奏「ねーぇー?」
私の声に応える彼の声。
ティーポットを左手、カップ2つを右手の指に引っ掛けた彼が、ほどなくしてやってきた。
★「何?」
奏「こんな日にお祭りなんてあったっけ?」
彼の部屋のカレンダーには、17日に『祭』と書かれていた。
★「うん、あるよ」
奏「へー、知らなかったぁ」
★「巡と行く気だよ」
奏「わーい♪デートだぁ☆」
*****
某月18日 0:00過ぎ。
速報ニュース。
「こちら現場です!遺体発見から間もないせいか、辺りには血の臭いが充満しています!なんでも遺体の周りは血の海と化し、凄惨極まりない…」
私の声に応える彼の声。
ティーポットを左手、カップ2つを右手の指に引っ掛けた彼が、ほどなくしてやってきた。
★「何?」
奏「こんな日にお祭りなんてあったっけ?」
彼の部屋のカレンダーには、17日に『祭』と書かれていた。
★「うん、あるよ」
奏「へー、知らなかったぁ」
★「巡と行く気だよ」
奏「わーい♪デートだぁ☆」
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某月18日 0:00過ぎ。
速報ニュース。
「こちら現場です!遺体発見から間もないせいか、辺りには血の臭いが充満しています!なんでも遺体の周りは血の海と化し、凄惨極まりない…」