ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

minoke? taneshina

2011-03-06 15:07:49 | 21th J-プログレ
 “鳥”がモチーフ(?)となっているバンド<minoke?>。“鳥好き”がきっかけで出会った4人が、小鳥のための環境音楽を作成目的に2000年11月に結成した音楽グループ“とのことです。以前に2ndアルバムを紹介させていただき、そして機会あってライブも観れてその不思議なサウンドに魅了されちゃいました。で、先日<monoke?>も出演されたライブイベントを観に行ったんですけど”トリ“ということで時間的に無理だったために観れなかったんです。でも受付でこの1stアルバムが売っていたもので即購入です。
<monoke?>、メンバーはベース&スティックの<川口恭さん>、ドラムス&パーカッションの<高橋克典さん>、Saxの<嘉山剛生さん>、キーボードの<関戸邦彦さん>の4人のようです。
このアルバムは2003年に発表された5曲入りミニアルバム「taneshina/手品のたね」です。なんとも不可思議なタイトルですねぇ。ジャケットもとってもシンプルだし。よく見ると中央に小鳥が描かれています。
 アルバム1曲目は「Til_na_nog」。アコーディオンのようなピアニカのような音色のアップテンポのリフからはじまって、パーカッションのリズムとテクニカルなべースがはいって、そしてSaxの力強いフレーズがながれて。ファンキーな雰囲気もあり、日本の祭囃子っぽくもありの不思議な感覚ですね。中盤ではキーボードのテクニカルなソロと弾きまくりベースライン。その後ゆったりとしたリズムになって穏やかな感じになり、そして明るく爽やかな感じのリフがながれて。
 2曲目は「Turkiah David」。アップテンポの金属パーカッションと力強いピアノリフからはじまるも、ミドルテンポになってムーディなSaxの音色が響いて。そしてピアノとSaxのユニゾンリフから、ピアノのきれいなリフとSaxの伸びやかな音色が響いて。中盤まずエモーショナルなピアノソロ。しっとりはじまって徐々に力強くテクニカルに。バックではドラムも叩きまくってます。続いてはSaxソロ。ブルージーな感じではじまって、徐々にパワフルにテクニカルにアグレッシブに。終盤では静かになって神秘的な感じに。そしてSaxの深い音色が響き、アップテンポのピアノリフがはいってパワフルに盛り上がっていって。
 3曲目は「Atarimas」。パーカッションから静かにはじまって、ベースラインと哀愁ただようピアノリフがはいって、そしてSaxの音色がしっとりとながれて。その後ピアノリフが力強くなってパワフルな曲調に。中盤いきなりSaxのアグレッシブなソロが。続いてはピアノの爽やかなリフをバックにSaxの伸びやかな音色のソロがながれ、そして徐々にパワフルにダイナミックに盛り上がっていって、ラストはゆったりとFin。
 4曲目は「Tri-Band-Boom」。ピアノのリズミカルなリフからパーカッションもはいって明るく楽しくはじまって、そして深い音色のベースサウンドが響いて。その後SaxもはいってパワフルなユニゾンからSaxの伸びやかな音色のフレーズが。中盤にはピアノの爽やかなソロ、Saxとのユニゾンリフ、そしてSaxの伸びやかで爽やかなフレーズがながれて。その後リフをバックに男性の叫び声がながれ、そしてピアノのリズミカルでエモーショナルなソロが。終盤はリズミカルなユニゾンリフからSaxの伸びやかな音色が響いて、そしてテクニカルなユニゾンリフでFin。
 5曲目は「nagoya no Itoko」。ピアノとSaxのパワフルなリフからアップテンポでスリリングにはじまって、ピアノリフをバックのSaxの力強いフレーズが響き、そしてパワフルなベースをバックにピアノとSaxが交互に力強いフレーズを奏でて。中盤ではミドルテンポになってゆったりとしたリフをバックにSaxの力強いフレーズが鳴り響き、そしてテクニカルでリズミカルなピアノソロも。終盤はリズミカルなピアノリフとSaxの力強いフレーズで盛り上がって。
 自由に弾きまくるベースに叩きまくりのパーカッション、いいですねぇ。そのリズム隊をバックにしてSaxとキーボードがパワフルにテクニカルに飛び回っていて、それでいてアンサンブルがキマっていてとっても魅力的なサウンドに。またいつか機会があればライブ観に行きたいっす。