公園のベンチで汚ならしいじいさんが座っていた。ホームレスだろう…栄養失調からか年齢からか体が小さく髪もボサボサ。
そこでじいさんは何かボソボソと独り言を呟いてる。耳を澄ませて聴くと何か歌っているらしい。
その辺で遊んでる子供がじいさんの前にやって来た。
子供「おじちゃん何歌ってるの?」
じいさん「明日檜(あすなろ)、私の人生はまさしく明日檜…だから気に入ってるんだ」
しばらくすると母親だろうか、子供を連れて何処かへ去った。じいさんは寂しそうだ…
次の日もじいさんは公園にいた。ただ昨日と違うのは涙を流しながら丸くなって死んでいた事だ。
汚い灰色の服を着ていたせいか、その姿はまるで石ころの様だった。
そこでじいさんは何かボソボソと独り言を呟いてる。耳を澄ませて聴くと何か歌っているらしい。
その辺で遊んでる子供がじいさんの前にやって来た。
子供「おじちゃん何歌ってるの?」
じいさん「明日檜(あすなろ)、私の人生はまさしく明日檜…だから気に入ってるんだ」
しばらくすると母親だろうか、子供を連れて何処かへ去った。じいさんは寂しそうだ…
次の日もじいさんは公園にいた。ただ昨日と違うのは涙を流しながら丸くなって死んでいた事だ。
汚い灰色の服を着ていたせいか、その姿はまるで石ころの様だった。