知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

またまたボランティアの方が来られました。

2010年07月18日 | Weblog
ここ数年、土曜日の余暇活動の時間に外部の団体さん(ボランティア団体)が来られて、利用者の方の前で、様々な取り組みをしていただいています。(約3ヶ月に1度程度ですが)


ほとんどが、地元の社会福祉協議会からの紹介なのですが、やはり団体さんにも限りがあり、主な方々は来ていただきましたが、どうしても似通った取り組みになってしまうため、出来れば少し違ったパターンを求める声も聞かれました。


そこで、今年度から隣町の社会福祉協議会さんにも声をかけ、新たな団体さんを紹介していただきました。



昨日の土曜日に来られ、楽しい取り組みをしていただきました。利用者の方も、今までとは違った雰囲気に、最初はとまどいも見せていましたが、徐々に慣れてくるに従い、一緒に楽しめるようになりました。


昔話を実際に役柄を演じながら見せてもらったり、また手品や昔懐かし「南京玉すだれ」や歌もありで、楽しい1時間を過ごしました。



終わった後は、ボランティア団体の方が利用者一人ひとりと握手して、別れを惜しむ様子も見られました。



施設には様々な年齢の方がいて、また障害の度合いも違っています。


みんなが楽しめる取り組みというのは非常に難しく、話が中心になっても意味が分からなかったり、子供の童謡ばかりでは、飽きてくる方もいます。


それでも、最近は多くの利用者の方が参加するようになり、特に重度の方も最後までしっかり見ていることも多くなりました。(慣れてきたのでしょうか・・?)



次は秋になると思いますが、今までとは違った団体の方を探していきたいと思います。一通りやっていただいた頃には、また最初の方に戻っても、面白いと思います。



今回のボランティア団体の方も、こうした知的障害者の方と接するのは初めてということで、最初は少々心配もされていましたが、やってみて非常に反応もよく、一緒に楽しめることが分かったのでしょう・・、最後には「また来るね」と言って帰られたことは、非常に印象がよかったのでしょう。こちら側も安心ですね。


これも知的障害者への理解の一旦でもありますね。
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