３月２４日

石巻の友人とやっと連絡がとれました。
良かった！！
テレビで見た石巻は中心部も滅茶苦茶だったから、
ダメだったのかもと思っていたのでした。

生きてさえいればなんとかなるよ。
「なんか足りないものがある？」と聞きながら、
私はなんてこと言っているのだろうと思った。
なにもかも足りないに決まっているのに。

「荷物を送るから」と電話を切って、
郵便局へ行って聞いたら、
東北の被災地域は局留めでしか送れなく、
石巻の郵便局は局留めもないという。
クロネコも営業所留めで、たった一箇所だけ可能だとか。
その営業所が彼女の住んでいるところからどのくらい離れているのか。

でも、とにかく彼女は津波の中で生きていた！！
今日は嬉しい日でした。

小鳥

雨の中でも、庭に小鳥が来て、赤い椿の花に止まって蜜を吸っていました。
放射能にビクビクしている私とは違って、
楽しそうに
美味しそうに。

木蓮の花が咲き始めました。
まだ梅の花が残っています。
このふたつの花を同時に見るのは初めてです。
花がいっぱいの春に向かっています。

最悪でもチェルノブイリのようにはならないようです。
北村正晴（東北大学教授）
http://news.livedoor.com/article/detail/5427365/

自分の被爆量を調べてみましょう。
武田邦彦（中部大学教授）
http://takedanet.com/2011/03/16_3882.html

癒し

予定通りダンスの日。
私たち以外に３人が参加で、計５名でした。
車で来る人が多いので、ガソリンの節約で参加できない人もいただろうと思います。
こんな時に踊るのもどうかと思ったけど、
こんな時だから踊らなきゃ。

参加者のひとりの方。
ご主人の親戚が津波にのまれ、学生時代の友人の何人かも犠牲になったという。
また、ご自分の親戚の人が問題の原子力発電所の近くの原発にお勤めで、
あれ以来職場で缶詰になったままだと心配をしている。

その方が、サークル活動の中止が多い中で、
今日のダンスが中止にならなくて嬉しかったと、
自転車で参加して下さった。
普通に生活することが今は癒しになっているのかもしれない。

日常

地震・原発漬けのテレビの世界から出ると、
お隣さんのリフォームの音。
放射能を含んだ雨が降る前にと、
ブロッコリーと菜の花の蕾を採りに畑へ行った。
ゴミだしをしていたもうひとつのお隣さんにあって、
短い立ち話。
放射能のことではなく、地震が怖かった話をして、
「がんばりましょうね」と別れた。
何気ない日常がとっても愛しい。
パンを発酵させて、今日も焼きたてを食べよう。

昨日はお味噌を作りました。
瓶の蓋をする時、
これが出来上がるのを見ることができるのかしら？と思ったけれど、
作れたことが幸せでした。

いつものアカハラ（鳥）が庭にやってきました。
梅、椿、クリスマスローズ、クロッカス、オオイヌノフグり、菜の花・・・
愛しい日常がまだ続いています。

ウランちゃん

夫がどこかのサイトで見たというのだけど、
ウランちゃんに話し掛け、爆発しないようお願いするのだそうです。
私もこれをやります。

地下で眠っていたのを、いきなり掘り起こされて、
働かされ、人間の役にたっていたのに、
今更悪者扱いされるなんてね。
ウランちゃんの気持を無視すると本当に怒り出しそう。

私の周りでは、関東を脱出している人が何人かいる。
友人が一緒に車で行こうと強く誘ってくれた。
弟からも四国に帰って来いと電話があった。
だけど、そうする気にはなれない。
娘ももう一人の弟も夫の子供達も東京とその近辺で働いている。
残して逃げることができない。

それから、今必死で原発を止めようとして、
命がけで作業してくれている人達のことも思った。

このところ祈ることなど忘れていたけれど、
今はそうしよう。
ウランちゃんお願いだから爆発しないでね。

墓穴

庭の梅の花が満開です。
今日は雨の中、その梅の木にメジロが集団でやってきました。

ぷち本気を出して、このところ毎日のようにパンを焼いています。
ついに昨晩はとうちゃんも絶賛するパンが焼けた！
もう買ったパンは食べられません。
と、手前味噌絶好調（笑）はよいけれど、
こうして、どんどんなんでも自分で作ることになって、どんどん忙しくなってしまうのが、
なんか墓穴を掘っているような・・・
時々、食のことに時間をとられる日々はいやだ～！と叫ぶ。（笑）
でも、パン作りは楽しい！
天然酵母の臭いもたまりません。
寒さがぶり返し、堂々とストーブが炊けるので、
心置きなくパンの日（火）です。
小さな声で＞もう少し寒い日が続いて欲しい。（笑）
さて、そろそろ発酵したかな。