躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

田舎暮らしの落とし穴(6)

2016-09-23 20:25:16 | Weblog
呑気にこんなこと書いている場合じゃない気もしてるけど、
ぷち田舎暮らしのまとめとして、
また、文章を書くことでの老化防止も兼ねて、
つまり、自分のために書きます。
お時間があればお付き合いを。

こんなことはどこでもあると言えばそうなんですけど、
農村的なところに住んでみて、
これ以上田舎に行くと地域でのお付き合いが、
我儘な私たちには無理!

田舎に行けば行くほど社交性が必要になってくるというのが落とし穴でした。
そして、これが本格的田舎暮らしを思いとどまらせた一番の理由でした。

プチ田舎に越してきて、自治会に入れて貰えなかった。
というのも、ちょっと離れた場所の同じ地区の小さな分譲地の人たち、
20~30年前だと思うのだけど、
住み始めてこの農村地区の自治会に入ったらしい。
農家の人たちもだったと思う。

ところが、それまでは農家の人たちばかりで、
なあなあでやってきて上手くやれていたのに、
新住民は、街の自治会と同じように、
会計やらなにやら、きちんきちんとするよう発言し、
集会で意見がぶつかったらしい。
地元の人たちは平和にやってきた自治会、
しかも、自分たちが守ってきた集落のことなので、
譲れなかったのだろう。
(他の地区でも新住民と地元住民のこのようなもめごとは、
私たちが引っ越してきてからでもよく耳にした)

生活パターンが違うということで、
結局は新住民だけの別の自治会を作ることで解決したらしい。

そんなこととは知らず、
越してきたときに町役場から、地区の自治会に入るように言われたので、
住む以上は仕方ないと思い、地区長さんにお願いに行ったら、
すごく困ったお顔をされて、断られた!!
内心、ラッキー!だったけど。

幸い”ぷち”田舎のここでは、自治会に入っていないからって特に困ることはない。
かと言って、地元の自治会の方に嫌な思いをさせられたこともない。
でも、会えば挨拶や軽く農作業の話、町のちょっとした出来事、飼い犬の話くらいで、それ以上親しくはしていないけど、ま、お互いに丁度良い距離とも思っています。
地元民でないお隣さんたち2軒がいてくれるお蔭で、3軒では自治会も作れず(作らず)、寂しくもなく、気楽に暮らせています。

だけど、本格的田舎暮らしでは自治会に入らないわけにはいかないでしょう。
農道の草刈や農業用水路に溜まった泥の掃除、
消防団、葬儀の手伝い等々、
街の自治会にはないであろう共同作業が多々ある。
それを一緒になってするのは、町育ちの夫には技能も体力もとても無理で、
お付き合いはできないだろう。

それもだけど、
価値観が違うだろうし、違うということを解って貰えるかどうか、
違うということを許されるかどうか。
多勢に無勢の中”空気を読む”をしなくてはならないだろう。

その土地土地で、お付き合いの暗黙のルールみたいなのがあるので、
それに馴染まなければならない。
田舎のご近所づきあいは濃密だ。
(それは素晴らしいことでもあるのですが)
TV番組、『人生の楽園』を見る度に、いつも大変だなあと思ってしまうのです。
もっとも、そういうお付き合いが好きな方、上手な方たちには楽園でしょうね。(羨ましい)

でも、もしも、若くて子供たちがまだ小さいなら、
田舎の人たちはとてもとてものはずだし、(子供の力って凄い)
若い人たちには適応力も体力もそれから改革力もあるから、割合すんなり馴染めると思うのです。

50代前半に、移住先として人気がある、ある山村への引っ越しを考え、
移住者歓迎の村の役場に行ったことがある。
ところが、子供を持つ若い人優先と言われ、空き家は順番待ちしても回ってこないでしょうと言われた。

田舎暮らしを始めるには若いほど良いと思います。
できれば、同じ価値観の仲間と一緒に。
若者の田舎暮らしがどんどん増えて行ってくれるといいなあと、
夢を託して、ぷち田舎で満足することにします。
とか書いておこう。
ホントは美味しい空気と水の地に、まだ憧れてます

『・・・・落とし穴』上手くまとまらなかったけど終わりです。
お付き合いありがとうございました。



凄いのは

2016-09-16 20:32:36 | Weblog
友人とある集会に出ることになっていたので、
終わったら上げるつもりで、カボチャを2個、車に入れておいた。
ところが、友人は、会が終わる前に、用があるからと帰ってしまった。

終わってから駐車場に出たら、集会で隣の席に座っていた女性とまた出会った。
今日が初対面の人だったけど、とても感じが良い方だったので、
なんとなく、
「カボチャ要りませんか?」
「わ~!欲しいです
あまりの素直な返事にびっくり。

カボチャ大好きなんです。
でもお店にいったのにカボチャがなくて、
1軒あったけど、とても高くて買う気にならなくて、
これから探しに行こうと思ってたところなんですよ」

ものすごく喜んでくれたのも嬉しいけど、
この絶妙なタイミングが、凄い!!
しかも2個

帰宅して、
「凄いでしょう!」と夫に自慢すると、
「凄いのはその女性の方だよ」
あっ!そうか。

田舎暮らしの落とし穴(5)

2016-09-14 21:02:14 | Weblog
まだあるんですよ、落とし穴。

田舎に来ると、宅地も畑も広く買ったり借りたりできるので、
ガーデニングも家庭菜園も思いっきりできる。
農家では、後継ぎがいなくなったり、働き手の高齢化で、
手が回らなくなった耕作地が増えている。

それを、ただでも良いから使ってくれとか言われ、
嬉しくなってドンドン広げていく人もいる。
でも、草取りだけはちゃんとして欲しいという条件が必ずつく。
そのうち大変になるだろうなあと思うのです。

地代を払っていても同じことを言われるのが普通です。
私の場合、ラッキーなことに、地主さんがそれほど草を気にする人ではなく(珍しい)、何も言われていない。
それどころか、自然農法で草が生えると思うので、
他所から苦情が出たら教えてくださいと言った厚かましい小作人です。
それでも、道路沿いの草刈は気をつけてやっているし、草の種が出ないうちにと周りに気を使って草刈をすることもあります。

最初のうちは張り切っているので、広くて嬉しい楽しいでした。
でも、何年かするうちに慣れて来て、時には草刈に疲れた時など、
こんなに広くなくてもいいのになどと思うこともあります。

でも、借りている畑はいよいよになれば返せるけれど、(うちは借りている畑だけ)
自分の土地はずっと面倒見なければならない。

我が家は庭が200坪を超して、
木がびっしりと生えていて、大木もなんぼんかあります。
夫はこれが気に入ってこの家を買ったのですが、
草取りを全部綺麗にはとても無理。
畑の草刈だけで手いっぱいですから。
お隣との境目と、敷地が接している道路際だけはなんとかそこそこ・・・・申し訳程度に。(すみません)
夫は庭の木の伐採、剪定が趣味なよう・・・だけど、実際は?
近頃、動さが鈍くなって以前のようにははかどらないし、
危険なことも多いので、この先・・・どうするんだろう。

広い畑と広い庭を持つ農家の知り合いに、
広くて大変でしょう?とつい言ってしまったら、
わかってくれる?都会から引っ越してきた分譲地の人達は、
羨ましいっていうけど、大変なのよねえ。

広い土地を持っていると、年をとると管理が大変になっていきます。

でも、もうこのゆったりさに慣れたので、
人口密度の高いところには住めないです。

また雨

2016-09-13 10:35:34 | Weblog
雨の日は休日。
働き者の夫も外の作業をしないので、のんびり寛げます。
それにしてもこの天気。雨、曇り、また雨。

でもカボチャたちにはこの今年の気候が合っていたのか、
収穫したのが玄関にゴロゴロ山盛りです。
勝手に生えてきたのが勝手に育って実をつけて、
(1本は頂いた苗だけど)
4種類合わせて、すでに20数個収穫済みです。
まだ畑で成長中のを合わせると40個近くになりそうです。
1本だけで50坪くらいの場所を覆いつくしてるエネルギッシュ君もいます。

しかし、どうしたらいいのかこのカボチャたちを。(悩)
美味しいので、毎日食べてはいるけれど。。。。
2カ月くらい日持ちはするとは言うけれど。。。。
嬉しい悩みです。

そうそう、昨年、近くの菜園で採れ過ぎた(といううか植え過ぎ)冬瓜を、
散歩の人に向け、菜園の入り口に、
「自由に何個でもお持ち下さい」と、
ビニール袋まで用意してくれていることがありました。
車で取りに来て何個も運んでいる人もいました。

さて、午後からは雨読です。
「手放す生き方」アーチャン・チャー著(サンガ)
その前に、カボチャを煮ます。

9月9日

2016-09-09 22:10:39 | Weblog
今日の午後は4時間近く講義を受けてきました。
学生時代のように居眠りしなかった私を褒めてあげよう。(笑)

内容は、乳幼児の成長と育て方等。
何十年も前の自分の育児が間違っていたのを次々思い出し、
冷や汗かきっ放しで聞いていました。
でも、子供たちはなぜかとっても良い子に育っているから、いいのだ!!
じゃなく、ありがとう!!
良い子たってもう立派なおじさん、おばさんだけど。(笑)

ボランティアに必要な講義をあと何回か受けます。
赤ちゃんや子供と触れ合えるって楽しい~嬉しい~
こちらがボランティアしてもらってるようなものです。

9月7日

2016-09-07 20:59:31 | Weblog
今年になって友人が亡くなった。
あまりにも突然だったので、
そのことを上手に受け止められなかった。

たとえばhanaさんとこうやって話していると、
影響しあっているよね。
お互いのDNAも影響を受けているよね。
それがDNAの記憶になってね、
先祖や亡くなった人たちも、
hanaさんの体の中で
一緒に生きているんだよ。

感性が鋭い友人の実感から出た言葉だったのだろうけど、
私には未だよくつかみきれない。
でも、そう言っていたのだから、
私も含め、たくさんの人たちの体の中で、
友人も一緒に生きているのだろう。




戻っていくところ

2016-09-05 20:36:10 | Weblog
昨日の夕方、砂浜でアシーングしようと海へ行った。

空は、太陽の光が白く強く、
その光に照らされて、
むくむくと異様な形の入道雲が油絵のように立体的だった。
太陽を中央にして、両側に大きく何枚も羽を広げたような雲もあり、
二か所に彩雲のような虹のような輝きが飾られていた。
丁度、『ジャッカ・ドフニ』(津島祐子著)の
隠れキリシタンのところ読んでいることもあって、
一瞬、聖書の世界に紛れ込んだかと思うほど、
凄い空だった。

その空を見なが大の字に寝っ転がり、
背中に地球を感じながら、
次々寄せてくる波の音に包まれて、呼吸をしていた。

ふと、一部なんだと思った。
実際、空の雲にでさえも、私がいつか吐いた呼吸の中の、
身体から出たわずかな水分が、
僅かにでも混ざっている可能性だってあるのだ。
当然、私が吐いた呼吸の中の、私の身体から出た微生物は風に吹かれて、
海に戻って行くかもしれないし、砂浜に落ちるのかもしれない。
確かに、空と地の間にあるこの空気の一部は、
呼吸で私の身体の中に入ってきて出ていっている。

いつか最期の一呼吸を終えた時、
戻っていくところはここなんだなあと、
ぼんやり思った。
天国とかあの世とかではなくて。









私もね

2016-09-01 21:09:25 | Weblog
最近、台所の模様替えを始めました。

整理していたら出てきたのが、
去年畑で採れた小豆と、とっくに賞味切れの寒天。
で、水羊羹を作りました。
寒天はこれ以上おいておけないので、1袋全部使ってしまいました。
で、これはナタデココか?というくらい固くて、
おまけに小豆の味が薄い水羊羹になっってしまいました。

そんなことにはめげてられません。
丁度、これも整理した中から出てきたのがタケノコエキス。
2011年以前のが、ワインの瓶2本分も

一体どこまでため込んでいるのやら。
何年物かもわからない。
発酵が進んでお酢になっているのもある。
お宝か?
形見にならないように消費しなくてはなりません。(笑)

(タケノコを丸ごと洗わずに黒砂糖をたっぷりかけてそのままにしておくと
汁が出てくるので、それを布で濾したのがタケノコエキスです。
身体に良いらしい・・・て、ただ作るのが楽しかったのでした)

タケノコエキスの甘くて黒蜜風なのを、
水羊羹風を小さく切った上にたっぷりかけて、
「はい、あんみつよ」
スイカを切ってのせて、
「はい、フルーツあんみつよ」
これぞ「古2あんみつ」なんちゃって。

でも、なかなかこれが美味しくて面白い味で、特許とりたい。(笑)
二人でおやつに食べるにはあまりの量で、、
かと言って水羊羹として誰かにあげられる代物でもなく、
毎日何度も食べたのでした。

と、すごくたくさんのウンチ!!
少し便秘気味ではあったけれど、
それにしてもすごい量。
こんなの初めて。
しかもすんなりと。
(もっと詳しく書きたいけど止めます)
というのが、2、3日続いたのでした。

寒天は食物繊維
こんなに効果があると知っていれば、賞味期限内に喜んで消費したのに。

(いろんな)味をしめて今日は賞味期限ちょい切れの寒天で、また作りました。
しかし、なんでこんなに寒天買ってたんじゃろ。
ボケ?