躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

三日月

2009-04-28 22:07:53 | Weblog
コーラスに行く待ち合わせ場所までは、農道を歩いて5分。
夕方日がくれて家を出ると、
まだ田植えをしていない田んぼの水面に、うっすら残る夕焼けが写っていた。
淡いピンクと淡いブルー。
綺麗!
本物の空を見上げると、三日月が真上に輝いていて嬉しくなった。
もう一度田んぼの水面を覗き込んだ。
こちらにも三日月!
当り前のことなのだけど、
このところくたくたになっていた心が、
子供のようにはしゃいだ。

やっと自分を取り戻せたみたい。
話を聞いてくれた友人達にも、
ありがとう!

騒音

2009-04-24 19:40:30 | Weblog
「静かに田舎暮らしをしたいと思ったのに、こんなに田舎がうるさいとは」
と言ったのは、36、7年前にうちのこの家を建てた人。
近くの農家の人から聞いた話だ。

今も同じように(いやそれ以上かも)、田んぼの用意が始ったころから、
トラクターや草の刈り払い機、田植え機、コンバイン(稲刈機)と、
どうにかして~と思うほど機械の音に悩まされる日がある。

静かな日は借景を楽しませてもらっているのだから、
贅沢を言ってはいけない。
それに、労働の音なのだから、ありがたく思わねば。

だけど、うるさい!
特に、古いトラクターでマフラーが壊れかけなのか、
爆音を響かせながら田んぼの中を行ったり来たりする音はたまらない。
昨日はほぼ1日中聞こえた。
なんせ広いから時間がかかるのだ。
で、とうちゃんは耳栓をして庭仕事。(笑)

そんなところへ、近くの農家の人が大根を持ってきてくれたのだけど、
呼ばれたのに聞こえなかったらしい。(笑)
気がついた時に耳栓を取ったというから、
機械をうるさがっているのバレバレだよ~。
同じ農家に失礼じゃ。

そうそう、まだあった。
引っ越して来た頃は、隣接する陸田に水を汲み上げるポンプの音。
これも古くなっていたのかもしれない。
夜でも田んぼの水位が下がると唸りだすのだ。
田植え前から収穫近くまで4、5ヶ月続いた。
引っ越して来たのを後悔していると、
ついに古いポンプは壊れたらしくて、
2年(4、5ヶ月×2)ほどの我慢で、静かな音のポンプになって場所も移動したのか聞こえなくなった。

別の近くの陸田のポンプも古くなっている様子。
この間、その持ち主に道で会うと「うるさくないかい?」と聞かれた。
(この家を建てた人が、田舎がうるさいと話したのはこのおじさんにだった)
「うちは奥のほうですから聞こえないです」と答えた。
「そうかい、それならよかった」
おじさん、「うちは」ですよ。
前の家は気の毒だと思っているの・・・とは、
おじさんに気の毒で言えなかった。



湖散歩

2009-04-23 08:09:50 | Weblog
ひとりで5時に起きてお散歩。
寝室をカーテンから障子に代えてから、朝日とともに目が覚める。
また寝なおすことが多いのだけど。(笑)

水が満たされているけれど、まだ田植えをしていない田んぼは、
鏡のような水面にそのまま朝日が写りこんでいた。
家の周りは湖といったところ。
これも何日かの風景で、すぐに田植えになって、
田んぼの風景にもどる。
それもまた良いものだけど。

湖の中の農道を歩いていると、広い休耕田一面にレンゲが咲いていた。
去年は菜の花畑で今年はレンゲ畑とは持ち主に会ってみたい。
2、3本花泥棒をして帰りました。





クレイジーさん

2009-04-18 19:47:40 | Weblog
隣の町で選挙があるらしくて、
町境に住んでいるから、選挙カーが次々うちの近くまで来る。
時には、「ここは○○町(隣町)ですか?」なんてマイクで聞いている選挙カーも。(笑)

しかし、面白いというかなんというか・・・・
聞いていると、公約を言っているのはほとんどない。
立候補者の名前をただただ絶叫している。
かと思うと、
「おとうさん、大変な農作業ご苦労様です」
田んぼにいる人に声をかけているのだろう。
本当にそう思うなら車から降りて手伝って行きなさいよ。
それに、「おとうさん」はないでしょ。
「おとうさん」はあなたには投票しないと思うね。

「美味しいお煎餅を毎日ご苦労様です」
お煎餅屋さんのところだな。
じゃあ買っていけば?
それに、美味しいって、あなた、ここの煎餅食べたことあるの?
これも投票逃したと思う。

私、選挙カーのラッシュで遊べる意地悪ばあさん。(笑)

そのうち、やってきたのは、
「くれいじーけんじ、くれいじーけんじ、くれいじーけんじをどうぞよろしく」
ええええ~??『くれいじー』さん?
まさか、ありえない。
林の向こうの道路を行ったり来たりしているらしくて、
5分くらい聞こえてたけど、耳をそばだてて聞いたけど、
どうしても『くれいじーけんじ』さんと聞こえる。

いいね、『くれいじー』さん。
クレイジーに1票だ!・・・あら、私、この選挙関係ないんだわ。

すっとしない。

2009-04-16 08:14:21 | Weblog
お天気が良いのに朝から腹立ったしいことをいくつか思い出した。
で、八つ当たり的にひとつだけかいちゃおう。

お隣の小学生、2日前から風邪をひいて学校を休んでいる。
お母さんに聞くと、熱は38度あるそうだ。
病院に連れて行ったのだそうだが、インフルエンザではく、
普通の風邪だそうで、熱は38度あるけど元気な声で騒いでいる。
それでですよ。
それで、病院で出された薬が3種類!
ただの風邪に3種類!
出す医者も医者だし、飲ませる親も親。
それでも熱が下がらないし治らないいって。
風邪なんて寝かせてれば治るのじゃ。
まったくも~、子供の38度くらいで毒を盛るな~。
あ~、すっと・・・・しないわ

コーラス

2009-04-14 22:41:22 | Weblog
前回お休みして、今回は3度目のコーラスの夜。
そう、コーラス、コーラス・・・音痴のワタクシめがお歌を歌うんです。
しかもハモル(「しかも」ってコーラスなんだから当然)
初回と前々回は、よそごと、見学者気分で、口パクに徹してました。
今回は意を決して声を出した!(笑)
なんと素敵な響きではありませんか!
もしかしてワタクシ歌の才能あり?なんて超オバカ気分になっちゃいました。
音、かなり外れていたと思うんだけど、まだ気付くほど余裕がないうちが華。(笑)
でも、腹式呼吸だけは自信ありなんです。
気功で1呼吸40秒は続くようになったので、吐くのは20秒強かな。
2時間たっぷり歌って、あ~、気持良かった~。
ららららららららら~ららららららららら~・・・・

昨日消えてしまって・・・再度

2009-04-11 20:36:33 | Weblog
もう田植えが終った田んぼがありました。
早すぎる~。
10年前引っ越してきたばかりの時、
ゴールデンウィークに田植えをするところもあって驚いたけど、
それからも年々早くなっていく。

四国の故郷では、私の子供の頃は梅雨の雨を利用して田植えをしていた。
ビワの実がイマイチ熟れていない6月だった。
今はどうなのだろう。

とにかく、そろそろ家の周りの田んぼに水が入りそうです。
あちこちでトラクターが田んぼを耕す音で活気付いています。

畑に出ると、道の向こう側の田んぼのおじさんが、田んぼを耕し終わって丁度トラクターで帰っていくところだった。
おじさんといっても、もう75才くらい。
広い田んぼをいくつも持っていて、機械を使ってほとんどひとりでやっていらっしゃる。
今年もまた元気なお顔が見えて嬉しかった。
会釈をすると、おじさんもとっても嬉しそうに笑って会釈を返してくれた。
あんた、今年もめげずにやってるね。がんばれよ・・・ってところかしら。

そのあと、近所の農家の友人がやってきた。
おばあちゃんと一緒に畑に出て、そのままにしていた里芋を全部掘り上げていたのだそうだ。
「畑に出ているのを見かけたので、里芋食べるかなと思って聞きにきたの」
「もちろんよ~」
それに、先日里芋を植え付けたけど、足りない気がして、もう少し植えたかったところ。
ラッキー!
芽が出ている里芋は植え付けて、芽が出ていないのは夕飯に煮て食べました。

美味しかったけど、ふふふ、私の里芋には敵わないわね。(えへん)
さあ、今年も小さいけど世界一美味しい里芋を作りましょ。


お花見

2009-04-06 21:29:41 | Weblog
車で40分離れた山の中に1人で住むとうちゃんの友人に誘われて、
池の土手でお花見バーべキュー。

山と池ののどかな風景のなかに、
友人とその友人(初対面)と私たちの4人だけという贅沢な空間を満喫。
鶯の声を聞きながら夕方を迎え、月も見えた。

夕方になって初対面の方の息子さんがやってきた。
とっても話が合って、そのうち我が家にもどうぞとお誘いしたら、
行きたいって喜んでくれた。
彼は中学3年生。
最年少のお友達になってくれるかも。

草刈

2009-04-05 19:30:41 | Weblog
いよいよ草刈を始めました。
早春はあんなに可愛かった草たちも、
もう今では我がもの顔で畑を埋め尽くしている。
生命力そのもの。
それを刈るわけで、なんか嫌なのですけど・・・ああ~、またいろいろ考えていると始らないので、とにかく刈る!
草の中から出て来たのは寝ぼけ眼のカエル達。
ぴょんと跳べないで、のそ~と歩く。
まだそんなのは良い方で、
手足がだら~と伸び切ったまま動かないのもいて、
鎌で切りそうになって私の方がヒヤッとした。
体中泥つきのまま、泥色だから動かないと見えないのです。
カエルにしてみれば眠っているところへ鎌ってことで・・・ごめんなさい。
それから、ミミズ君たちもいた。
うふふ、たくさんいたよ。
天道虫もね。
そして、こぼれ種から出たひまわりと紫蘇の
まだ小さな小さな双葉ちゃん達。
や~、今年もお会いしましたね。