躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

コスモス

2008-09-28 21:01:15 | Weblog
(写真:とうちゃん)

コスモスは、
花は可憐だけど、なかなか手ごわい相手。
近くの家の花壇から畑に種が入って芽が出たので、
うれしがって咲かせたら、
次の年からコスモスだらけで草取りの草の仲間になった。
小さい時に見逃すとすぐに背が伸びる。
そうなるとあの可憐な花を思い浮かべて、
可哀想になってつい残してしまう。
さあ、コスモスは待ってましたとばかりにぐんぐん伸びて枝を広げていく逞しい奴。
憎たらしい奴。
お蔭で野菜の日当たりが悪くなる。
下手をするとその勢いに負けて枯れてしまう。
今年は占領されないようにと心を鬼にして切りまくった。
けれど、やっぱり残して咲かせてしまったこの優柔不断さ。(笑)
コスモスは雑草コスモスは雑草と毎年唱えるのだけど。

先日、コスモスの絵ばかり描く荒木幸史の大ファンの友人に連れられて個展に行った。
幻想的な癒し系の絵なのだけど・・・
絵にはだまされん!コスモスよ、あんたが逞しくてずうずうしいのを私は知っている。(笑)

潔く

2008-09-27 17:34:42 | Weblog
バッタの大往生
(写真:とうちゃん)


あちこちで虫たちの死骸が目につく今日この頃です。
急に寒くなったせいか今日は蝉の声がしなかった。
ぷち寂しさを感じます。

朝、畑でバッタのマハーサマディを見つけた。
竹の杭にしがみついて美しい大往生。
なんとなく羨ましい。
そして、エライなあと思う。
子孫を残し、自然の営みに身を任せ、
ひとりで死んでいく。
虫たちのように潔く死ねるよう(笑)

ミノムシみのちゃんもなんとなく元気がない。
そろそろお別れ?
見かけると、いつもリンゴや梨の切れ端を側に置いてやる。
そうすると、力なくみたいだけど必ず食いついている。
今日もそうだったので、喜んで見ていたら、
とうちゃんがやって来て、「延命処置みたいだね」
そうか~、どうしよう

こんばんは

2008-09-25 20:11:58 | Weblog
「月」
写真:とうちゃん


さつまいもを2回目の探り掘り。
何年か前に農家の人に教えてもらった。
まだ早いかなと思う時期には、
芋のありそうなところを手で探り、大きくなっているようなのから掘りあげ食べる。
小さそうなのはそのままにして大きくなるのを待つ。
今日の紅アズマ(早生)はぶっとくなっていた。
豊作の予感。
でも、まだ蔓も葉もしっかりしているので、しばらくは探り掘り。
こうして欲深く大きくなるの待っていると、ネズミに食べられちゃうことがあるんだよね。(笑)

今年は本数が少なくなってしまった金ゴマ。
明日から雨になりそうなので、実が弾け始めた木(茎)を刈り取った。
3分の1くらいで、あとのはまだ早そう。
束にして紐でくくり、軒下に立てかけて1週間ぐらい置く。
追熟して茶色になったところで、実(ゴマ)を出す。
それからゴミを取り去って、洗って、炒って、やっと食べられるゴマになります。

それにしても、この小さな一粒のゴマから、
私の背の高さ近くまでに育つなんて不思議なことです。

あら、カマキリ君が部屋の中に。
「こんばんは」

栗拾い

2008-09-23 20:16:56 | Weblog
「白いサンダルの横でリンゴを食べるみのちゃん」
しゃしん:とうちゃん



午後から栗拾いに。
秘密の野原を散歩した日に、側の林でまだ青いイガのある山栗の木を見つけていた。
山栗って小さいけど濃厚な味なの。
そろそろ採り頃と思って行って見ると、みごとに全部ない!
回りにイガが落ちていたけど、中身は全部空っぽ。
先客がいたみたい。
その近くにあった小さな木から4,5個採れただけ。
で、吾亦紅(ワレモコウ)を摘んで帰って来た。
でもね、実は庭に栽培用(売られている栗)の栗の木があるのだ。
先住者の残した
こちらは昨夜のどしゃ降りでイガが落ちて、大きな栗の実が飛び出してころがっていた。
秋らしく明日はこれで栗ご飯です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらく姿を見なくて心配していたミノムシみのちゃん。
今日は、なんと私のウッドデッキ用のサンダルにくっついていた。
お洒落なパッチワーク風の洋服に年季が入って来て、
なめし皮の洋服みたいになってカッコいいの。
その洋服から随分体を出して白いサンダルをカミカミしているみたいで・・・
お腹が空いた?
リンゴの皮を側に置いて様子を見ていたら、やっぱり夢中で噛り付いている。
皮じゃあ食べにくいだろうと、リンゴ本体を薄切りにして上げた。
やっぱり薄切りの方に動いて噛り付いた。
黒い頭が可愛い!!
お腹空いたから甘えに来たのね。
私のサンダルを知っているのね。
「まさか」と、とうちゃん。

そのうち、細かい蟻がリンゴにたかって来て、
みのちゃんの洋服の中に入って行かないか、
みのちゃんを襲うのではないかとハラハラ。
大丈夫!
みのちゃんは、洋服をしっかり閉じてしまいました。
でも、それじゃあリンゴが食べられないじゃないの。
私「蟻がこないところに連れって行って食べさせようか」
とうちゃん「過保護ミノムシに餌付してどうするの?」(笑)
だって可愛いすぎるよ~。