意味がわかると怖い話２３７５ 「真夜中のヒッチハイク」

僕は
ヒッチハイクが嫌いだ｡
できるならしたく無い｡


僕は家庭環境の良くない家で育った｡
おかげで体は痣だらけさ‥

ニュースとか観てると､
ヒッチハイクした奴ら
の話をよく耳にする｡


絶対に嫌だ。



そう思ってきたけど､
もう限界だ!!

僕にはもう､
居場所が無いんだ‥



ヒッチハイクして､
このままどこまでも
旅をしよう!



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こうして僕は、
ヒッチハイクをした｡



いやぁ、
して良かったよ!


今は超幸せ。



あぁ､綺麗な夜空だ｡
星がきらきらと輝いている‥‥



あれ？
僕と同い年ぐらいの子が
乗ってきた｡


どうやらこの子も
ヒッチハイクして
乗ってきたらしい｡



｢やぁ｡君も一人？奇遇だね､僕も一人ぼっちなんだ‥｣




--じゃあ僕たち、
どこまでもどこまでも
一緒に行こうよ！--


--う､うん！
ありがとう｡--




僕たちの旅は､
まだ始まったばかりだ｡