毎年のように味噌を手作りしている。
その年によって米味噌、麦味噌、玄米味噌のどれか、
1,2種類を作る。
同じ種類の味噌でも仕込んだ年が違うので、
発酵程度が違い、味が違っている。
ということで、常に何種類もの味の味噌の瓶が納屋に並んでいる。
市販されている味噌のほとんどは、
殺菌で発酵を止めてあるので、(止めないと容器が変形したり、カビが出たりするだろう)
有用菌が少ないと思う。
味も良くない。
一度手作りすると、その美味しさに釣られて、
毎年作る人が多いようだ。
そして、自分の味噌が一番の美味しさのように言う。
つまり手前味噌。
私もその手前味噌なのだけれど、
熟成させた玄米味噌の美味しいこと!
豆も麹の玄米も有機栽培で、塩は海水から作った自然塩。
米味噌、麦味噌は半年くらいから食べ始めても、それなりの味がして楽しめるけれど、
玄米味噌は2,3年寝かせないと味が馴染まない。
先日、冷蔵庫に小分けしている味噌がなくなったので、
棚の奥に置いていた玄米味噌の瓶を出してきた。
瓶の蓋に張っている仕込んだ時期を書いた紙を見ると、
「2011年 春」
そうなのだ、あの震災の年なのだ。
しかも「春」・・・思い出した。原発事故の直後に作ったのだった。
材料は震災前に揃えていた。
混乱しているあの時期に、
心を落ち着かせるかのように味噌作りをした。
水は、友人が飲み水用にと気を効かして、西日本から送ってくれた温泉水を使った。
なので、いつもの年よりも一層素材の良いものになった。
この上なく美味しい玄米味噌汁を味わいながら、
あの日からの約4年7カ月のたくさんのことを思い出している。
その年によって米味噌、麦味噌、玄米味噌のどれか、
1,2種類を作る。
同じ種類の味噌でも仕込んだ年が違うので、
発酵程度が違い、味が違っている。
ということで、常に何種類もの味の味噌の瓶が納屋に並んでいる。
市販されている味噌のほとんどは、
殺菌で発酵を止めてあるので、(止めないと容器が変形したり、カビが出たりするだろう)
有用菌が少ないと思う。
味も良くない。
一度手作りすると、その美味しさに釣られて、
毎年作る人が多いようだ。
そして、自分の味噌が一番の美味しさのように言う。
つまり手前味噌。
私もその手前味噌なのだけれど、
熟成させた玄米味噌の美味しいこと!
豆も麹の玄米も有機栽培で、塩は海水から作った自然塩。
米味噌、麦味噌は半年くらいから食べ始めても、それなりの味がして楽しめるけれど、
玄米味噌は2,3年寝かせないと味が馴染まない。
先日、冷蔵庫に小分けしている味噌がなくなったので、
棚の奥に置いていた玄米味噌の瓶を出してきた。
瓶の蓋に張っている仕込んだ時期を書いた紙を見ると、
「2011年 春」
そうなのだ、あの震災の年なのだ。
しかも「春」・・・思い出した。原発事故の直後に作ったのだった。
材料は震災前に揃えていた。
混乱しているあの時期に、
心を落ち着かせるかのように味噌作りをした。
水は、友人が飲み水用にと気を効かして、西日本から送ってくれた温泉水を使った。
なので、いつもの年よりも一層素材の良いものになった。
この上なく美味しい玄米味噌汁を味わいながら、
あの日からの約4年7カ月のたくさんのことを思い出している。