躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

デート

2008-11-30 20:09:54 | Weblog
今日もツルツル、ピカピカの綺麗な空だった。

鳩のクゥちゃんがいつもの茂みにやって来て、
姿は見えないけど、小さく甘い声でクゥ、クゥと鳴くから、
「あら、クゥちゃん来たの?クゥちゃん!」と、つい声をかけてしまった。
そうだった、あれは彼女とデートしてる声なのにね。
2羽揃って庭に姿を見せてくれる日がくるといいな。

修行

2008-11-29 21:48:07 | Weblog
ところで、昨日のハッピーダンス。
素敵なご夫婦以外にも、もう2人の初参加者がいた。
電話で申し込まれた女性が友人を誘って来られたのだった。
申し込みされた方はともかくとして、その友人の方は真面目を絵に描いたようなお顔。
踊り狂っているわけの分からない妖しい人達(笑)の雰囲気に、
かなり戸惑っておられた。
ずっと他所を向いて、ストレッチをして時間が経つのをひたすら待たれておられるようでもあった。
で、終ると早々に帰られた。
おつかれさま~。とんだ災難でしたね。(笑)

さて、今日は気功体験教室を頼まれ、する日だった。
10名の参加者があったのだけど、
なんとその中に、昨日のその災難に合われた方が!
一瞬ギョッとされたのを私は見逃さなかった。(爆)
どうして昨日の妖しい夫婦がいるの?何で気功の講師なの?災難がまた?と、
昨日に続いてきっと心の中は大混乱ですよね。(笑)
挨拶するや否や、こちらが何も言わないうちから言い訳のように
「気功に興味があったので、友人にダンスを誘われる前にこれを申し込んでいたのです。」
それって、気功の講師が私たちだと知らなかったから来たのであって、
知っていたら絶対に今日は来なかったってこと?解かります。(爆)
家に帰ってからも可笑しくて思い出し笑い。

でもまあ、昨日と違う顔で(髪型も)しっかり気功の指導をしたので、
ダンスの妖しさも軽減したかも。
あるいは、気功はしたくても、
ダンスの後遺症で火曜日の気功教室に来ることができないかも。
うん、結果が楽しみ~。(笑)

あ~、ほんとにプチ田舎は世間が狭い。
思えば、気功のセンセーなんてことになっているのだから、
とうちゃんと一緒に出かけた時は喧嘩なんか絶対にしないよう気をつけなきゃ。
それから穴の空いたズボンとか、だらしなくして出かけるのも止めなくっちゃ。
スーパーのレジでイライラ顔とかも出来ないし・・・あ~、修行だわ。
しかし、もう遅いかも。(笑)

夕方になってこの私が突然思いついて窓拭きなど始めた。
(雨が降るかもね。(笑))
終わりかけて、
ふと見ると、黄金の夕日が沈む直前だった。
空の方は天使が磨いたらしく、ツルツルのピカピカで、
お日様はピッカリコンと微笑んで、
影絵のような林の向こうに沈んだ。

ハッピーデイ

2008-11-28 19:35:21 | Weblog
とっても素敵なご夫妻がハッピーダンスに参加して下さった。
お年を召しているのに、高いヒールのダンスシューズで、
どんな音楽にも合わせて、お幸せそうなお顔で踊られていた。
これぞハッピーダンス!
「毎週していないのですか?」と残念そう。
maloさんも遠くから参加をありがとう!
ダンスにおしゃべり、綺麗な空。
幸せな一日の余韻が宇宙いっぱいに広がっていくような・・・
ハッピーデイでした。

この調子だと明日の気功のデモストレーションもワクワクかな?
調子にのらないで、プチワクにしとこ。(笑)

珪藻土

2008-11-27 21:52:31 | Weblog
朝から次々と忙しかった。
夜食事が終ってやっとホッとして、
何気なく天井を見ると、壁と天井の境目のところに
あ~~蜘蛛の巣がたっぷりと。
1階は暖房が効くので、
一年中蜘蛛達が住み着いているのだ。

まあ、掃除が行き届かない(というよりあまりしない)ことの
言い訳に聞こえるだろうけど・・・実際そうなのだけど、(笑)
緑が多いと虫も多いのだからしょうがないし、
蜘蛛は蚊とか食べてくれる益虫だから大事にしなくっちゃ。

でも、明日はお掃除好きの友人がみえるのでまずい。
私はずっと蜘蛛の巣に気が付かなかったわけだけど(見てない)、
絶対に彼女は気付く。(笑)
で、取ることにしたけど、リフォームの時、この壁と天井を珪藻土にしたのがが思わぬ曲者だった。
ひっついた蜘蛛の巣を取ろうとすると、
はたきや、埃とりの用具の汚れが逆に珪藻土に取られてしまう。
今のところガムテープで蜘蛛の巣とりをするしかない状態。
結構大変。
流行の(もう遅れてる?)珪藻土は考え物です。

さあ、明日は早起きして、せめて掃除機くらいはかけておくけど、
あとは目をつぶっていてね。(笑)

堆肥く~ん

2008-11-26 20:47:10 | Weblog
明日から3日間は予定があるので、今日しかない!
いざ!今日1日で堆肥置き場作りだ。(堆肥作りの場所)
てことで、本当に久しぶりに気合が入った。

堆肥置き場は四角く板で囲って作られるのが多いけど、
適当な材木もないし、いずれは腐っていくものだから新品はもったいない。
それに防虫剤などの化学薬品を染み込ませた材木は嫌だ。
それで竹を使って作っている。

これは、6年ぐらい前に成田の小泉さんの農場見学で見せていただいたのを参考にした。
竹の太さ分だけ隙間作って立てた2本1組の竹の支柱を2ヶ所立て、
そのそれぞれの1組の竹の支柱の隙間に竹を横にして入れ、次々重ねていく。
つまり、横に寝かせた竹を、
2ヶ所それぞれ2本の竹で挟んで積み上げていって、
一面の壁を作る。
もちろん2本の支柱は竹を挟むよう縛って固定する。
これを4面作れば、四角く囲った堆肥置き場が出来上がりってわけだ。
(大きい堆肥置き場だと支柱を増やした方がよいと思う)

近くの竹薮の竹が増殖するのを食い止めるために、竹を切らなくてはいけないので、
それを利用すれば一石二鳥、バッチリなのだ。
腐って使い物にならなくなれば、燃やせば良いし、
その灰は畑に播けば土壌改良に役立つ。
自然のものを利用すれば、害も無駄もないのだなあといつも思う。
それで、支柱を縛るのをシュロ縄にしている。
シュロの幹を覆っている繊維を縄にしたものらしい。(購入)
小泉さんは自転車のチューブのようなゴムを使っていらした。
とても大きな堆肥置き場だったから、支柱も太いし、力もかかるからだろう。

さて、まずは竹藪に竹を切り出しに。
太い淡竹(ハチク)を切る。
直径約15センチ、高さ10メートル以上。
それから支柱用に真竹も2本。
こちらは直径約7、8センチ、高さはやはり10メートルくらい。
鋸でゴリゴリ切って、枝払いをして、計画した長さに切っていく。
今までの古い堆肥置き場からまだ使える材料を拾い出したので、
新しい竹は少しあればよかった。

それにしても青竹の美しさには見とれてしまう。
つるつるの感触も切り口から出る匂いにもうっとりする。
もったいないけど、堆肥くんの家作りだ。
使った道具は、大きなスコップ、小さなスコップ、木槌、はさみ、鋸。
材料は竹とシュロ縄だけ。
製作者は1名。

お天気もよく、風もなくて労働日より。
カエルの声まで聞こえた。
支柱のために土を掘ると、冬眠中のミミズ君が出てきて、
ごめんなさいと埋めなおす。
昼食(作り)を挟んで続き。
3時の太陽を見上げて日没と競争しながら、出来上がり!
一年ごとに要領が分かって来たので、今年は頑丈なのが出来た。
見た目は来年に持ち越し。(笑)

四角い堆肥置き場の中に入ってしゃがみこんだら堆肥になった気分。
土と竹の壁と空だなんていいなあ。
堆肥君幸せね。
そっか、私の家を同じようにして作ろうかしら。
なんて、すぐ調子にのるお調子者おばさん。

犬の散歩をするいつもの農家の人が通りかかって、
「立派なのが出来ましたね」
「いやあ、そんなこともないですよ(すごいでしょ!)」
・・・お世辞に決まっているでしょ。(笑)
それから、とうちゃんを呼んできて、
出来上がりの中に入ってしゃがみこみ、
「私、堆肥く~ん」と、やって見せた。

素手でするので負傷は手に4ヶ所。
1ヶ所は鋸でひいちゃった。

野鳥

2008-11-25 20:45:20 | Weblog
何年か前にりフォームをした時の古い風呂桶を庭の隅に置いて水を溜めている。
水草も浮かせて、今は水が満タンだ。
冬になると野鳥が水を飲んだり水浴びに来たりする。
今日も1羽やって来て、
頭を水に突っ込んで上げては、左右にブルブル振るのを繰り返していた。
キョロキョロと周りを気にしつつ、
安全そうだと思ったのか、
ひとっ風呂とばかり羽を大きく広げ、ばたつかせ、
バサバサと水浴びだ。
どんどん大胆な動きになって、尾羽も水につけてはプルンプルンと何度もお尻を振る。
うふふ、可愛い~。
最後はもう全身総水浴びで、ブルブル・バサバサ・プルプルを繰り返した。
頭から尻尾の先まで20センチそこそこの野鳥だけど、
回り2メートルほどに細かい滴が飛び散る豪快な水浴びだ。
気持良さそう~。
羽の中の虫を洗い落としているのだろう。
一浴びして、近くの藪に行ったかと思うと、
またやって来て2風呂目
大胆な君。(笑)

それが終ったかと思うと、藪には1羽の鳩がやって来た。
先日の鳩らしい。
時間も同じころ。
そして先日と同じ甘えた声で小さくクゥと鳴いた。
どうしても「遊ぼうよ」と言っているように聞こえる。
ガサガサ音がして、あら、どうも2羽のよう。
そうか、先に来ていた彼女とここでデートね。
やっぱり、「遊ぼうよ」と言ってたのだ。
私にではなかったけどね。
彼女の方は、じらしている様子で、別の木に飛んで行った。
頑張れ!若者。
さて、明日もくるかな、甘い声のクゥちゃん。

渇!

2008-11-24 21:11:57 | Weblog
午前中の気功教室。
てれてれと3年目。
出入りも多い。
でも、時々はっとするようなことがある。
今日はそんな日だった。

最近、つまらなさそうで、もうそろそろ辞められるのではないかと思っていた年配の女性が、
今日は気功のあと、いつになくにこにこ光ってみえた。
お聞きすると、
「気功をしている時に突然解かったのです。
ここで皆さんと一緒に場を作っているということですね。
今、禅の本を読んでいるのですが、座禅と同じですね。
禅の場が出来ているのと同じなのですね!」

嬉しくて涙が出そうだった。
そして、根気のない私たちもこうして場に助けられ、
気功を続けられていることを、
(辞められた方も含め)仲間に改めて感謝をした。
マンネリ化していた心に、嬉しい渇でした。

遊ぼう

2008-11-23 20:33:14 | Weblog
最後の小豆を採っていたら、
天道虫が這出だしてきた。
寒い日が続いたのに元気だねえ。
子供の頃は天道虫を玩具にしてよく遊んだものだ。
(私の)遊び方
指を広げて手のひらにのせ、指先を上にするとどんどん登って行く。
指先までたどり着いたかなというところで、すぐに今度は指先を下にする。
と、天道虫は向きを代え、今度は指の付け根に向かって這い登っていく。
付け根まで登ったら、また指先を上にして登らせる。
これを繰り返す。
そこに山があるから~みたいに天道虫は登るのです。
そのうちに、なんだか気の毒になってくるので、
指先に天道虫がたどり着いた時に、指先の天辺まで登らせると、
「やった~!頂上征服!」と思うのかどうか、羽を広げて飛んでいく。

先日は植え替えたイチゴの苗に水遣りをしようと、
ジョウロを傾けたのに水が出ない。
ジョウロの先端のシャワーになるところは取ってあって、
直径1,5cm程の出口なんだけど・・・
多分また・・・だろうなあと思いながら中を覗くと、
やっぱりケロタンが泳いでいた。
こんな所でお前はとりあえずの冬眠か?
なんとか出したらピョンピョンと行った。
なのに、まだジョウロから水が出ない。
出口の方から枯草でしつっこく突っついて、
やっと2匹目も出てきた。
ジョウロの細い口の中にピッタリ入っていたのだ。
こちらはすっかり眠っていたらしくて、土の上に出してもクタ~として動かない。
暖かい昼間だったから、そのうち体が温まれば動けるだろうけどさ。
なんでお前達はジョウロが好きなんだろうね。
しかも出口のところが。
もしかして遊んでくれてるの?
ありがとう・・・迷惑だけど。

ウッドデッキで昼食をしていると、
近くの木の茂みにガサッと音がして鳩だ。
(音だけで鳩だとわかるようになった)
それから、小さな声でクゥーと鳴く。
1羽のようだけど・・・またクゥーと可愛い声。
「『遊ぼうよ』って言ってるのかしら?」
「まさか」

2008-11-22 19:40:27 | Weblog
思い出の百日草
(写真:とうちゃん)

昨日は初霜が降りてヤーコン、じゃがいも、トマト、冬瓜、里芋、メドウセージ、百日草、マリーゴールドなど、
一斉に茶色になって無残な畑の風景です。
もう冬が来てしまいましたね。
温暖化はどうなったの?(しつっこく)

今日は玄米もちを作りました。
ストーブの焼き芋
サトイモの煮付け
ふろふき大根
冬だね。



芸術の夜

2008-11-21 20:20:54 | Weblog
昨夜の”いっしゅう”さんのダンスパフォーマンス公演。
ホクレア号からイメージを得た『ku holo mau』(マウへ向けての航海)
独特の雰囲気の舞台でした。
こういうの初めてでなんと表現していいのか・・・
「素晴らしい」では軽すぎる。
生演奏(チェンバロ、リコーダー、ディジュリドゥ)と、波の映像と、
何枚もの布や笹竹、そして”いっしゅう”のダンス。
すべてが完璧に調和して一瞬一瞬が絵画を見ているようだった。
決して調和を乱さない”いっしゅう”の動きは、
茶道のお点前のようでもあり、気功のようでもあり、
自然で余分なものがない美しさ。
主役としての存在感を出さず、あくまでも舞台全体の調和の美を保つ動きだった。
悟った僧を思わせる容貌。
細い長い腕と手がとても美しい。
芸術性100%以上を味わった。

舞台が終って、初体験を消化できないままロビーにいると、
いっしゅうさんは普通の格好で現れて、
田舎町でもあり平日でもありで少なかった観客に声をかけて歩かれた。
初対面の私たちのところにも来てお話をして下さった。
こういう時は本当にプチ田舎はラッキー!なのだ。

ハッピーダンスの参考になるかと、とんだ勘違いで来た事をお話すると、
実は・・・と教えてくれたのだけど、
なんと、いっしゅうさんは生まれつき特殊な才能を持っていらっしゃるそうだ。
イメージするとその通りに勝手に体が動くのだとか。
スポーツするときにも同じで、子供の頃からそうだったので、
他のみんなもそういうものだろうとずっと思っていらしたそうだ。
40歳になってから突然踊ろうと思って、全くの自己流で踊っていらっしゃる。
(自己流だけは私たちも同じ(笑))
ダンスは一度も練習なしのぶっつけ本番で、イメージの通り体が動いたのだそうです。
少し別の次元を生きていらっしゃる方なのでしょう。

1週間前に初めて入ったお店に、今回の公演のチラシが置いてあったご縁でした。
芸術の夜を過ごして、なんだか私たちに変化が起きそうな予感。
ぷちワクです。