躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

『この世界の片隅で』観ました

2017-08-09 20:38:54 | Weblog
先日、近くの町の市民会館に、遅ればせながら、
映画『この世界の片隅で』を観に行きました。
久しぶりの映画でした。
もうこの町の近辺には映画館がなくなってしまって、
こんなチャンスでもないと、気軽に観に行けなくなってしまったのです。

評判どおりとても良い作品でした。

最初に『悲しくてやりきれない』の歌が流れて、
ドキッ!
うるうる。(のっけから。まだ歌だけなのに)
これ学生時代に一人でよく歌ってたっけ。
好きというより気持ちにぴったりだった。
サトー・ハチローが作詞とは知らなかったけど。

作曲の加藤和彦が自殺したのは何年前だったか。
あとで彼が歌っているのをユーチューブで観たら、
本当に悲しかった。
あんなに才能があって容姿端麗で飄々としていたのに、
死ぬほどの苦しみがあったなんて。

映画での『悲しくてやりきれない』コトリンゴの歌い方は良かったなあ。
加藤和彦がもう少し頑張って生きていて、
コトリンゴがこの歌を歌うのを聞いてたなら、
きっと自殺はしなかったのにと思う。
時代は変わる、回る。

あ、映画のこと。
かなりの名作です!!
ほんとうに悲しくてやりきれなく、
嗚咽をこらえて泣くのが大変だった。(年のせいもあるけど)
でも、どこか癒されて・・・
普通に生きる勇気みたいなものも貰えました。
戦争を、こんな描き方もあるのですね。
*”戦争を知らない子供達”が作った作品なのですよね。
映画の時代も変わる、回るです。

今日は車の運転中のラジオで、
平井大の『SLOW&EASY』に出遭いました。
いいですね~。
若者たちの感性も時代とともに変わる、回る。

政治の世界はなんだかんだと騒がしいけど、
なんか、良い時代になって行くような気がします。
ライオンゲートが開いてるそうだし。(笑)


*加藤和彦の歌の題名です。