躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

思い出

2007-06-19 22:15:38 | Weblog
ユスラ梅
(写真:とうちゃん)

ユスラ梅の実が終った。
小さな赤い実をつまんで食べる度に、子供の頃を思い出した。
大人も子供も、果実や木の実が熟れるのを楽しみにしていたし、
そのことでも季節を感じていた。
木苺、ユスラ梅、グミ、びわ、それからヤマモモ、サンタローザと季節が移った。

私が中学生だった時には、弟達は小学生だった。
ユスラ梅は、中間試験の頃熟れた。
それで、弟達より先に下校できるので、ユスラ梅を独り占めできるのが嬉しかった。
ところがある日、いつものようにユスラ梅のところに行くと、蛇が木に巻きついていた。
恐くて恨めしく赤い実を見ていたのを今でも覚えている。

グミは渋みがあるので、弟達は食べなかった。
今も、とうちゃんがあまり食べないので、競争相手はいない・・・はずだったのに、
鳥が毎年食べに来る。
今年は遅くなったけど、とうとう見つけられた。
昨日からは朝起きると赤い実はすっかりなくなっている。
熟れていないのは残して置いている。
競争相手は鳥なのだ。

ビワの思い出は多すぎて書ききれない。

ヤマモモは、期末試験の頃熟れるので、
午前中の試験が終ると、午後からは近所の祠や薬師堂に植えてある大きな
ヤマモモの木に登ってパクついていたっけ。
大人たちも、どこのヤマモモが美味しいかとか話して、採りに行っていた。

え~と・・・40年も前の話だ!おそろしや。