中国が首脳会談中止の原因は前原外相が原因と言っていると言う報道があった。いい加減にして欲しいものだ。日本政府の対応はどうするのだろうか?前原外相は現在の菅政権で唯一と言っていいほど数少ない現実主義者である。彼を現在のセクションから外すようではこの内閣と言うよりは民主党は終わりである。それさえ理解できないのではないだろうか?
日本が中国の属国ではないことを日本国民に示す必要がある。そして隣国にも。これが毅然とした態度である。日本が中国から撤退(企業)したら中国は困らないと考えないのだろうか?日本と中国は未だ平和条約を締結していない。それも理解できないのだろうか?この政権は。現在この内閣でまともな前原外相を内閣からその地位から外すことは、民主党として国民の支持を今以上に大きく失うこととなるであろう。
左翼系の民主党議員が「前原ではムリだ」と言っているようだが、この方々の意見が通れば日本は中国の属国となるであろう。それ程「国を売りたいのか」。日本が先の戦争で負けたのはアメリカであり、その同盟国の中国にも負けたと言う形になっているだけだ。それも中華民国(台湾)であり中華人民共和国ではない。故にアメリカの属国と非難されることはある程度仕方がない。世界史上敗戦国が戦勝国と同等に行動するには、もう一度戦争して勝つか、戦勝国が自滅するか、最短で200年待つ(オランダの例)かしかない。日本は未だ60年しか経過していない。日本が戦争に負けたのは中国ではない。まして火事場泥棒のソ連でもない。アメリカだけに負けたのであり、ここを強調する必要がある。
このような国際社会では重要とされる要因をなぜ左翼系民主党の方は自ら放棄されるのか?「知らなかった」?まさか国会議員でありながらこの程度の知識では本当に心もとない。外務省から外交のイロハのレクチャーぐらい議員一年生は受けるべきだ。小沢氏は1年生議員だけ集めて何をしていたのか?金の問題よりこの外交等の基本的なレクチャーを行わなかったことが問題ではないのか。
中国の新聞が一斉に書きたてようだが、言論統制下にある中国の記事の信憑性にも多くの日本国民が疑念を持ち始めている。