知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

お湯が出ません・・・

2010年06月16日 | Weblog
今年度の始めに、従来のボイラーからエコキュートの給湯システムに切り替えました。


確かに随分、お湯の出方もよくなり、利用者の方たちもお風呂が入りやすくなってきたようです。(従来のボイラーでは、施設全体をまかなうだけの容量が足りずに、男女同時に入浴すると・・・2箇所の浴室では、ときどきお湯の温度が急にぬるくなったりしたものです。)


また、ボイラーも炊きっぱなしのため、随分重油代も高かったようです。

エコキュートのおかげで、給湯に関してはよくなりました。



ところが、先日 あまりにパイプに圧力がかかりすぎたため、取替え工事を業者の方が行った結果、急にお湯が出なくなりました。大変です。


まず、一番に食事を作っていただいている給食業者さんから、「お湯が出ません」と連絡があり(ちょうどお昼ごはん前でした)、次にお風呂のお湯も出ないことが分かり、湯が出ないと浴槽に溜めることが出来ません。ということは、この日はお風呂が出来ないことになります。(シャワーの湯も出ない・・)



一応、お風呂は利用者の方の人数が多いこともあり、半分に分けて1日おきに入ってもらっています。(7月から9月にかけての夏季には、毎日全員入りますが)


休日体制のときをはずして、基本的に2日以上入浴日を空けないようにしているため、今日入らないと、3日入れないことになります。

これは大変!と、急遽 工事をした業者さんに連絡。


ところが、この日は休日で明後日にしか行けない・・・とのこと(なぜ!?)。



つまり、このままでは使えないことになります。


業者さんの話では、徐々に温度が上がってくるから、大丈夫だろう・・・とのこと。

でも、適正な温度(入浴出来る)になるまでには、数時間必要です。・・・一旦全部止めていたので、最初から沸かす必要があるからです。



今日のお風呂はどうしよう・・・・??


そう、幸いなことに、うちの施設には、もうひとつの棟(高齢者棟)があり、ここは新たに別棟で建てられたため、給湯システムは別なんです。もちろん、そこにも浴室があり、その日は急遽その棟の浴室を使用させてもらいました。


通常はめったに入らない(向こう側でも、同時に入浴することが多いので)浴室でしたが、利用者の方も大きな混乱もなく、新たな浴室の感覚で楽しんで入られたようです。


とりあえず、この日は乗り切れました(よかった)。



厨房の方は、なかなか温度も上がらず、また水圧も下がって、お皿の洗浄がうまくいかなかったようです。この日は、しかたなく低い温度での使用で、乗り切られたようでしたが・・



ところが・・・2日後に新たな問題が・・・


それは次回に。
コメント (2)
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