(2012年1月8日発行)(次回1月15日予定)
「千両万両あり通し」という言葉をご存知でしょうか?
お金がたくさんいつもあるという意味です。花の中にも「千両」と「万両」と「あり通し(蟻通)」があり、どれも正月ごろには赤い実を付けており、言葉から正月の縁起ものとして飾られる慣わしがあるそうです。
母親によると、神鍋高原は高地のため、また雪が降るため、千両・万両が育ちにくいようです。
しかし、千両・万両があれば百両・十両・一両のあるようで、このうち十両が庭に生えています。
縁起ものということで、また花言葉もとっても良いので、今回は十両の写真にしました。
十両:藪柑子(やぶこうじ)のこと。
ヤブコウジ科
高さ約30cm
花言葉:明日の幸福
※「あり通し」は一両のことでもあるようです。
※母親は上記写真は「百両」(唐橘。カラタチバナ)と主張していますが、調査すると、むしろ「十両」に似ており、こちらで記載しています。どちらもヤブコウジ科になり、似ているのですが、「百両」は高さが約1mにもなるようです。
※赤い実の付く量の順番で、万、千、百、十の順番が決められたようです。(確かに、十両にはほとんど実が付いていない。)