躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

ばあやは寝る

2007-03-31 20:34:48 | Weblog
滅茶苦茶疲れたらしく、のろのろとしか歩けなく、
午後からは寝込んでしまった。
ギャル達と楽しく爆笑までして過ごしたのに。。。
若いパワーに、いつの間にか「ばあや」は疲れていたのだった。(笑)
自分だけの静かな時間がもてない日が続いたのもきつかった。
どんな時でも、自分のままの心を静かに保つなんて、
私には到底無理無理無理~。
疲れいるためか、今日はなんだか鬱っぽい。
こんな時は寝るのが一番。。。おやすみなさ~い。
て、今日はほとんどが睡眠時間か。

気がつくと

2007-03-30 21:11:10 | Weblog
とうちゃんのふたりの姪。
彼女達の悩みも聞くことになった。
ケバイ化粧に派手な格好をしているギャルさん達は、
とても真面目に人生を考えていた。
そんな格好をしてると軽く見られて危ないよ、と
教えてあげた。
街でこの子達のような格好を見かけると、退いていた私。
本当は見かけとはかなり違っているのだろう、と
教えられた。
もう少し居たいと言いながらも、
明日から予定があるので帰って行った。
ふたりともお化粧なしで、地味目な格好になっていたので、ほっ。
夏休みもまた来たいと言っていたけど、
夏は虫だらけどころか蛇もいるよ、いいの~。(笑)

気がつくと、庭にはシャガの花と山吹が咲き始めている。
チューリップも咲いた。
近所の桜はやっとちらほらで、他の花に比べて遅くなっている気がする。
マイペースだね。


ヨモギ摘み

2007-03-29 21:19:06 | Weblog
田舎で癒されたいギャル(この言葉はもう使われてないのかしら)達ふたりは、
短パンにブーツ、クレオパトラ並みのアイライン、
大きな耳輪(と言いたくなる)にちゃらちゃらのネックレス。
そして、ディズニーシーに出掛けて行った。(笑)

昨日は、ヨモギ餅を一緒に作ろうと持ちかけてみた。
喜んでヨモギを採りに側の空き地に行った。
「わあ!すごいなあ~、野生のヨモギ!」
(おいおい、普通は野生だと思うよ。
蛙とかミミズが出てきたら怖がって面白いだろうなあ)と、
意地悪婆さんは、どんどん枯草の陰のヨモギの方に進む。
「ぎゃ~!!蜘蛛、蜘蛛~」
(うふふ、蜘蛛か。)
「蜘蛛は噛まんよ。」と、冷たく無視。
どうせ、虫眼鏡で見るような蜘蛛に決まっている。
蜘蛛騒ぎで彼女達のヨモギ採りは終了になった。
その後、中学生は御餅を作るのを楽しんだ。
高校生は簡易ハンモックに揺られながら、
「木立ちがある風景って癒されるなあ~」を連発しながら、寝てしまった。

私のことを、彼女達は初めて会った時から‘○○ねえちゃん‘と呼ぶ。
とうちゃんの母親が亡くなってからは、
おばあちゃんの代わりのようなんだけど、
弱いんだよなあ、こう呼ばれると。
それで、ついサービスに追われている。




都会っ子達が来た

2007-03-27 00:02:45 | Weblog
関西の都会に住むとうちゃんの2人の姪が春休みを利用して遊びに来た。
中学生と高校生で、3年ぶりに会った。
たまたま、前の日にとうちゃんの娘から電話があって、
「休暇が取れたので行くよ。」
「えー!丁度明日から○○ちゃん達が来るのよ。」
歳が離れた従兄弟(姉妹)だ。
このところ親族系のシンクロが多い。

このところ静かにひきこもりを楽しんでいたので、
ちょっと構えていた。
案の定の姦しさ・・・・文字通り女三人。
やっと就寝かと思ったら、
なにやらバタバタ騒いでいたけど、放っておいた。
朝起きてきたので聞いたら、
部屋にカメムシが一匹入っていたのだそうだ。
たった一匹のカメムシが入れられた大きなビニール袋が置かれてあった。
ふー!
この都会っ子達、虫はすべて大の苦手だとか。
小動物もダメ。
田舎で癒されたいなんて生意気なこと言ってるけど・・・
さて、どうなることやら。


庭の春

2007-03-24 18:56:31 | Weblog
庭の白木蓮が散り始めた。
コブシはこれから満開になるところ。
椿屋敷だねと言われるほど様々な椿でいっぱいだ。
ユスラ梅の花も咲いている。
アケビの蔓には、小さな可愛い赤い花。
とてもあのグロテスクで大きな実になるとは思えないよ。

楠と珊瑚樹はそろそろ葉の代替わり。
冬を元気な緑で越した葉に色がなくなりかけている。
これから、全部ではないけど落ち葉になる。
そして、それぞれの枝の先には、ちゃんと赤ちゃんの葉が見えているよ。

木の下では、フキが黄緑色の葉を広げている。
引っ越してくる時に前に住んでいたところから移植して増やしたのだ。
それから、フキの陰に芹が出ている。
これも、4年程前に近くから採ってきて移植しておいたら増えた。
もともとあったコゴミの芽も出始めている。
ノビルもあるよ。(食べたことないけど)
今はまだ少ししか出ていないけど、庭中にミツバも出る。
ヤツデの陰に置いたコナラのほだ木(菌を打ち込んである丸太)には、
シイタケが出ていて、
知らない間に直径12,3センチのお化けシイタケになっていた。

黄色い蝶が飛んでいた。
アカハラは相変わらず1羽で来た。
鶯も庭に良く来て鳴いている。
お相手が見つかるといいね。

夕飯のお味噌汁にはシイタケとコゴミ。
芹の胡麻和え。
フキは葉っぱごと煮て、今年もほろ苦い春の味。



母娘

2007-03-23 21:46:55 | Weblog
四国の田舎で一人暮らしをしている77歳の母。
膝の痛みがこのところ一段と強くて、
ゆっくりとしかも短時間しか歩けなくなっているようだ。
いろいろ葛藤はあるけれど、
4月に様子を見に行こうと考えていた。
先日電話でそのことを話しながら、
旅行好きの母だから、どこかに行こうかとも思った。
「羽田まで飛行機で出て来てくれたら、
最上川とか行くのもいいけど。」と何気なく言った。
何年か前に行きたそうに言っていたような記憶があったから。
「あら!丁度短歌の会で最上川に行く旅行が4月にあるのよ。
絶対に行きたいと思っていたけど、足が随分悪くなったでしょ。
一人じゃ無理なのであきらめていたけど、付き添いで一緒に行ってくれる?」
うそみたい。
と言うことで、4月の旅行が決まった。

短歌の会は、全国的で有名ならしい同人会で、
母は古株になっているらしい。
若い頃から(多分20才前後から)短歌を趣味にしてきた。
自費出版の歌集を2冊出し、何年か前には県知事賞もとった。
私は小学生の頃から、母が短歌を作る度に読んで聞かされ、
そのうちに、母の作った短歌を聞くと、
どこを手直しすればいいかとか、
どちらがいいかとかが、なんとなくわかるようになった。
でも、作ったことはないけどね。

そんな短歌が今の母の生活を支えてくれている。
短歌を作るには一人暮らしが良いという。
それから、短歌の会の後輩達が、
時折日帰りの遠出や旅行に連れ出してくれている。
同じ場所で作る母の短歌が、
後輩の人達の短歌作りの参考になるからのようだ。

私の心の中では権力者として居座っていた母。
「あんたとは相性が悪い。」とよく言われてきた。
この歳になっても、まだ葛藤が残っていた母と私の気持ちが、
旅行に向かって揃い始めた。
母の短歌を読み聞かされる時だけは
「どう思う?」と、感想を求められた子供の頃。
その時と同じ空気、心の合わさり方。
普段は無意識に上下関係の親子として、
私を支配しようとする母。
身近な女同士の関係になることを望みつづけて来た私。
このまま続くとは思えないけど、
それはそれとして、葛藤はもう過ぎ去るのかもしれない。

母の羽田までの往復航空券をとっていたら、
宅急便が届いた。
北海道にいる娘から、
私の大好物の縞ホッケと毛蟹だった。
(美味しいよ。一緒に食べたかったよ。)




じゃがいも

2007-03-22 21:19:55 | Weblog
じゃが芋の種芋がたくさんあって、
(前年収穫したのを置いておくと、それから芽が出て種芋になる。)
まだ残っているのを植付けに、むこうの畑に行った。

畑の側には大きな林があって、鳥のさえずりが綺麗に響いて聞こえる。
ここに引越して来て、最初に借りた畑だ。
ということは、もう7年くらい有機無農薬というか、
草畑を続けていることになる。
それで、土は本当にほくほく。
いつものことながら、この感触はたまらない。
野菜の出来よりも、
土が出来て行くことの方を楽しみとしているような気がする。
相変わらず、草は元気に育っていた。
カラスノエンドウ、ホトケノザ、ハコベ、オオイヌノフグリ、ヨモギ等など、
土も私も元気にしてくれる雑草たちだ。

じゃが芋を植え付けようと穴を掘っていると、
じゃが芋が出てきた。
いつかの取り残しから芽が出て育ち、勝手にできてそのままだったのね。
わざわざ植え付けしなくても良かったって訳。
うーん、迷ったたけど、
土の中から出てきたのは芽が出ていなかったので持ち帰った。
新じゃがというべきかどうか。。。
明日食べてみよう。

1日

2007-03-21 21:04:25 | Weblog
サツマイモを納屋に保存していた。
なんていったらいいのだろう、
珍しい物好きのとうちゃんが買ってきた、
フックをはずすとバネで筒状になるビニール製の入れ物。
(想像できないよね。)
これに、籾殻を入れてサツマイモを埋めて保存していた。
その底の方のサツマイモを取り出そうとして、籾殻を捨てる場所を考えた。
堆肥にして使いたいので、
堆肥置き場をもうひとつ作ることにした。
竹の枠組みをして竹だけで四角く壁(?)を作る方法だ。
(想像できないよね。)
運良くとうちゃんが切っていた竹藪の竹があったので、
鋸や木槌、しゅろ紐を使って一人で作った。
(途中でお昼ご飯も作った)
百姓は100の仕事をするって本当だと思う。
とても百姓にはなれないと思うけど、楽しい・・・こういうことだけなら。。。

それでやっとサツマイモを取り出せたのだけど、
納屋の様子が半端じゃなく散らかっているので、
(もうずーっと片付けていない)
いらなくなった大小さまざまのダンボール箱を10個を、
次々壊して資源ごみに持っていけるように紙紐でくくる。
それから、去年の稲藁を置いてあった。
今年の稲刈の時に、刈った稲を束ねるために使うのだ。
それが崩れていたので、まとめなおして大袋に入れて整理。
藁屑が出て、それを掃除して、農具や苗の風除けに使うビニール袋などを整理して、
ほこりだらになって・・・・だんだんブーたれたくなった。

「なんで食べないと生きていけないんだろう。
食べるために費やされる時間とエネルギーの膨大なこと。
畑や田んぼの労働だけじゃなく、この雑用だってそのためでしょ。
毎日の炊事も含めるとすごいこと!
食べなくて良ければ、もっといろんなことが出来るじゃないのよ~。」

薪ストーブに火を熾して、オーブンでサツマイモを焼いた。
一冬を越したサツマイモはますます甘くなっていた。
夕飯は簡単にして、
そして、1日が終った。





なのはなだより

2007-03-20 21:02:45 | Weblog
鶯の声で目が覚めた。
私を起こしたら向こうの林に飛んで行った。
白木蓮は背高なので、2階のベランダから見るのが綺麗だ。
満開のまま寒さが戻ったので、散らずにいる。
やはり背高のっぽのコブシの花も少し咲いてきたみたいよ。
桜はこの辺少ないのだけど、咲いているのかなあ。
毎年コブシの頃には咲いていたと思うのだけど。

周りの田んぼは耕された。
畦もきれいに作り直されている。
タバコ畑はビニールの海。
ビニールシートの穴から、もう少しすれば緑のタバコが顔を出す。
畑はどこも菜の花が咲いている。
小松菜、チンゲンサイ、白菜など菜っ葉類の黄色い花だ。
つぼみを摘んでは辛し和えで食べる。
つくしも出てるので、たくさん採って来て煮たい・・・春の楽しみ。

急な寒さが戻ったので、カエルがかわいそうだ。
畑をしていると土の中から出てくるのだけど、
動きが鈍くて、
ちゃんとまた土の中に戻れるのだろうかと心配になる。

お昼頃また鶯がやって来て鳴いてくれた。

左脳右脳

2007-03-18 22:13:09 | Weblog
昨日に引き続き、
とうちゃんは国際生命情報科学会の研究発表会を聞きにいった。
4年前は私も一緒に行ったことがある。
真面目に科学の方から、その頃は主に「気」と取り組んでいる会だった。
会員には大学教授が多く名を連ねている。
今回はとうちゃんからの又聞きだけど、
スピリチュアルな感性を持った若い科学者達がどんどん出て来て、
かなり希望が持てそうだという。
物理学は思いもよらないほど進んでいるとか。
物理学で見えない世界が解き明かされたら、
あっという間に、新しい世界になるだろう。

前世療法をする人や気功師や天使が降りてくる人などなど出席されていて、
とうちゃんは「気」を入れてもらったとかで、すっきりした顔で帰ってきた。
左脳で納得したので、また精神世界(?)に帰って来たみたい。
「やっと、またお会いできましたね。」と言ってあげた。(笑)

私は、たまにはお付き合いと、
若い友人が所属しているライアーの会の、
ワンコインコンサートに行った。
といっても、町内のお店が会場。
シュタイナーが考案したライアーは竪琴みたいなもの。
音はとてもか細くて美しい。ハーモニーが素敵。
でも、聞いていると、
どうも上から4つのチャクラだけが刺激されるような気がした。
下半身が冷えた気がして、
家に帰ってきてから、ディジュリドゥの曲でヒーリングダンスを1時間あまり。
大地から湧き出て広がっていく音。
私には大地を感じさせる楽器が合っているうだ。

すっかりはまって踊っていたら、窓の外にUFOみたいな雲が出ていた。
そういえば、今日は、銀河連合のUFOが集まってくる日なんだと、
どこかのサイトに書いてあったっけ。
(まさかね。)
きっと、宇宙人も踊りたいんだろうなあ。
地球の変なおばさんを見て、
眼を丸くしてるかもしれない宇宙人を想像したりなんかして、
手を振ってみた。
私は右脳だけで満足した1日。(笑)