り辛い場面がありましたね。私の席だけかな?私の耳が悪いのかな?

 「どうもこんばんは<Electric Asturias>です。非常に天候の悪いなか、大勢お越しくださってありがとうございます」って大山さん、挨拶を。大拍手です。「“吹けよ風、呼べよ嵐”といったなか、ようこそおいでくださいました」って。さすがプログレライブですね。「今日はいろいろ趣向を凝らしてお送りしますので、ごゆっくりお楽しみください」って。

 2曲目は「時を支配する人々」。ピアノとギターのゆったりとしたリフからはじまって、ヴァイオリンのメロウなフレーズが哀愁たっぷりにながれて。そしてパワフルなドラムがはいって、ヴァイオリンのしっとりとしたフレーズにギターが美しくハモって。その後ギターとベースのリズミカルなリフからギターのエモーショナルなソロ、ヴァイオリンのテクニカルなソロが。ここでもちょっとヴァイオリンの音が聴き取り辛い箇所が。中盤ではピアノとヴァイオリンのリズミカルなリフからピアノの綺麗でパワフルなソロ、ギターのエモーショナルソロと続き、ピアノとギターのテクニカルなソロの掛け合いが。その後ピアノのリズミカルなリフからダイナミックなバンドリフへ。そしてヴァイオリンとギターの伸びやかな音色が響き、キーボードとヴァイオリンのテクニカルなユニゾンリフが。終盤ではちょとリズムに違和感を感じましたが、ピアノの力強いリフにのってヴァイオリンのしっとりとしたフレーズが伸びやかにながれてダイナミックなバンドリフが。ラストはゆったりとFin。

 「最後、見失っちゃいましてすみません」って大山さん。ここで大山さんは先月のUZとのライブのときのお話を。“暗黒系”と称されるUZですが、当初はひょっとすると呪術系とかおどろおどろしいのではと思っていたそうですが、実際にメンバーの方々に会ってみると、とっても気さくな方々だったそうで。使っている音階が暗黒系というだけでクラシカルなチェンバーロックだったようですね。やっぱり観に行くべきだったかな。それとコラムを連載しているブログのお話も。

 3曲目は「Moon Dawn」。田辺さんのカウントからダイナミックなバンドリフがはいって、ギターのヘヴィなリフ、ヴァイオリンのリズミカルなリフから、明るいステージなか、ギターのメロウで伸びやかなフレーズがゆったりと雄大にながれて。そしてキーボードのリズミカルなリフからヴァイオリンが伸びやかに奏で、その後力強いベースラインをバックにヴァイオリンのエモーショナルなソロが。中盤ではギターのテクニカルなソロ、ヴァイオリンのテクニカルなソロが。その後キーボードとヴァイオリンのリズミカルなリフからギターがテーマリフを伸びやかに奏でて。終盤ではシンセサウンドが幻想的に響くなか、ヴァイオリンのしっとりと伸びやかで美しいメロディがながれ、パワフルなドラムからダイナミックなバンドリフがゆったりとながれて。ラストは変拍子のリズミカルなリフが。

 続いて4曲目は「Castle in the Mist」。ゆったりとしたピアノリフからミドルテンポではじまって、ヴァイオリンが力強くもメロウなフレーズを伸びやかに奏で、ドラムがパワフルに叩きまくって。そしてピアノリフをバックにヴァイオリンが力強く伸びやかに。一旦止まったあと、ピアノリフをバックにギターがメロウなフレーズを奏で、アップテンポで盛り上がって、ダイナミックなバンドリフへ。その後ピアノの瑞々しくも暗く冷たい感じのリズミカルなリフからパワフルなドラムとともにヴァイオリンがパワフルなリフ、そしてしっとりとした音色を響かせて、徐々にテンポダウンして。中盤ではしっとりとしたピアノソロが美しくながれ、ベースが加わって奥深いラインがピアノリフとともに響き、ヴァイオリンも加わって哀愁ただようフレーズを奏でて。そしてパワフルなドラムをバックにギターがエモーショナルなソロを。その後一旦とまってピアノのリズミカルなリフからパワフルなドラムとともにヴァイオリンがパワフルなリフ、そして伸びやかな音色を響かせ、ギターが力強く伸びやかな音色を奏でて。終盤ではピアノのリズミカルなリフから、バンドリフがはいって徐々にテンポダウンしてしっとりとFin。

 「大曲が多くて、次の曲が前半最後となります」って大山さん。ここで本日は不在ですが、6/3に行われる筒井さんプロデュースの演奏会の告知を。今日チケットが若干先行発売されるとの情報が事前にありましたが、間に合わなかったようでちと残念。クラシックの演奏家が筒井さんの曲を演奏されたり、アコアスや音楽絵ほんが1-2曲演奏されたりするそうで。こちらも楽しみです。

 前半最後となる5曲目は「Rogus」。シンセのしっとりとした音色が響き、ピアノのパワフルなリフがぶっといベースリフとユニゾンで。そしてギターがパワフルなリフを伸びやかに、ヴァイオリンが美しいメロディをたおやかに奏で、ピアノのリズミカルなリフをバックにギターが伸びやかな音色を、ヴァイオリンがしっとりとしたフレーズを奏でて。その後ピアノのリズミカルなリフからパワフルなリズムがズンズン響き、ギターのテクニカルなソロ、ヴァイオリンとギターのリズミカルなリフと伸びやかなフレーズがながれ、そしてピアノリフからヴァイオリンがパワフルなリフを。スリリングに展開します。一旦止まったあと、ピアノの哀愁ただようリフが、味わい深いベースラインとともにながれ、ギターがエモーショナルなフレーズをゆったりと奏でて。中盤ではピアノリフからギターとヴァイオリンが伸びやかな音色を響かせ、ダイナミックなバンドリフがはいって盛り上がって、リズミカルなベースリフをバックにギターがエモーショナルなフレーズを奏で、ヴァイオリンが加わって美しいハーモニーを奏でて。終盤ではギターとヴァイオリンのメロウなハーモニーがながれ、ピアノのパワフルなリフとぶっといベースリフがユニゾンで響き、ギターが力強いリフを伸びやかに。そしてヴァイオリンの艶やかで美しい音色が伸びやかにながれて。

 曲が終わると大拍手!メンバーの皆さんは立ち上がって深々とお辞儀を。そして拍手のなか楽屋へ。時計を見ると19時53分。50分強の前半でした。

 20時10分ころ、フロアーが暗くなってメンバーの皆さんがステージに戻ってきて大拍手!チューニングのあとはじまった後半最初となる6曲目は「聲無キ涙~Cyber Trancemission」。シンセサウンドがながれはじめ、ギターが伸びやかな音色を幻想的にゆったりと響かせ、低音を響かせるベースラインとピアノリフをバックにヴァイオリンの艶やかで美しい音色を響かせて。そしてパワフルなドラムからダイナミックなバンドリフがはいって、ヴァイオリンが伸びやかな音色をドラマティックに奏でて。その後ミドルテンポのダンサブルなリズムがはいっておしゃれでエレガントな感じのリフがながれ、ピアノの綺麗でテクニカルなソロが。中盤ではヴァイオリンとギターがハモって力強いフレーズを奏で、ダイナミックなバンドリフからヴァイオリンの美しい音色が伸びやかに。その後ピアノとギターのリフが綺麗にながれ、一旦止まったあと、ピアノリフをバックにヴァイオリンの美しい音色がしっとりとながれ、ダイナミックなバンドリフがはいってドラマティックに盛り上がって。終盤ではミドルテンポのダンサブルなリズムにのっておしゃれでエレガントなリフが。

 「次が本日のメインイベント」って大山さん。いよいよお待ちかねの新曲とのことで大拍手!リズムチェンジや変拍子や転調がいっぱいだそうで、曲のモチーフは1年前から出来上がっていたそうですが、これまでずっと改良を重ねられて本日のお披露目となったそうで。「新曲を披露するときにはいつも“上手くいったらお慰み、間違ったらごめんなさい”って言うんですけど、今回もそんな感じで」って。こちらもドキドキワクワク♪です。
 7曲目は新曲で「Tangram Paradox」。ピアノのパワフルなリフ、ギターリフ、叩きまくりドラムからダイナミックなユニゾンリフ、リズミカルなユニゾンリフが躍動感たっぷりに、そしてヴァイオリンの伸びやかなリフ、ギターのリズミカルなリフがスリリングに展開して。その後パワフルでリズミカルなバンドリフからミドルテンポでヴァイオリンが伸びやかに奏で、ステージが明るく照らされるなか、ベース・オルガン・ギターのパワフルなリフ、ヴァイオリンの力強いリフが明るく逞しく迫力たっぷりに迫ってきて。そしてアップテンポのピアノのリズミカルなリフ、バンドのスリリングなブレイクリフ、ギターのパワフルなリフからブレイクリフと展開して、ヴァイオリンの伸びやかで瑞々しい音色がながれ、ユニゾンリフからダイナミックなブレイクリフが。中盤ではピアノリフからヴァイオリンが美しいメロディをゆったりと奏で、ギターが加わり、ベースもはいって厚いサウンドになり、躍動感たっぷりのダイナミックなバンドリフが。そしてユニゾンのパワフルなバンドリフからミドルテンポでヴァイオリンの伸びやかな音色が響き、ギターとオルガンのリズミカルなリフからパワフルなバンドリフへ。終盤では一旦止まったあと、ピアノとギターのリズミカルなリフからヴァイオリンが力強い音色を響かせ、ラストはダイナミックなバンドリフでドラムが叩きまくってFin。展開が複雑でメモしきれなかったっす。

 「無事なんとかたどり着けましたね。よかった」って大山さん、大拍手です。「1回聴いただけじゃ複雑な曲の構造がわからないと思いますので、このあと何回かライブでやって次のアルバムに収録しますので」って。新曲を終えて「重荷が降りた」って。

 8曲目は「組曲フェイト(運命)」からまず「嘆きのフーガ」。パイプオルガンの重厚なサウンドが荘厳に響き、ギターとヴァイオリンがゆったりと伸びやかに切なく美しくハモって。そしてオルガンのリズミカルなリフからギターがクラシカルなフレーズをテクニカルに奏で、ヴァイオリンが加わってハモって、テクニカルなユニゾンをキメて。その後オルガン・ギター・ヴァイオリンがゆったりと哀愁ただようフレーズを奏でて。
 続いて「アーガス最後の戦い」。ステージがレッドライトに包まれ、アップテンポのパワフルなドラムから明るく楽しくリズミカルにダンサブルに。ギターのカッティングリフが軽快にながれ、ヴァイオリンとオルガンのパワフルでリズミカルなリフからダイナミックなリフが。そしてヴァイオリンのおしゃれな感じのリフから伸びやかなフレーズが奏でられて。その後オルガンのリズミカルなリフにヴァイオリンがハモってダイナミックなリフが。中盤ではしずかになってシンセサウンドが響き、リズミカルなリフからモーグのテクニカルなソロ、そしてヴァイオリンのリズミカルでエレガントなソロ、ギターのテクニカルなソロ、ドラムのパワフルな叩きまくりソロ、モーグのアグレッシブなソロと白熱のソロバトルが照明が点滅するなかスリリングに展開して。さらにベースのパワフルなリフをバックにヴァイオリンのテクニカルなソロ、そしてギターのアグレッシブなソロが。ドラムも叩きまくってダイナミックへ。終盤ではダンサブルなリフから明るく楽しい曲調でリズミカルに。そしてヴァイオリンの伸びやかなフレーズがながれ、徐々にゆったりと。
 続いて「The Lancer」。ピアノのゆったりと美しく、しかも力強いソロからはじまって、スティックのカウントからアップテンポのパワフルなリズムがはいって、ピアノリフをバックにヴァイオリンの伸びやかなフレーズがゆったりと美しくながれて。そしてキーボードのリズミカルなリフからギターのヘヴィなリフ、ヴァイオリンの伸びやかなフレーズが力強くながれて盛り上がって。中盤ではピアノのリズミカルなリフとヴァイオリンの伸びやかなフレーズからギターのエモーショナルなソロが。終盤ドラマティックに盛り上がったあと、一旦止まってそしてピアノとヴァイオリンの美しいリフがゆったりとながれてFin。

 「ありがとうございます。一気に16分ぐらいやりましたね」って大山さん。次が最後の曲とのことで、ここでメンバー紹介です。「ギター、平田聡!」「ドラムス、田辺清高!」「ヴァイオリン、テイセナ!」「キーボード、川越好博!」「ベース、大山曜でした、ありがとうございました」ってメンバーおのおのに大きな拍手が。そして告知コーナーですが大山さんが平田さんにMCを振って。「こんばんは、平田聡と申します」って大拍手!「じゃステラだけ」って、テイさんも参加するStella Lee Jonesの次のライブは7/22です。そして平田さんと田辺さんが参加するFLAT122のライブが4/14とのことで。ここで拍手が起こって、大山さん「FLATで拍手があって、ステラで拍手がないっていうのはちょっと・・・」って。するとあらためてステラに大きな拍手が。「いつかはエレアスを抜いて」って平田さん。すかさず「負けませんよ」って大山さん、爆笑!「エレアスとステラがライバル関係にあるようで」って大山さん。でも「仲良くやりましょうね」って。ちなみに次のエレアスのライブは6/10下北沢で対バンライブだそうです。そうそう、アコアスの1stが現在オークションで高騰しているそうですが、出版元と交渉して7月に再発されるそうで。そしてそれにあわせてライブも検討されているとか。

 本編最後となる9曲目はエレアスの代表曲「Double Helix」。アップテンポのオルガンのテクニカルなリフからはじまって、ステージがレッドライトに包まれ、ギターのヘヴィリフとともにダイナミックでスリリングなバンドリフから変拍子のパワフルなリフやテクニカルなユニゾンリフも。そしてヴァイオリンとギターのダンサブルなリフからミドルテンポでヴァイオリンが伸びやかな音色をゆったりと雄大に響かせ、ピアノのパワフルなリフをバックにヴァイオリンとギターがスリリングなユニゾンリフを。その後パワフルなドラムと綺麗なピアノリフをバックにギターソロが。そしてピアノとヴァイオリンのパワフルなリフからヴァイオリンの美しく瑞々しい音色がながれて。中盤ではピアノリフとベースの力強いラインをバックにギターの伸びやかなフレーズがながれ、ヴァイオリンとハモって。そしてスリリングなユニゾンリフからダイナミックに盛り上がって。終盤ではベースのテクニカルなリフからヴァイオリンが伸びやかな音色を響かせ、ユニゾンのスリリングなリフやダイナミックでリズミカルなリフで盛り上がって、ラストはゆったりと雄大に。

 曲が終わると大拍手!メンバーの皆さんは立ち上がって深々とお辞儀をして微笑みながら楽屋へ。もちろんフロアーはアンコールを求める手拍子が鳴り響いてます。するとほどなくメンバーの皆さんがステージに戻ってきて大拍手で迎えられます。「アンコールありがとうございます」って大山さん。そして「古い曲を1曲やろうと思うんですが」って。テイさんのリクエストだそうで、アコアスでたまに演奏される曲ですが、「テイさんが“エレアスでもやりましょうよ!”ってリハのたびにしつこく言ってくるので、しょうがなく」って大山さん、爆笑!
 「エレアスでやるとどうなるか」って大山さん。はじまったアンコール最初となる10曲目はなんと「流氷/Ryu-Hyo」。ピアノのたおやかなリフがほのぼのとした感じでながれ、ヴァイオリンがはいって美しい音色を響かせて。そしてヴァイオリン・ピアノのリズミカルなリフからギターの伸びやかで力強い音色がメロウに響き、ベースラインも味わい深くながれて。その後ヴァイオリンがギターとハモってダイナミックなリフへ。中盤ではピアノの美しいリフが流麗にながれ、ギターが情感たっぷりにエモーショナルなソロを弾き、ドラマティックに盛り上がって。ラストはピアノリフ・ギターリフがしっとりとながれて。
 曲が終わると大拍手!「ありがとうございます」って大山さん。でもまだ大拍手が鳴り止まず。あらためて「ありがとうございます」って大山さん。「平田さん、がんばった!」ってさらに大拍手が。ちなみに、2回前のリハで川越さんが体調を崩されて欠席されたときにこの曲を演奏されたそうですが「川越さんのピアノリフがないとただの情けないバラードになってしまった」って大山さん、爆笑!この間に平田さんは「流氷」のコードを爪弾いてました。

 「アンコール、もう1曲やらせていただきます」ってはじまったオーラス11曲目はおなじみの「Distance」。キーボードのテクニカルなリフからアップテンポでリズミカルにはじまって、ギターのヘヴィリフとともにダイナミックなバンドリフが。そしてヴァイオリンの瑞々しく力強いリフが躍動感たっぷりにながれ、キーボードのリズミカルなリフをバックにギターの伸びやかな音色が響いて。その後ベースリフをバックにヴァイオリンのゆったりと美しいフレーズがながれ、ギターがフィルを入れて、そしてギターとヴァイオリンが美しいハーモニーを奏でて盛り上がって。終盤ではキーボードのテクニカルなリフからギターの伸びやかなフレーズがながれ、一旦止まったあと、ヴァイオリンの力強くも艶やかなリフからダイナミックなバンドリフはいって、そしてゆったりとFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして大拍手のなか楽屋へ。するとすぐに客席が明るくなってライブ終了。時計を見ると21時10分過ぎ。ちょうど1時間の第2部で、トータル1時間50分の素敵なライブでした。
とってもドラマティックでダイナミックなサウンドをたっぷり楽しめました。新曲パワフルで迫力あってめっちゃかっくいいっす!これから完成度をあげていく課程が楽しみ♪のちにオフィシャルブログの大山さんのコメントを見たところ、新曲はGGを意識して作曲されたとのことでした。
 アンコール、まさかあの名曲「流氷」のエレアスバージョンが聴けるなんて!驚きました。テイさんのリクエストとのことで、てっきりヴァイオリン大フィーチャーかと思いきや、ギターメインでしたね。序盤はアコアスで聴きなれていたこともあってやや違和感を感じたものの、徐々にその厚く太く力強いサウンドに高揚していってめっちゃ感動!鳴り止まない拍手が全てを物語っていました。
サウンドバランス的に、ギターとベースとドラムはよく響いてましたが、キーボードとヴァイオリンが時折聴き取り辛くなったことがありました。ですが、どなたかがオフィシャルブログに“音が良かった”ってコメントされてましたから、私の席が悪かったのか、私の耳が悪いのかも。でもでも次回のライブもすっごい楽しみです。

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2 コメント

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Unknown (加藤)
2012-04-08 01:31:56
やっぱり、ひよりさんもいらしてましたね。多分この方がひよりさんというのもわかってきましたし・・・しょう。ところで、PAの関係でしょうねGt.とVioln.の音がかぶってVioln.の音が聞き取りづらい状況でした。(自分は2F?)普通ですと2F席は生音が聞こえてセパレーションがよいはずなんでしょうが・・・。今回は春の嵐ということで。アドリブなのか大山さんのスコアなのかCDとは間奏が違いましたね。新曲も大山流GGの解釈ということで・・・。とっても素敵な2時間はあっという間に過ぎてしまいました。
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ありがとうございます (ひより)
2012-04-08 07:31:39
 わぁ!加藤さん、いらっしゃいませ!
コメントを書いてくださってありがとうございます。めっちゃ嬉しいっす!
 はい、ライブ中にノリながらメモ取ってる変なおやぢがたぶん私です。よかったら声掛けてくださいませ。
 あ、加藤さんもやっぱりそうでしたか。ヴァイオリンの音がギターとかぶってましたよね。以前のライブのときはそんなことなかったんですが。ちと残念でした。
 アルバムバージョンと異なるライブならではのアドリブがはいるとちょっと得した気分になれます。もっともアルバムバージョンがお気に入りの方には逆かとは思いますが。
 私はGGはほとんど聴いていないものでよくわからなかったのですが、逆にGGを聴いてみたくなりました。もっともGGのあのジャケットがどうも苦手で・・・あはっ!
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