躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

どうでもよい1日のこと

2008-05-31 16:54:14 | Weblog
朝、佐野洋子的に目が覚めた。
(目が覚めたら飛び起きる人の気が知れない的な目覚め。)

なんか昨日よりは良い気分の目覚めだったけど、まだ6時だし、外は雨だし、とうちゃんも寝てるし、そうそう今日は土曜日だからサラリーマンの人たちにも後ろめたくないし・・・と、起きないよの理由が次々浮かんだので、目をつぶったらすぐに寝たらしい。
それから、また目が覚めると、とうちゃんは起きていていなかったけど、雨は相変わらず降っているし、このところしばらく寝床でぼけ~とする時間が少ないなあと思って、目をつぶっているような開けてるようないい加減な状態で、色々思い浮かぶことを思い浮かべて、嫌なことばっかり考えてるなあなんて思いながらも、そのままいた。

でも、嫌なことばかり思い浮かぶのもそろそろ飽きてきたので、そろりと起きて、寒いので、冬支度のような格好をして、昨夜のスープを温めて朝食。
とうちゃんが飲んだ紅茶の出がらしにお湯を入れて、うす~い紅茶を飲みながら新聞をなんとなく眺めて、気がついたら10時。
買い物に行こうかなあと思ったけど、今日の食材はなんとかあるし、無理に今日でなくても良いものばかりが思い浮かぶので、止めにした。

怠惰~にしているのに、
ホトトギスがけたたましくせっかちに鳴きつづけてうるさいこと。
なんか文句あるの!ないよね。君はただ恋の季節?
メールをチェックして、考え事をしていたら、なんだ、もうお昼。
それで、カレイのムニエルと黒豆の煮たのとお味噌汁で昼食。

午後は、手紙を2通書いた!!
手紙は自筆で良いけど、書き損じとかで便箋が何枚も無駄になる。
コクヨの1冊100何十円かの便箋に書いてよかった。
それから、忘れた漢字の多いこと。
辞書を引いて、面倒なのはひらがなで・・・加齢が言い訳に・・・ならないか。
まあまあ良い文章が書けた・・・多分。
封筒は可愛い花柄のそこそこ良いのがあってなんとか様になった。

それから、郵便受けから旅行会社のパンフレットを持ってきて、夏の南インドなんてすごいじゃん、何日腹痛で寝込むのだろう。
なら、キルギスのお花畑とか行きいたいなあなんて眺めて、
それから、PCを開けてこれを書いている。

怠惰~。
だって、寒いんだもん!と、言い訳できる日だ。
私、前世が変温動物だったのかと思うくらい(トカゲ?そんなに美しくはないな、蛇か?)、気温が低いと体が動かなくなる。
氷河期は絶対に生きられない、生きたくないので、もしそうなったら瞬間冷凍で死にたい。
でも、何万年後かに見つけられて博物館に『老婆』でずっとなんて嫌だな。
なんとかの美女っていうのなら良いけど、ありえん!

まあ次々と思い浮かぶものだ。
それでもって、どうでも良いことを次々書いたものだ。

これからとうちゃんはお出かけで、しばらくひとりの時間になる。
とうちゃんがいると見られない「オーラの泉」をぷち楽しみにしていたけど、今日はないみたい。
なので安心して(笑)長気功でもしようと思うのであります。

それにしてもまだ鳴き続けているホトトギス。
鳴きすぎちゃう?彼女に嫌われるよ。

動物たちの話

2008-05-28 20:56:12 | Weblog
とうちゃんが庭で重ねた古材を持とうとした時、
気がつかず、軍手をしていたけどヤマカガシ(毒蛇)を触った!らしい。
今年はへびをよく見かける。
シマヘビもはじめて見た。
見るからに縞蛇だった。
毒はないけど気が荒くて良く噛み付くとか。
もちろんアオダイショウも健在で、大蛇にも出会った。

今年は蛇が多いせいか、カエルがいない。
(多分ネズミもいなくなっているだろう。)
田んぼでは大合唱しているのに、庭ではほとんど見かけないのだ。
庭にカエルがいないお陰で蚊が多い気がする。

田んぼの一斉空中農薬散布を3年前から止めたので、
カエルが増えて、そのために餌(カエル)があるので蛇が増えたのかもしれないと思ったりしているが、
自然が戻っている途中なのか、バランスが崩れているのか。
どっちにしろ、たくさんの蚊に悩まされている。

午後、近所の農家のご主人がソラマメを持ってきてくれた。
うちのもまずまずの出来なのだけど、
まだ収穫していないので先に食べてよと言うことだ。

しばらく縁側で話したのだけど、今朝の蛇の話から他の動物の話になった。
隣の畑の人が落花生を播いたあと、本物のTシャツと帽子を棒に吊り下げてカカシを作っている。
私は畑に出るたびにどきっとするけど、
「あんなのもうカラスは見破っているよ。(カラスが私の畑の堆肥置き場に止まってカカシをじっと眺めていたいたことがあった)
カラスには釣り糸が一番。
見えそうで見えないのが足に絡まるのではないかと怖がるんだよ。
でも、他の馬鹿な鳥には効き目がない。馬鹿だから用心しなくてね。」(笑)
と、ご主人。

でもこの辺は鳥と時々ハクビシンやネズミくらいで済むけど、山の方にはもっと色々・・
「稲刈に行くと猪が稲の中で寝てたんだってさ。刈り取るのも大変だし、稲の穂も食われてるし、襲われると怖いよ。サルもいるからね。サルは穂をむしって食うさ。」
「鹿も出るでしょ。今日の新聞に、動物の被害から畑を守るために、金網を張りめぐらせて、人間が檻の中の状態で作物を作っている話が出てましたよ。」
「でも、サルはそれをよじ登って入ってくるからねえ。」
「そうか、天井までは金網で作れないですよね。」
「近頃は鉄砲で撃ってとって食うのが人がなくなったからなあ。房総じゃ熊がいないから天敵なしの猪はやりたい放題だ。」

ハクビシンはスイカに顔を突っ込んで、中身を食べてしまうそうで、
スイカ農家の人が収穫に行ったら、丸いまま外側(皮)だけになっていたのだそうだ。




ツタンカーメンのえんどう豆

2008-05-26 22:26:13 | Weblog
イチゴをざるに1杯採って、
えんどう豆(グリンピース)をバケツに1杯採って・・・ああ幸せ。

不調ながら、ツタンカーメンのえんどう豆も、たっぷりの豆ご飯を炊けるほど採れた。
ツタンカーメンのお墓から副葬品として出てきた豆を、発芽させて復活させたもの。
福島で田舎暮らしをしている友人が採った種(豆そのもの)を送ってくれた。
今年の収穫が2度目。
莢が濃い赤紫なので、とても目立って(目立つ所に植えたのもあるけど)、
今年は何人もの近所の人に、このえんどう豆は?と聞かれた。
それで、「ツタンカーメンのえんどう豆です。」と答えても、「へ?」て人がほとんどなので、
エジプトのツタンカーメン、黄金のマスクをつけたミイラがあったでしょ、あのお墓から出てきた何千年も前のえんどう豆で・・・・・と、
何度説明したことか。
お墓から出てきたえんどう豆(このえんどう豆の祖先の兄弟)を、カイロの博物館で見た話まではしなかったけど、
みんなが、「へ~!なんかすごい豆のようじゃ。」という顔が、楽しかった!
実際すごいと思う。
黄金のマスクよりも感動だった。

ところで、ツタンカーメンのえんどう豆の味なんだけど、
普通のえんどう豆よりも更に美味しい!
赤紫のさやの中の豆はグリーンだけど、
ご飯に混ぜて炊くと、ご飯がほんのり赤くなった。
ツタンカーメンの想い?なんてね。

そうか、ツタンカーメンは豆ご飯を食べなかっただろうなあ。
美味しい豆ご飯。
王様より贅沢な私。
福島の友人に感謝しながらお腹いっぱい食べました。


先輩

2008-05-25 21:38:07 | Weblog
室戸岬を回って、四国カルストの頂上まで行き、弟と実家で合流して石鎚山(四国で一番高い山)へ登った。
石鎚山付近はあけぼのつつじが丁度見頃だった。
まだ芽吹きが始ったばかりの山々のあちこち咲いていた。
葉が出る前に薄いピンクの花が咲くので、遠くからだと桜のように見えた。
お天気も良くてラッキー。

天辺に着いて更にもうひとつの頂上天狗岳に行くのだけど、
前回行ったので私はパス。
霧で見え隠れするとうちゃんと弟が登るのを見ていた。
天狗岳の絶壁の岩場を登っている人を遠くから見ると怖くてだめ。
3時間で登れる割には頂上が険しく危険なのだ。
落ちて亡くなった人の話も何回か聞いた。
鎖での岩場登りもある修験道の山だ。
今回で3度登って大満足。

登山口の駐車場まで降りてきていると、
反対側の黒岩山にたくさんのあけぼのつつじが見えた。
あっちの方がかなり楽チンで、あけぼのつつじがたくさんで綺麗だったろうなあと、
登山者の影を見ながら降りてきた。

3日後、独身の時の会社の先輩と会うことになった。
話していると、黒岩山にあけぼのつつじを見に行って来たと言うではないか。
しかも、私が石鎚山に登った日。
もしかしたら、あの人影は彼女だったかも。

35年ぶりに会ったその先輩が言った。
「良かった!全然変わってないね。」
親密さとか、内面的なことだ。
「人って変わらないのよね。頭や体が老化していくだけね。」
あはは、そうかもしれない。
生きていくテクニックや価値観を身に付けて(余計なことも)、
そして歳をとって老化とともに、またそれを手放していくことになるだけで、
本質的なところは変わらないのかもしれない。
先輩の言葉に妙に安心した。

さて、これからは母の大詰めの老化現象と向き合うことになる。
一番身近な先輩だ。
素の彼女とご対面するのだろう。

今日の夕方、愛しのえんどう豆を採っていると近所の農家の友人が来て、
ひとしきりおじいちゃんの呆けの話をしていった。
わ~、大変そう。




抜糸

2008-05-23 22:11:14 | Weblog
四国の濃厚な11日間。
昨日帰って来て、今日は午前中ダンス。
午後から、整形外科へ抜糸に行った。
ついでに、病院の近くの友人宅に寄った。
もう何ヶ月も会っていなくて、思わず初めてのハグ。
その友人が精神世界の本に最近はまっていると聞いて、
話が止まらない。(私の(笑))
そのうちに、もうひとり来客があって、その人も「見えない世界の話好きなんです~。そういう話する人がいなくって~」
と、いうことで、濃厚な日がまだ続いている。

抜糸のことなのだけど、
夫の実家は空家になっていて、庭の草刈用に新しい鎌を買った。
いつも畑で使っている鎌と形が違っていた。
使い勝手がイマイチかなと思いながら、
膝をついて2,3回ザクザク刈ったところで、ズボンの上から太ももところに真新しい刃先があたったのだ。
刃先の良く切れること!
雨が降り始めたので防水のズボンもはいて2重になっていたのに、
(まだまだプリプリの)私の太ももまで届いた!
急いでヨモギの葉を採って(実はヨモギを刈っていたのだ)揉んで汁を出し擦りつけた。
経験上これで大丈夫と思いながら見てみると、
皮膚と厚い皮下脂肪が切れて、切り口から中身(つまりお肉なんですけど)がしっかり見えているではないか。
傷の長さは1、5ミリほどで大したことはないし、
皮下脂肪のお陰で肉にはギリギリ達せず、血も大して出ないし、それほど痛みもない。
しかし、ぱっくり開いた厚みのある切り口から赤い肉。
自分の肉なのに気持が悪くて貧血を起こした。

横になっている間にとうちゃんが総合病院へ電話。
午後の時間外だったけど、「傷が深いんです。」
なんて、怖がって傷口を見てもいないくせに・・・
続いて「母が長く入院してまして、(この病院で癌で亡くなった)
私は小学生の時に入院してお世話になりました。」なんて、なんでこんな時に思い出話?
どうやら「初めてですか?」と質問されているみたいで。。。
それって私が初診かってことでしょ。。。。あ~、余計貧血。(笑)
とまあこんなことがあって、
救急扱い(歩いて)外科へまわしてもらって、1針縫ってお肉が見えないように塞いでもらったってわけで、
四国に着いたそうそうの出来事でした。

で、その抜糸は、四国を移動するので(私の実家に行ったあと帰って来た)「自分でしても良いですよ。ご主人にして貰ったら?」
なんて、さすが外科の先生。
こんなくらいで総合病院の救急か?と目が言っていた。
だけどとうちゃんに抜糸をしてもらう勇気(信頼関係?)があるはずもなく、抜糸の時期になり、帰って来てこちらで病院へ行ったのだ。
「え~!自分でと言われましたか!?」と、整形外科の先生でした。

少しのんびりしたいけど、畑は草だらけになっていて。。。あ~



初物

2008-05-10 20:32:55 | Weblog
初物のえんどう豆(グリンピース)のごはん。
しあわせ~!だけど、「!」が今年はひとつ。
去年より食欲がなくなったせい?
それとも幸せ感の変化?
なんて言いつつ、三膳も食べた。(笑)

いちごも熟れ始めた。
露地ものだと今頃からです。
露地もの(温室ではなく外の土の上で作る・・・当り前のつくりかた)は、
ほとんど市場に出ていなさそうだ。
つまり、ほとんどがビニールハウスで育てられているってわけで、
冬は暖房を使って育てられているだろう。
そこまでしてなぜ季節はずれのイチゴなの?

先日友人が、(ビニールハウスの中の)イチゴを採ったと言って、
イチゴ用ダンボール箱にどっさり持ってきてくれた。
今年はイチゴを買わないことにしていたので、これが初物になった。
畑のイチゴとは大違いで、申し訳ないけど食べて損したような気分だった。
これからの露地ものは味もエネルギーも濃い。
でも、これが当り前の季節の当り前のイチゴです。



2008-05-09 20:44:43 | Weblog
息子のお嫁さんは1泊して、昨日の夕飯を食べてから帰っていった。
車で駅まで送って行っている時、
「お母さんと最初会った時に、初めてって感じがしなかったんです。」
「あら、私もよ。」
深く追求はしたくないけど、(前世とかいうのは今のところ?だから)
何か縁だらけみたいな息子夫婦。
田舎の駅で思わず別れのハグなんかしてしまった嫁姑。
いろんなことが起こりそうな予感です。

そうそう彼女はもう何年もmaloさんと同じ駅の近くに住んでいるの。
知らないだけで、いろんな縁が張り巡らされているんだろなあ。





四葉

2008-05-06 21:02:39 | Weblog
久しぶりの青空。
本当に晴れの日が少ない春だった。

庭の楠の大木の葉は新旧交代が完了した。
春に古い葉が枯葉になって落ちるていくのと同時に新芽がどんどん出るのだ。
常緑だけど、春には全部の葉が見事に入れ替わるってことだ。
光を浴びた楠の若い緑を揺らす風の香り・・・やっと5月らしい気分になった。

今日は気功教室の日。
こんな連休に休まずするなんて、私達なんて熱心なんでしょう。(笑)
・・・・連休だからと言って特別な用がなかっただけのことなんだけどね。
15人のうち5人くらいは来てくれるかしら、なんて言っていたら、7人も。
ありがとう。
気持がいいから体育館の外の木陰での練功。
私はついでに裸足になってやってみた。
湧泉(足の裏のツボ)を大地につけなきゃ。
気持いい~。
終って目を開けると、目の前に四葉のクローバーがあったという人がいて、
みんなで四つ葉探し。
それぞれが見つけて、「幸せ~」と、みんなにこにこして帰って行った。

明日は息子のお嫁さんが遊びに来るから、そわそわ。
午後からはお掃除でした。