社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

資本主義の曲がり角

2008-10-30 10:30:12 | 社会常識と教育
 共産主義が崩壊して早20余年、今度は資本主義が崩壊しました。やはり資本と言う人間の欲望を母体にした制度は問題があったのでしょう。マックスウェバーの言う夜警国家は、狭義の意味で終わったのです。ある程度管理資本主義でなければ人間の欲望をコントロールできないのでしょう。しかし歴史的にその管理者の欲望が世界を暗黒の時代にした歴史を我々は知っています。
 仮に現在までの欲望に任せる資本主義を「アメリカ式資本主義」と呼ぶならば、その尖兵たる竹中平蔵氏は、大きな不幸を国民に及ぼしたことになります。格差の拡大化、地方の衰退、マーケット任せの結果が、この有様です。
国会へ彼らの参考人招致を行うべきではないでしょうか。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神話や御伽噺の教え

2008-10-28 16:38:36 | 社会常識と教育
 株式が7000円の壁で右往左往しています。夏には14000円台だった日本の株式がです。今回は世界中が同様の状況で日本はまだましなようです。資本の逃げ場がありません。金へ逃げるとしても限界がありますし、金の埋蔵量が多い日本に有利なことを白人世界が認めることはありません。あまり誰も声に出したがりませんが、資本主義も限界を迎えたのかもしれません。これで80年前と同様に戦争による解決では、人間の英知もたかがしれています。ノアの大洪水クラスの災害が人間を襲うのかもしれません。人間が貪欲さだけを求め続けた時、神話や御伽噺では大きなしっぺ返しをこうむります。そういわれて心あたりがない方はいらっしゃらないのではないでしょうか。そのしっぺ返しが温暖化によるモノだとしても、新型インフルエンザによるモノとしても、人間は自らがその原因に大きく関係していることを認めようとはしません。数千年前となんら変わらないようです。変わるのは科学が発達した分その被害が地球規模と言うことです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福は一歩づつ不幸は団体さんで

2008-10-27 17:24:28 | 社会常識と教育
 株が下げとまりません。経済恐慌です。今後政府の対策が効果を表すまでのタイムラグを生き残らなければなりません。
 しかし不幸は団体さんで来るものです。鳥インフルエンザが非常に気になります。9/28の日経か朝日新聞で、厚労省が「国民が自分でマスクを25個/人用意しろ」と言う意味の記事を掲載しました。お役所が責任回避の予備行動を打ってきたと思われます。つまり「この冬のインフルエンザは普通ではない」ということでしょう。お役人の行動様式からの推測ですが、かなり新型=鳥インフルエンザは危険水域なのでしょう。それに対する準備をしなければなりません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水は戦略物質と化す。

2008-10-24 10:39:10 | 外交と防衛
 飲料水ビジネスが世界的に伸びています。その中枢の「逆浸透膜」は日本がダントツです。海水から真水をつくると言うことは、無尽蔵の「水」が飲料水として使用できることを示唆します。日本はこの技術以外にも「天然水」が豊富な国です。
 石油を輸入する時、タンカーのキッ水を下げるため、水を入れて産油地に行きます。これの水を有効活用してはいかがでしょうか。
水と石油との物々交換です。為替相場の影響も受けません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食料安全保障

2008-10-23 11:42:05 | 外交と防衛
 直接的な防衛だけではなく、食料や燃料なども戦略物質であることを最近のニュースを表面化してくれました。生きるには食料が絶対必要ですし、生活するには石油が必要です。これらの戦略物質の大半を海外に依存している日本は大いなる危機が迫っています。石油は98.8%が輸入、食糧は62%が輸入では、日本人の首根っこを押さえつけられたようなものです。石油は代替エネルギーの開発など先は見えませんが、食料は見えている問題です。
 米国のマネをするなら金融ではなく、食料の輸出です。低価格の食料を海外に輸出することで産業を維持してきました。日本は生産調整(減反)で産業を維持してきました。しかし、食料の絶対的な量が人口に対し減少することが明確化しています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食の安全

2008-10-21 19:40:46 | 外交と防衛
 「食の安全」が話題になっていますが、食の質いついての話題ばかりです。食の量についての話題が少ないことが気になります。WFPが2050年には食料の需要と供給が逆転すると発表しています。食料の絶対量が足りなくなるのです。
 また現在の日本は、食料生産を低く見ています。昔ながら生かさぬように殺さぬように搾り取れという態度です。蟹工船の時代よりはよいようですが、江戸時代の農民と変わらないようです。これでは農家や漁師の人口が増加しません。必然的に輸入に頼ることとなります。しかし、食料の供給量が人口より多い場合よいのですが、供給量が少なくなると輸入では採算が合わなくなくなります。
 そこで食料の増産といっても一度放棄した田畑を元道理することは簡単にいきません。時間がかかります。元道理作物が収穫できるのに5~10年かかるそうです。
 経済性だけで考えてきたツケを国民が払わなければならないようです。なぜって、それが民主政治だからです。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次期FX

2008-10-20 10:37:29 | 外交と防衛
 昨日百里基地の観閲式に行ってきました。麻生総理の人気はここではなかなかのものでした。
 百里基地で感じたことは、「時期FXはにF-22は採用されるのか」と言う話題を耳にしました。某関係者からの話としてEUがユーロファイターを日本に持ちかけているそうです。改造は日本の自由にしてよいとの条件で。
しかし、補給や装備の統一性を考えますと米軍の飛行機の方が有利と思えます。が、いかがなものでしょうか?
日本の機密保持が問題で米議会がいくら反対しても、日本が購入することを前提で配備されたF-22が、日本が購入しなければ米空軍でも単価が上昇し困るのではないでしょうか?
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国民の義務

2008-10-16 12:18:12 | 社会常識と教育
 恐慌の中、鳥インフルエンザの問題について先日述べさせていただきました。が、1929年の世界恐慌の時、日本は満州事変に、ドイツはヒットラーの台頭と、第二次世界大戦に進んでいきました。アメリカもニューデール政策が中途で頓挫しそうな状況でした。景気が上向いたと思い増税したためだといわれています。アメリカが戦争したかった理由の一因でもあるます。
 しかし、第三次世界大戦となるともはや人類滅亡の危機が想像できます。戦争をせずにこの恐慌を解決しなければなりません。政治家や官僚の無責任さに怒り、暴発したのが、日本では5.15や2.26として表面化します。マスコミも現在と同様に無責任だったためです。強硬路線をとるふが新聞がうれましたから。
 この辺りを良く注視し、国民が見ているということを政治家・官僚・マスコミにわからせる必要があります。その尖兵が労働組合だったのですが、いつの間にか左翼政党に取り込まれて、国家破綻の原因の一つに成り果てていました。反対意見の方も多いと思いますが、国鉄→JRとなり電電公社→NTTとなり、思いのほか好評な現実をどう無視できるのでしょうか。口先ではなく実績がが照明しています。
 今後国民はニュース等の情報を常にチェツクし、政治家・官僚・マスコミを注視しなければならないでしょう。ある意味これは民主主義政権の国民の根本的な義務です。

 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型インフルエンザのその後

2008-10-09 11:47:36 | 外交と防衛
 人類は現在世界恐慌の淵にいます。しかし、新型インフルエンザは人間界に関係なく侵攻しています。対策を打っていない国は、多くの命を失うことになります。
日本もその対策の甘さをWHOから指摘された国です。60万人の死者予測を「甘い」と批判されました。現在の日本でこの新型インフルエンザが流行した場合政府は適切な対応がとれるのでしょうか?大きな疑問が残ります。
そもそも日本は左翼系マスコミの影響か、「非常事態は無いもの」として長年行動してきました。非常事態を前提とすることは、自衛隊の存在意義とも重なりタブー視されてきました。結果、非常事態に対応し辛い状況にあります。
 日本はどうするのでしょうか?
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平和時の血の代償

2008-10-07 10:44:17 | 外交と防衛
 80年前のバブル崩壊後の世界が第二次世界大戦に突き進んで行くことになりました。しかし今回は核があるため、戦争もできません。10年前の日本の方法が良いのではないかと思われます。それでも日本の例を思いだしていただければよいと思いますが、結構きついものがあります。
 前回の場合、だれも責任を取らなかったことに国民は怒り心頭でした。今回は国民だけでなく官僚も血を流す必要があるのではないでしょうか。
 まずは、国家公務員法の改正で公務員にも責任があることを名文化する必要があります。成果主義を謳う必要があります。

 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする