躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

高キビ

2016-07-31 20:13:23 | Weblog
昨日の、黒芋虫のくろちゃん。
余計なことをしたのかなあと気になっていて、
くろちゃんを置いたヤブカラシを見に行ったら、
葉っぱをムシャムシャ食べていて、
なんと一回り大きくなっていた。
ほっ!

今日は、高キビのハンバーグを作りました。

高キビは去年畑で収穫したものです。
買えば結構いいお値段だけど、
とても作りやすくて、
粒が大きいから脱穀も精米(にあたる作業)も簡単なので、
毎年植えています。
今年は2メートル越えて育っていて、
ほんと”高”キビです。

4月~6月ころまでに密集して種まきをして(稲の苗代みたいに)
15センチ前後になったら15センチ~20センチくらいの株間で植え代えています。
最初からそうしても良いと思いますが、
雑草との見分けがちょっと難しいかもです。

脱穀は機械などなくてもOK。
竹に長い(深い)割れ目を入れて、
割れ目の終わったところに、
適当に細い木の枝でも竹でもを差し込んだものが
私の手作り脱穀器で、
簡単なので毎年新しく作っています。

脱穀は、ビニールシートを敷いた上で、
両脚で竹の下側を挟んで固定しておきます。
高キビの穂の部分を向こう側にして、竹の割れ目に茎のところを上から差し込み挟うみます。
差し込んだら上側を(竹丸ごと)手でギュッと握っり、
茎を手前に引いてしごけば、高キビの粒が面白いように落ちていきます。

精米は殻ごと家庭用精米機にかけて、
殻がとれ、あずき色の玄米の状態を通り越し、少し薄い色、白いめになるまで精米して出来上がり。

ええと・・・・ハンバーグ!
高キビをしばらく(30分くらいかな?)水に浸してから煮て、
柔らかくなったものをひき肉と同じように料理に使います。
(噛める固さのツブツブ状態)
あとはハンバーグを作るのと同じで、
みじん切り玉ねぎを炒め、ニンニクをすりおろしたもの、
パン粉、塩コショウ、と
卵を混ぜる。
卵は多めに入れた方がハンバーグがちゃんと固まります。

ひき肉の代わりと思っていたけど、
ひき肉で作るよりこちらの方が美味しいですよ。

高キビ餃子もなかなか美味しいです。





今日は芋虫の話

2016-07-30 20:57:01 | Weblog
ニンジンの種を播く場所を作ろうと、
草刈をしていたら、
草の中にアゲハチョウの幼虫を発見!
黒くて黄色い点々があるよく見かける芋虫くん。

この芋虫はヤブカラシ(藪枯らし)の葉っぱが好き。
私の畑にも生えて困っている。
地下茎でどんどん広がっていくし、
地上部の勢いもよくて作物に覆いかぶさってしまう。

ヤブカラシという名がつくくらいだから、
春から取っても取ってもあちこちから出てきては、
木にでも取り付いてぐんぐん伸びる。
天辺まで行ってはびこるという上昇志向の激しいタイプ。
庭にも空き地の草むらにも生える厄介もの。

だけど、この黒い芋虫君の大好物なのです。
世の中上手くできているものです。(笑)

で、草の中で見つけた芋虫君も、ヤブカラシの葉を食べていた。
だけど、食べていたヤブカラシは私が刈り取ってしまっていたので、
すぐに萎れてしまう。
このままではちと可哀想だし、
また草刈の被害に合うかもしれないので、
家に連れて帰ることにした。

庭には、この黒芋虫君たちのためにと、
夫が1か所だけ木に巻き付いてはいるけれど、
残して伸ばしてあるヤブカラシの場所があるのです。
その上に置いたという、
ただそれだけの話です。

これからせっせと食べて成長し、鳥や蜂の餌食にならず、
時期が来れば安全な場所を見つけて蛹になり、
蛹の間を無事にすごし、無事にふ化して立派なアゲハチョウになる。
成功する確率ってどのくらいだろう。
それをすべてひとりでやっていくのだから、
凄い!!ね。


セミの脱皮

2016-07-29 21:23:35 | Weblog
夕方(といってもまだお日様ギラギラの)4時ごろ、
セミの殻に入った幼虫が物置の基礎のコンクリートをよじ登ろうとして落っこちたのを、
夫が発見した。
仰向けに倒れてバタバタしているのを起こしてやったのだそうだが、
よろよろと危なっかしく歩いているのを見て、ほっておけなくなったらしい。
木の棒にしがみつかせて、台所の側の榎のところに運んだら、
嬉しそうにずんずん登って行って枝の先の葉っぱにしがみついたと、
畑から戻った私に報告してくれたので、行ってみた。
「でもさ、夕方もっと遅い時間出てくるのが普通じゃないのかなあ。
 ちょっと早すぎる気がする」

5時から瞑想タイムにしようと思って、
その前にちょっと気になって見てみたら、
え~!!もう脱皮始めてる。
「まだこんなに明るいのに早すぎるよ。危ないよ」

でも、始まったら止められない。
小さなクリンと丸い可愛いお目め。
グリーンブルーのパステルカラーのお手てに見える、
実は折りたたまれた羽。
細い6本の足もちゃんと1本ずつ殻に入っていて、
順番に出てくる。
胴体の方も少しずつでてくるのだけど、
ゆらゆら揺れる小さな葉っぱにしがみついた殻と、
細い糸のようなもので繋がっていて、
落っこちないようになっている。
「脱皮ってどんな感じなんだろうね。服を脱ぐような感じかなあ」
「服を脱ぐってどういうこと?て言ってるよ」(笑)

ゆっくりと体全体が出てくると
それまで逆さまに殻にぶら下がるようになっていたのが、
身体を丸めて殻に足にひっかけ、殻におんぶされているような体勢になった。

それから、パステルカラーのお手てが羽の形に広がっていく。
白い胴体がぷっくら膨らんでいく。
ぎゅうぎゅう詰めの殻から出て背伸びするみたいに大きくなっていった。
こうしてセミの形になるまで1時間以上かかったと思う。
でもまだ羽は緑と白、身体は白くて、天使みたい。

瞑想タイムなしでずっと見ていた。
だって、日光の下でセミの脱皮を見られるなんて貴重だもの。
普通は暗くなってから。

神様がいるとは思っていないけど、
神様が考えたとしか思えない見事さ。
「凄いよね。不思議だよね」
「きっとアカシックレコードに記録されていて、
 それに繋がっているからなんだろうね」
「でも、もしそうでも、そのアカシックレコードは誰が書いたんだろうね」

もうそろそろ出来上がったかな?
と、今見たら、羽も身体も立派なセミの色になっていました。
でもまだ殻にのっかったまま。
この間約5時間。
明日は仲間と一緒に元気に鳴いてね。
お休み。

 

ヨモギ乳酸菌で家庭菜園

2016-07-28 21:32:44 | Weblog
震災後、飯山さんのブログ(てげてげ)でヨモギの乳酸菌の作り方を知って、
共存する光合成細菌に放射性物質を食べて貰おうというのが最初の狙いだった。
光合成細菌の多い朝まだ暗いうちに(日の出前後1時間くらいの間)ヨモギを摘むので、
早起きがちょっと大変だけど、結構楽しめる。

で、培養はどうってことなく成功して、拡大培養も板についてきたころ、
(たしか、2年前?)
生ごみを乳酸菌培養液に漬けこんで畑の堆肥にする方法が紹介された。
それまでは生ごみや畑の作物の残さを積み上げた上から乳酸菌培養液をかけておくことや、
液をそのまま畑に撒いてみたりはしていたけれど。

さて、この生ごみ乳酸菌液漬け発酵堆肥が、ばっちり!!で、
今年の畑の作物の勢いのいいこと!
うそこんなにと驚いてます。
乳酸菌が大活躍

ヨモギ乳酸菌拡大培養液は常時15Lくらいしか培養中&培養していないので、
毎日の生ごみをたっぷりの液に入れるにはとても足りない。
そこで、最初に液を少し入れ、米のとぎ汁や自家精米した時にでる糠をその都度、
生ごみと一緒にゴミバケツに入れている。
ゴミバケツの中で更に乳酸菌を増やすってわけ。
バケツが匂ってくるとヨモギ乳酸菌を足すと匂いは消える。
そんなことを繰り返して、30Lの蓋つきゴミバケツがいっぱいになったら、
畑に撒く。

飯山さんはゴミバケツの中でしばらく寝かせ、
それから畑に深い穴を掘って埋め、その上に作物を植えると書いてあったけれど、
そんな面倒なことはしたくないので、
土の上にそのまま撒いて、枯草や残さを上にかけておく。
こんないい加減さでも、あっという間に土がふかふかになりました。

簡単で生ごみ処理ができて、強力堆肥になって、
多分放射性物質も減っていくと思うので、ほんとバッチリ、バッチリです。
その上、乳酸菌・光合成細菌も畑の側ので、地元育ちだから畑の菌と共存しやすいし、
費用もほとんどかからない。
言うことなしですよ。

なんて書いても、やってみようなんて人はほとんどいないだろうから、
自己満足で書いてみました。
でも、奇特な人がいて、その気になったりしたらコメント欄で質問とかして下さい。

乳酸菌原液が減って来たので、
今年はなんとかしなくてはと思っていて、
ある朝、目が覚めたらまだ暗かったので、ヨモギ摘みができました。
ところが、その日がたまたま夏至で、
夏至の日の朝のヨモギってなんか凄い気がするでしょ
実はこれが一番書きたかったのでした。


ドリームタイム

2016-07-27 13:44:48 | Weblog

きみは夢見るようにうたう

その幼い唇から漏れる

覚えたての言葉と

あどけない旋律が

わたしを魔法にかける

この胸から溶けだしていく不思議なものはなんだろう


遠くから続いてきた

いのちたちの抱擁

きみから続く遠い未来の

いのちたちのささやき

やってきたばかりのきみには

まだ見えているのだろう


きみは夢見るように宙にうたう


そして

きみのドリームタイムが損なわれることがないよう

不思議なものが

きみをつつんでいくよ







ジェットコースター

2016-07-25 21:00:25 | Weblog
この2、3カ月はジェットコースターみたいでした。
嬉しいことも、悲しいことも、落ち込みも、プチ悟りもあり、
そして、愛車がレッカー車で運ばれるという結末です。
見通しバッチリ、車も人もいない広い農道で・・・
あ、結末ではなく、まだまだ続きます。
無常が真理なんだもん・・・なんちゃって







こわ~い話

2016-07-13 19:46:13 | Weblog
昨夜、トンボが家の中に入って来た。
どうしても出て行かないのでそのまま居させることにして寝た。
真夜中に目が冴えて寝られなくなり、
ネットでも見てようかと、居間でPCの前に座っていると、
突然、ガサッ!!
ドキッ!!
音のする方に目をやると、
あの脱皮をした大きな家蜘蛛(家の中にいて、巣を張らない)が、
トンボに食らいついていた。
という、こわ~い話。

(蜘蛛からすれば思わぬ御馳走にありつけた、めちゃラッキーな話

脱皮

2016-07-12 21:15:24 | Weblog
朝食の時、雨戸の縦枠にアブラゼミが止まっているのを発見!
ちいちいゼミ(本当の名前はなんているのだろう?)は鳴いているけれど、
アブラゼミの声はまだ聞いていないので、
今年の一番くんになりそうだ。
そのアブラゼミ君、脱皮してそれほど時間が経っていないらしく、
羽の縁取りが綺麗な緑色で、体全体がまだ色が薄かった。
羽を乾かしたり、体を膨らませてたりしている最中らしい。
なんて可愛いんだろう。

すぐ上には脱いだ皮、抜け殻が行儀よくしがみついたままになっていて、
両方を見比べると、大きさが随分とちがう。
押し込められていた体が限界まできて、
脱皮の時を迎えたのだろうね。
夫はカメラを持ち出して抜け殻と本体のツーショット。

その後、今度は風呂場で大きな家グモを発見!
こちらも近くに脱ぎ捨てた皮があった。
(細い長い足だってそのまま形)
こちらもツーショット。

やっぱり大きさが随分違っているので、
窮屈だったことだろう。
限界だったよね。

先日の蛇の抜け殻と言い、脱皮続き。

実は私も脱皮の途中

きっと日本も脱皮の途中

世界も地球も脱皮、脱皮

限界だものね

そんなことを思いながら庭の木の下を歩いていたら、
目の前を横切って、
あのアブラゼミくんが飛んだ。
脱皮完了


(うちでは)良い話

2016-07-05 21:03:38 | Weblog
今年はアオダイショウ(蛇)のおちびちゃんたちを家の敷地内でよく見かける。
アオダイショウがいると思うと、守ってくれているみたいで、なんかほっとするんだよね。

体長10センチくらいのミミズよりも細いおちびちゃん。
そんなおちびちゃんでも当然ながら舌があって、髪の毛の細さのをぺろぺろして可愛い。
卵から出てきたばかりなのか、近づいても逃げようとしないので心配になった。
こんなに小さくても、一人で社会(自然界)の荒波を乗り越えて行くんだね。

もう少し成長している30センチの蛇くんは、お隣との境界の草むらを草刈していたら出てきた。
ありゃりゃ。
お隣の奥さんは大の蛇嫌いで、うちの草むらから蛇が来ると思っているので、
疑われないようにと草を刈っていたのにね。
そうだったのか。
ご主人に頼んで退治して貰ったりするんだから、
うちの敷地から出ちゃダメよ。

お子さんたちは、どうも物置で生まれたらしい。
そして、庭のあちこちを探検しているらしくて、
しょっちゅう出会う。
今のところ可愛い~!と言ってられるからいいけど・・・・

今日は、槇の剪定をしていた夫が、
体長1,5メートルほどの蛇の抜け殻を発見!
まだ新しい抜け殻は綺麗だった。
けど、抜け殻とは言え、見た瞬間にはやっぱりぎょっとなった。

あの子たちの親ごさん?
あなたたちが居てくれるのは良い話。
でも大人にお会いするのはたま~にが良いです。(笑)