躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

スイカ

2016-08-30 21:31:34 | Weblog
夫が作ったスイカが今年も食べごろ
超美味しいです。
種から育てたのと、今年は苗も買って来たので、2種類。
小玉と中玉です。

夫は空き地で、苗を植える場所だけ少し耕すけれど、
後はろくに草取りもしない、ろくに肥料もなし。
苗が小さいうちは雨が当たらないようにビニールの覆いをするくらいで、
あまり手間をかけている様子はないです。

蔓が伸びて行って、葉と草の中に赤ちゃんスイカを見つけると目印の竹の棒を立てて、
日々大きくなっていくのを見守ります。
見逃しているのが、草の中で大きくなって見つかることも。(あれ!こんなところにも
そんないい加減でもちゃんとできるのです!
1本から採れる個数は多分少ないのだとはおもうけれど。

ただ、一番の食べごろに採るのをイマイチマスターできなくて
時には熟しすぎて割れてしまったり、
切ってみるとまだ熟れてなかったりすることも。
でも、熟れてなくても、さっぱりとしたみずみずしさで美味しい。
売られているのと違って、自然な甘さで、変なにおいもなく、
皮の白い部分まで美味しく食べられるほどです。
ほんと、夫作のスイカは絶品なのです。

次々熟れるので、毎日スイカをたらふく食べています。
家庭菜園の醍醐味です。


田舎暮らしの落とし穴(4)

2016-08-28 20:50:24 | Weblog
myアルトがやっと退院してきました。
代車が普通車だったので、やっぱり軽がいいわ~と、
乗りまわっています。(危ないなあ)

田舎暮らしには車が必需品。
で、しばらくして気が付いたら運動不足になっていました。
畑仕事してるからと思っていたけど、
畑仕事は始終歩きまわているわけではないし、そんなに広くもない畑ですから、
上半身は使っていますが、大して歩いていないのです。

外出はほとんどが車です。
農家の人たちでも農作業の機械化で、
歩き不足を感じるらしく、心がけてウォーキングされている方たちもいます。

なので、電車に乗る都会の人の方がはるかによく歩いています。
駅まで歩いて、階段の昇り降り、電車で立っていたりと、足腰鍛えてられています。
買い物も徒歩や自転車で、買い物袋を下げて歩けば良い運動量になってますよね。

ということで、田舎暮らしの落とし穴が車社会でした。
車に乗れないとどこにも行けないと言ってもいいくらいです。
自転車で行くのは、雨や風やカンカン照りの日、
体調の悪いときなどはとても大変です。
お店も病院も駅も銀行もなんでも遠いですから。

年をとってくると体力もなくなるし、足腰も弱ってくれば、益々車が有難くなります。
が、年をとってくると運転が怪しくなってきます。
でも、運転の好き嫌いも上手下手も言ってられないから、
お年寄りの運転手が多くて、
ええ!?というような運転の車によく出遭います。
て、私もなんですが。(笑)

この先、頭もボケてきて(もっと)、
目も悪くなって、運転できなくなったらどうなるのだろうかと、ぷち心配です。
いちいちタクシーってわけにもいかないし。。。。
でも、実際に大きなスーパーにタクシーで来ているお年寄りもいます。
宅配があっても、やはり出かけて買いものをしたいですよね。
仲の良い友達とお茶のみすらままならなくなるってことなんです。

これって、若いころには想像できなかったのですよね。




8月24日

2016-08-24 20:28:16 | Weblog
朝、久しぶりのお日様が元気で眩しくて嬉しかった。

ほんと、この夏は日照時間少なくて、
異様に高い湿度(80%前後)の日が続いています。
最高気温は30度くらいだけど、湿度が高いのがこんなに体に堪えるとは!
エアコン嫌いもさすがに去年の猛暑でお手上げとなり、
今年はエアコンを取り付けたのですが、
湿度を下げるために使うことになるとは思いませんでした。

今日は
洗濯物を干すときタンクトップでじりじりと日光を浴びて、
エネルギー満タンだ
ところが、それも昼前にはすっかり曇ってしまって、
午後にはザーザー降りになり、エネルギー切れ。(ウルトラマン婆さん)

夕方にはまた陽が射したので、散歩にでたのだけど、
あたりの田んぼは、台風でぜ~んぶ稲が倒れていました。
あと一歩で稲刈りができそうな稲穂の状態でなのに。
稲穂が水に浸かると芽が出てしまうのだそうです。
どうか田んぼが乾いて、無事に収穫できますように。

明日はもっと太陽エネルギーを吸収できますように。
猛暑の西日本の人には聞こえないようにこっそりと

田舎暮らしの落とし穴?(3)

2016-08-23 20:49:06 | Weblog
考えれば当然なのだけど、
田舎にいけば行くほど、自然相手なので、
色々危険や被害もあるわけです。
これは落とし穴と言えるかどうか・・・・リスクですね。

蜂や毛虫やムカデなんかに刺されることもあるし、
蛇だって毒蛇もいるわけで、
生死にかかわることもありえます。

危害を加えられることがなくても、
家の中に蛇がニョロニョロ、ネズミがチョロチョロってこともあるわけです。
カエルピョンピョン、蜘蛛がゴソゴソも。(笑)

畑には作物を食べたり荒らしたりする動物も現れます。
上からは鳥たちが狙っていて、
地上では虫たちやハクビシン、イタチ、キジ、ネズミなどの小動物が。
地下ではモグラとその穴を使ってネズミが作物を狙います。

ここまでは何とかでしたが、
もっと田舎にいけば、猿、イノシシ、鹿、熊なども出てくるでしょう。
電気を通した金網に囲まれた畑を作らなければならないかもしれません。
私たちにはそこまでは無理かな?と、
プチ田舎に落ち着いてしまいました。








台風

2016-08-22 20:54:27 | Weblog
今日の台風は怖かったです。、
庭の木が強風で何本もボキボキ折れたり倒れたりしています。
停電もして、キャンドルナイトで過ごしていました。
なぞなぞをして(大人二人で(笑))
下手なピアノで唱歌を歌って、
結構楽しんでいたところで、電気がつきました。

明日から庭の片づけです。
畑も酷いことになっているはず。
アンテナも倒れてます。
こんなことも、もう少し年をとると自分たちでは出来なくなると思うのです。
田舎で暮らすのは、大家族や仲間と一緒でないと大変な時があります。
これも落とし穴のひとつです。

でも落とし穴があっても、
(ぷちですが)田舎暮らしはいいですよ。









8月19日

2016-08-19 20:03:48 | Weblog
今年のこちらの夏は未だ梅雨が明けないような天気で、
湿度が高い日が続いています。
猛暑の日はまだ2日くらいで、30度以下の日が多いのですが、
不快指数は120%!(昔は不快指数というのがあった)
湿度に弱い私は、大した暑さでもないのに夏バテです。

今朝、物置に行ったら、
天井に2匹の足長蜂が止まって何やらしていました。
あと1匹は開いていないガラス窓のところでブンブン。
納屋と言ってもいいほど結構広い物置なので、
洗濯機はここに置いて洗濯をしているし、
何やかやしまっているので、
1日に何度も出入りするのです。
また、夏は特に風通しのために窓も毎日開けています。

まさか巣を作る場所に選ばれたってこと?
ここでこれからどんどん蜂さんご家族が増えるってこと?
戸を開けて入ろうとすると、
出ようとしていた蜂さんと正面衝突して、チクッ!ってことも?
ありゃあ困った。

ここに住み始めたころから、
虫の毒を吸引する器具(注射器みたいなの)を買って置いています。
というのも、不動産屋さんに連れられ、この家を最初に見に来た時に、
大きな熊蜂の巣に気づかず近くを不動産屋さんが歩いて、そのあとに続いた、
その頃は長い黒髪(強調(笑))だった私の頭に、
何十匹もの熊蜂が集まってきて、螺髪のようになってしまったのでした。
ここで死ぬのかなあ、
こんな辺鄙なところに救急車がきてくれるのかなあと思いながらも、
身動きせずに、不動明王のマントラを唱えていました。
一緒にいた男性たちは、どうすることも出来ず見てるだけ。
2,3分で、一斉に巣に帰って行ってくれて無事生還(笑)できたのでした。

あ、これ、マントラの効果ではなくいですから。
じっとしていれば刺さないで行ってしまうのを子供の頃から教わっていたのでした。
射されたら、傷口におしっこをかければ良いとも教わったけど試したことはないです。

住むことになってから、
私は1度、夫は2度蜂に刺されたことがあります。
いずれも草刈や木の剪定中で、蜂に気づかなかったのです。
蜂にすれば攻撃されたと思ったのですね。
夫はアレルギー体質なので、吸いだし器で吸っても、
射されるとすごく腫れます。
1度は、病院に行きました。

あの頃はそこら中にいろんな蜂が無数にいて、
スズメバチの巣だけは、可哀想だったけど、
業者さんに頼んで取ってもらいました。
業者さん、月面に降り立った宇宙飛行士みたいな恰好の防御服を着てました。

今では、ほとんど見なくなった蜂が子孫を残そう頑張っているのは嬉しい。
今日は1日かけて何度も交尾しているような・・・
大きい方が女王蜂らしい。
さてはてこれから一体どうなるのか、夏休みの観察日記になりそうです。








田舎暮らしの落とし穴(2)

2016-08-15 19:53:06 | Weblog
夏の真っ盛りに冷蔵庫が壊れました。
車壊れたばっかりなのにって、壊したんだけど。
私は破壊の神シバか?(笑)
(奥さんのドゥルガ神が好き!です)

だからってわけじゃないけど、
今日は海に行って、
砂の上に大の字に寝っ転がってアーシングしてきました。
すっきり!!

稲刈りが近づいて、昨日で田んぼの水入れが終わったみたいです。
静かな朝夕が戻って来ました。
ほっ!
甘い

昨日から、近くの広大なネギ畑に鶏糞が運び込まれました。
トラックで何度も何度も。
完全発酵していないので、
窓を開けていると、風向きによっては、我が家は鶏小屋状態です。

夫は臭いに大騒ぎしているけど、
私は、子供のころ家に鶏小屋があったので、
臭いはそれほど嫌ではないのだけど、
昔とは違って、抗生物質とか薬剤が入っていると思うと、
やっぱり嫌!!
”ほ”も糞に濃縮され、
微粒子が飛んで来てるんじゃないかしら。
困ったものです。

悪臭といえば、
毎日のように、ケミカルな臭いがする煙がやってきます。
あちこちの農家で家庭ごみを燃やしているみたいです。
農家の家庭ごみの集積場所が自治会館なので、
家のよっては車で出しに行くほど遠いこともあって、
草や小枝のゴミと一緒に燃やしてしまっているのではないかと思うのです。
堂々と焼却炉がある家もみかけます。
もちろん、町は禁止しているのですが。

時には、畑でマルチに使ったビニールを燃やしているのか、
黒い煙がモクモク上がっているのが見えることもあります。
喉をやられるので、もちろん窓は開けられません。

また、多くの田んぼには、
脳に危険と言われるネオニコチノイド系の農薬が、
ラジコンヘリで一斉散布され、
草刈機の労働がきつい時には、
畔や道端に除草剤が撒かれます。

あ、そうそう思い出しました。
直線にして1キロ先にある豚小屋からの糞尿の悪臭は、
かなりなものでした。
今は改善されたようですが。

綺麗な空気を吸いたい!
これが田舎暮らしの落とし穴②です。
相当な落とし穴でした。

でも、一番被害を受けながら、
食料生産してくれているのは農家の人たちなのですよね。


田舎暮らしの落とし穴⑴

2016-08-12 20:55:27 | Weblog
それほど田舎じゃない町のはずれの、
周りは田んぼと畑と林といった田舎なところに住んでいます。
本格的な田舎暮らしの予行演習も兼ねてここに住み始めて17年。
予行演習のつもりが、これ以上田舎は無理と、
途中から永住モードになったのは、
田舎暮らしの落とし穴がいくつも見えてきたからです。
色々な田舎があるので一概には言えないのだけど、
体験した想定外を少しづつ書いてみようとおもいます。

なんて思いついたのも、
これを書いている今、隣の田んぼに水を入れる音に悩まされているのです。
夜の9時だというのに、夫はもう寝る時間だと言うのに、
ボワ~ン、ボワ~ン・・・・と響き渡っています。
水路よりも高い位置にある陸田に、水路から水をくみ上げているのですが、
どうも水路の水量が少なくてパイプに空気も入っているようで、この変な音になっているようです。
低周波も発生しているので、凄く嫌な音です。

夫は今、マントラの音楽なんかかけて誤魔化しました。
ハ~レラ~マ🎵クリシュナ~🎵シャンティ~🎵
水入れが、早く終わりますように(笑)

朝6時半頃から始まるのが普通でしたが、
なぜか今日は夜。
やれやれですが、
1年分のお米作りしているわけなので、我慢するよりないです。

この田んぼに水をくみ上げる音は、あちこちで聞こえます。
水路からだけでなく、地下水をくみ上げるたんぼもあります。
隣の田んぼは電気だからエンジンの音は静かですが、
ガソリンを使ったエンジンのところもあり、エンジン音が凄いです。

トラクターの音、田植え機の音、草刈機の音、農薬散布のヘリコプターの音、
コンバインの音、稲刈り後のトラクターの音と、
田んぼは約半年間、賑やかです。
畑のトラクターの音は冬も聞こえます。
ということで、想像していたような静かな田舎暮らしとはなりませんでした。

さて、水入れ終わったかな?




8月10日

2016-08-10 21:23:16 | Weblog
ところが、です。
例のご近所のご主人が下さったカボチャ、
ひとつ実がついたのです!
確かにオモシロイ形です。
「そんなことより、F1だ、遺伝子操作だなんて妄想して、
バチバチ切りまくり、こんなに小さくされてしまって、どうしてくれるんだい」と、
カボチャ君に叱られました。
ごめんなさい。
でもね、まだまだ夏は長い。
子孫繁栄頑張って下さいませませ

ところで、です。
80を過ぎたお年寄りが、
お仕事がきつくなって来たから、
引退したいとおっしゃるのって、
すご~く当たり前だと思う。
お仕事を引き継ぐ人も決まっているのだし、
「長い間本当にご苦労様でした」で、いいんじゃないの。
規則がなんちゃらかんちゃらで、しばらく時間がかかるって。
80歳過ぎてるのにお仕事を辞めれないって、
この方の人権ってものはどうなっているのかしら?

夕焼け散歩

2016-08-05 21:20:22 | Weblog
今日は暑かった!働き者の農家の人たちの姿も見えなかった。
日が落ちてから一人で夕焼け散歩。
ねぐらに帰って行く鳥たちを仰いで見ていると、
飛行機がまだ夕日に赤く照らされながら夕焼けに向かって空高く飛んでいった。
成田発の国際便だ。
最後にもう一度行きたいのは、
ラオスのバンビエンとインドネシアのヴォロブドゥール遺跡。

水路に沿った細い農道を歩いて行くと、
向こうから来た車が止まり、窓が開いて、
少し離れたご近所の奥さんとお孫さん。
お互いどこに行くのもほとんどが車だし、
それぞれ道路から奥まった家なので、
滅多に行き会うことがない。
奥さんは少し老けていたし、お孫さんはびっくりするほど成長していた。
3年くらい前までは涼しかったのに、
さすがに今年はエアコンをつけました。
なんて話して別れた。

それからすぐに、
今度は仔犬を連れた知り合いの・・・・といっても、名前もどの辺に住んでいるかもしらない・・・・おじいさんに出会った。
私が畑にいると犬の散歩で毎日のように、
側の道を通って行ったおじいさんで一人暮らしらしい。
芋ほりをしている時には、サツマイモを差し上げたこともある。
そう言えば見かけなくなって1年ぐらい、もっと経つかもしれない。
仔犬がよろよろ歩いていて、かなり老犬になっていた。
私の畑の方までは遠出できなくなったってことらしい。
おじいさんもすっかりお年寄りになっていた。

なんて、私も少し会わないうちに老けたなと思われていることだろう。
姿勢を正して歩く瞑想をした。
正しい姿勢をするだけでも心身に良さそうだ。

そして、次に思いがけず出遭ったのは、
道路沿いの雑木林に咲いたカラスウリのたくさんの白い花。
蜘蛛の糸にからめとられた星のよう。
それよりも、極細のレース糸の中に編みこまれた星と言った方が素敵。
薄暗くなってから咲くとても神秘的な花です。
なんだか嬉しくなって帰ってきたのでした。