知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

地元の「市民福祉のつどい」に参加しました。

2017年10月15日 | Weblog
今日は生憎と、雨・・・。


地元の”総合施設” 兼 ”道の駅”にて、「市民福祉のつどい」が催され、うちの共同作業所も参加しました。


いわゆる福祉関係の年間の集まり的な催しで、地元の社会福祉協議会がメインとなって、市内の施設や作業所、また様々な団体が参加しています。福祉的な催しでは、先月に催されたフェスタに比べれば、規模が違いますね。




また、地元の総合施設を利用するため、天候に左右されないことや、設備面等での準備・片づけが(全面向こう持ちなので)、あくまでも物産展等への参加に主体をおけるところが、いい意味で集中出来ますね。



作業所のメンバーの方々も、日曜日に関わらず大勢が参加してくれました。(写真にはあまり写っていませんが・・・笑)





ただ、残念なのは、物産展にもかかわらず、うちの作業所で販売出来るものと言えば、前回のフェスタでも販売した「安納いも」だけです。(今回は、おまけに一緒に栽培していた似た種類の「紅はるか」という芋も販売しました。)


この時季、「安納いも」は、各スーパー等でも販売されています。


しかし、少しでも多く持ち帰ってもらおうと、やや安い価格で販売をしています(あまり儲けは考えていません)。



雨天にも関わらず、結構の方の来客があり、朝10時頃から始めた販売も、昼の1時には完売しました。ありがとうございます。




この「市民福祉のつどい」の開催意義は、市民の「助け合い」「支えあい」「つながりあい」「地域の輪」等あるようですが、あえて、各作業所や施設を前面に出すわけではないので、あくまでも参加・・・という体制ですが、様々な市民の方が興味を持って来客されるので、全くこういう業界を知らない方も、触れることが出来、また存在を知ることが出来るので、気楽に参加できる部分では、意味があると思います(先月のフェスタ等は、敷居が高く感じるので、一般の方は参加しにくいですね)。


それでも、やはり来られる方は、安い野菜や物品等を目当てにされている方が多いですね。


また社会福祉系の業界の方が多いので、知り合いにもたくさん出会いました。(あまり出会いたくはないのですが・・・)




入所支援施設に比べて、共同作業所系列は、外との繋がりも多いため、こういう機会が非常に大事ですね。(入所支援施設は、施設内での完結型になりやすいので、外とのつながりは薄いですね。特に施設長以下の管理職の意識が薄いと、特にその傾向が強いです。)




あくまでも「参加」という形だったためか、メンバーの方もただ”雰囲気を楽しんだ”感じがありました。(メンバーの中には、開催内容の中の「バザー」でたくさんの買い物をしている人がいました・・・毎年、楽しみなんだそうです。)

それも一つの参加体制なんでしょう。




今週は、この日の代休もないため、職員にとっては、厳しい1週間ですが、この時期は請負の仕事も多いため、また明日から張り切って取り組みたいと思います。
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