躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

美容院

2007-08-29 20:47:17 | Weblog
夕方遅くになって、やっとこさ雨が降ってくれました。
畑も、虫も、鳥も、(私も)・・・何もかもが喜んでいることでしょう。
でも、涼しくなると名残惜しくなる夏です。

美容院に行きました!有機じゃなくて勇気!
8ヶ月ぶり。
今回の美容院は窓側に鏡があって、外を見ながらやってもらえるんだけど、
美容院の前の道路の向こうは畑で、
案山子(かかし)がこちらを向いて立っているんです。
その案山子はとても良くできていて、女性、農作業のおばさんの格好。
なんだか、じっと見ているみたいで・・・(当たり前か動けないもの)
困りました。
のどかだけどね(笑)。

それで思い出したのだけど、何年も前に行った別の美容室の話。
この辺にしてはおしゃれで、高級なイメージを出したがっているよう。
すっぴんの私なんかちょっと見下すような、お高い店長がいて、
すごく嫌だったんだけど、
カットの最中にツバメが入って来て飛び回り、大騒ぎになって可笑しかった。
ツバメを応援したりしてね。(笑)

今日は、ちょん切るだけの簡単なカットです。
お兄さんの腕はいい。
だけど話が始って・・・なんと保険の話なのです。
家財保険が一番役にたつけど、掛け金が高いとか。
このお店にはしっかり掛けておかないと、何かあったら借金だけが残るとか。
計算までして熱弁をふるう。
私は美容室に来てるんだよね。
で、思い出した!
4年前に来た時もそれが嫌だったんだわ。
ロングへヤーになった原因を思い出したのでした。




今はもう秋

2007-08-28 21:04:15 | Weblog
夕方の6時10分前に急に思いついて、皆既月食を海に見に行くことにした。
多分見えないよ、この雲じゃ。
でもまあ行ってみようか。
大勢集まってるかもね。
月の出は?
6時10分。
あらま、急がなくちゃ。

で、海に着いたら、だ~~~~~~~~~~~~~~れもいません。
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↑こんな風景。
そうだよね、こんなに厚い雲。

薄暗い中を、
千鳥だかシギだかの群れが砂浜を走っていた。
同じような足取りで(千鳥足)追っかけっこをしてみた。
それから、波の泡の精のつもりで踊ってみた。
月を呼ぶ踊りとかも(笑)。(空振り)
本当に海は気持いい。
もう秋の海・・・・


今はもう秋
誰もいない海
知らん顔して時は行過ぎても
私は忘れない
海に約束したから
辛くても辛くても
死にはしないと

40年近く前の歌です。
久しぶりに思い出した青春時代。
この空のように厚い雲に覆われたくら~い気持の青春時代。
でも、懐かしく思えるようになれて良かった。
人生の秋に。

*歌は(多分)トア・エ・モアのヒット曲です。





夏のある日のおはなしのつづき

2007-08-27 20:24:30 | Weblog
下に落とされても、カマキリはしっかりと蝉をかかえたままで、離しません。
蝉は羽をばたばた小刻みに震わせて、逃げようとしています。
おじいさんは思いました。
ここで蝉を放してやれば、カマキリは餌を失います。
自然のことは自然に任せた方が良いのだろうか。
でも、蝉は土の中から出て、たったの1週間かそこらの命です。
迷いましたが、蝉を助けてやりました。
幸いにも、まだ捕まったばかりで、蝉は大した怪我をしていなかったようです。
すぐに元気よく飛んで行きました。

そして、2、3日たった朝のこと。
おじいさんが縁側に出ようと戸をあけると、目の前に、一生を終えてひっくり返ったままの蝉がいました。
おじいさんは、助けたあの蝉が、命をまっとう出来たことを知らせたのだと思いました。

おしまい

ちょっと気になること

2007-08-26 19:51:50 | Weblog
『おたまがえる・・・ボク、蛙になったみたい?』
(写真:とうちゃん)

今年、我が家では蚊が異常に少ない。
いつもの年なら、外に出れば、蚊の一斉攻撃で、ズボンの上からでも刺してきた。
ウッドデッキで、ゆっくりくつろげるのは、真昼の僅かな時間だった。
家の中でも、安心できるのは、寝るときの蚊帳の中だけ。
ところが今年は、とうちゃんのぼうふら事件以外、蚊の総攻撃を受けたことはない。
夕方外に出ても刺されることもなく、先日2、3日は蚊帳もいらなかった。

そして、今朝気がついた。
いつの間にか、蜘蛛が激変している。
つい最近まで、居間の天井だけでも20匹くらいの蜘蛛がいたはず。
(つまり蜘蛛の巣だらけだったのです)
今は、僅か1匹だけ。
庭の木立の中も、蜘蛛の巣だらけだったはずなのに、すっかりなくなっている。
うそのように消えてしまった。

「蚊がいなくて、蜘蛛の餌がないからかなあ。」と、蜘蛛好きのとうちゃん。
まさかね。蚊だけが食料じゃないだろうし。
でも、カナブンも少ないなあ。
春から、蝶や蜂が少ないのも気になっていた。
そうそう、蛇もほとんど見かけない。
春先から気候が変だったからだろうか。

蝉時雨の声の大きさが愛しく感じます。


音楽の力

2007-08-25 22:12:12 | Weblog
昨日のハッピーダンスに参加してくださった方達の感想です。
すごくよく眠れて、今朝すっきり目が覚めた。
先月まで遅れ気味だった生理がちゃんと来た。
体重が1キロ減った。
血圧が下がった。
子供時代を思い出した。等
なかなか、手ごたえがあったようです。
感情が出てきて、泣いていた方もいました。
ただ、音楽をかけて自由に踊ったり、寝っころがったり、ヨガやストレッチをしたりしているだけなのです。
心と体を解放する音楽の力。
そうそう、私は、ふと思いついて、でんぐり返しとハイハイで、会場をぐるりと一周してみました~。

会場を借りたいがために、失礼ながら人数集めに参加をお願いした方達も、みごとにはまってしまわれたようで、次回を楽しみにして下さってます。
2週間後には4時間の予定で会場をとりました。



私にしては

2007-08-23 22:05:16 | Weblog
私にしては、ちょっくら忙しくしそうです。

気功の先生が何冊目か本を出されるので、とうちゃんがお手伝いを頼まれて、
そのまたとうちゃんの手伝いで入力してるんですけど、
私は、メールとこのブログぐらいしかしたことなくて、
右手と左手合わせて、3本の指だけでキーボード打っているのであります。
(せめて、4、5本にしたい。)
だから、まあ亀よりも遅いし、ソフトの使い方もろくに知らないので、
とうちゃんに後で迷惑かけそうなんですけど、
先生の原稿が、とても素晴らしいので、張り切っています。
*今日のチョンボ カーソルがなくなって出てこなくて慌てました~。

それから、気功の方も自発功のお陰で、気感がレベルアップできたので、
この際しばらく真面目に毎日やってみようではないかと・・・たっぷり1時間です。

おまけに、先生の以前の著書を読み始めたら、面白くて、
今は、于永昌著『老子解読』にはまりそう。
道(タオ)、天人合一か・・・気功をしているのに、今まで読んでなかったのです。
お尻ぺんぺん!

そして、今までの週に1回の気功の日とは別に、
週にもう1回、屋外で気功をする日を作ろうかという話もしています。

それから、畑も秋播きを始めなければなりませぬ~。
キャベツとブロッコリーは終って、
人参、大根、サニーレタス、白菜、春菊、小松菜、らっきょ、ニンニクetc・・・

近くの田んぼでは稲刈が始りました。
いよいよ秋です。




梨の木

2007-08-21 21:45:33 | Weblog
ツクツクボウシの声が増えてきました。
秋が近づいている証拠。
それから、稲刈をしている田んぼが1ヶ所。
夜になって、秋!というような涼しい風が強く吹いています。
虫の声も大きくなってきました。

庭の木立の中に梨の大木があって、
家の2階の屋根よりももっと高い。
多分、先先住者が植えた普通の梨の木がほったらかしにされて、
野生化したのだろう。

この梨の実はたくさんなるのだけど、
赤ちゃんから小さな子供の握りこぶし大。
手が届くところにはなくて、見上げる高い枝から落ちてくるのを待つ。
次々と、昼も夜も、ボトン、ボトンと音がする。
これに直撃食らうと痛いだろうけど、未だ経験はしていない。
落ちてくる梨は、すでに虫食いがほとんどで、そのままにして置くと、今度は土にいる虫が食ったり、
落ちた時の傷もあり、すぐに腐り始め、発酵状態になると、蛾が集まってくる。

毎日拾っているけど、まず無傷で見つけることはない。
傷みの少ないのを拾う。
その中で大きくて(といっても子供のこぶし大)熟れてそうなのは、食べてみる。
硬いし、猿になった気分にさせられる味だ。
いやいや、狩猟採集の時代に食べた思い出かな?
なので、拾ったのは大方、きれいな部分だけを切り取ると、5分の1くらいの量になって、
すりおろして、何も加えず煮詰めると、また量が減って、ちょっぴりのジャムの出来上がり。
味はやっぱり野性的。
でも、手を加えた分、やっと人間になった気分(笑)。

猿はいないけど、虫の食料を横取りしてる気がして、
切り取ったあとの部分や皮は、梨の木の下に捨てておく。

春には真っ白な花が桜のように咲いて綺麗なのだけど、
高く咲くのと、他の木があるのとで、真下にいかないと見えない。
田んぼの向こうの農道から自分の家の花を眺めることになる。
無用に近い梨の木なのだけど、とても堂々としています。







水やり

2007-08-20 21:04:33 | Weblog
夕方、遠くで雷の音がした。
夕立が来るかな?
それでも、あてにはならないと、畑でぐったりしているナスにだけ水やりに行った。

水やりは辛いんだよね。
畑の作物全部にやるには、私の体力がもたない。
ぐったりしているのを選んで、その子達にだけやろうと思うのだけど、
いざ水やりが始ると、一斉にみんなが水の音に耳を澄ませて、
「私にも」「私にも」と叫んでいるいるよう気がして。
それで、ついついあの子にもこの子にもとやっていると、
「今度は私ね。」と、すがっているような・・・
それで、ついつい、もう少し、もう少しとやっていると、
やらない子が、益々かわいそうになって・・・いじけてグレないかな、なんて。
とっても辛いけど、元気な作物には
「ごめんね、頑張ってね」と言うよりない。

それでも、水の入ったバケツを両手に下げて、
行ったり来たりを10回あまり。
1時間以上かかる。
私がぐったり。

それと、「水やりをすると、野菜が待つようになって、
毎日しなければならなくなるよ。」と、
農家の友人に言われているのだ。
でも、あまりにも可愛そうで、今年は2度した。
それで、今日はほんとに弱っているナスにだけと、心に決めて出た。

「降るといいね。」と、みんなに言って、
空を見上げて、雷雲に、「こっち、こっち。少しで良いから降って!」
でも、だめだった。
向こうの北の空にはモクモクと立ち上がっているのに~。

でもね、こんなカラカラ天気なのに、朝になると、ちゃんと葉っぱに露が降りているの。
だから、少しは安心している。


もう少し

2007-08-19 22:04:36 | Weblog
地震のお見舞いを下さった方がたどうもありがとう。
今日は揺れない一日でした。
でもなんとなく不気味さも・・・
こればっかりは防ぎようがない。
「地震、雷、火事、親父」とはよく言ったものね。
と、電話をかけてきてくれた弟に言ったら、即、
「今は、親父はないけどね。」と単身赴任の親父の苦笑い。

近所から葡萄(今回はピオーレ)が、今年もどっさり届いた。
自家用に作っているのを、
葡萄には目のない私に、毎年この時期になると2,3回持ってきてくれる。
新鮮なブドウ糖たっぷりです。(笑)

とうちゃんの係りのスイカは、毎日畑に行っては1個ずつとって食べている。
2人で食べきれるように小玉スイカを作っている。
あっさりした新鮮な味と、暑い日の水分補給が嬉しい。
日中にとってきて、冷やさずにそのまま食べると、汁が温かくて煮スイカ見たいよ。(笑)

ザクロもアケビの実も大きくなって来て、秋が近づいて来てる。
あともう少しの暑さですね。