知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

夜勤勤務・・・、夜中は寒いです。

2009年11月08日 | Weblog
昨晩は夜勤勤務でした。


うちの施設では、男子の夜勤者は夜中の2時の見回りがあります。

施設が増設されて、全体を回るのは結構広くて時間がかかります。特に、夏場は問題なかったのですが、ここ数日寒さが感じられ、夜中の見回りの時間は特に寒いですね。


夜間は、利用者の方は意外に静かに寝ておられるので、こちらも静かに見回りしています。若い方はあまり見られませんが、高齢者の方は、夜間にトイレに行かれる方も多く、見回りの際に出会います。


時間的にも、人間以外の裏山の動物たちに出会うことも・・・。


本当にすぐそばまで鹿が出てきたりします。(懐中電灯を向けると、すぐに逃げていきますが・・)



数年前までは、夜間も寝られずに起きたり、うろうろする方もいましたが、生活リズムが出来、夜間は同室者の迷惑にもなり、出来るだけ寝られる状況を作ることにも努力し、最近では静かな夜間になっています。


夜勤が始まった頃は、さあーー夜中の(今まで見たことのない)状況が見られるかな?と思いましたが、そういうこともなく寝られている方が多いですね。


ただ、夜間に水道から水を飲んでおられる方(多飲です)、こだわって?自室以外へ行って寝られる方、早くから(夜中の1時2時)布団を片付け、もうすでに着替えを済ませている方、TVを点けてただ砂嵐を観られている方等・・・、最近は随分減りましたが、ときどき見られる状況ですね。



見回り時に、排便や排尿の失敗に出会ったときは、ちょっと大変ですが(仕事が増えます)、そういう危険がある(心配される)方は、事前にトイレ誘導するとか、紙パンツを利用するとかしています。


夜中は、そういう事件は本人自身にとっても嫌なことです。出来るだけ、夜はゆっくり休みたいですね。



夜勤、ある意味面白いです。(私は生活が夜型なので、あまり苦痛じゃあないからかも?)




コメント (2)
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