躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

お花見

2011-04-13 21:03:02 | Weblog
青空と南風に誘われて山へお花見に行ってきました。
ぴったし満開!!でした~。
今年は桜が遅かったので、
山の芽吹きと山桜も一緒になって最高!!
溜め池の岸に穴場があって、誰もいない桜並木を堪能しました。
その下には山スミレが群生していて、薄紫の絨毯です。
谷間には鶯の声がこだま・・・贅沢贅沢。

山の上にある大公園にも桜桜桜桜さくらさくらさくさくさくら。
程好い風が吹いてくると、高い梢から蝶が舞い降りて来るかのような花びらひらひらひらひら。
ちょっと強めの風になると花吹雪。
子供達もママもパパも、おじさんもおばさんも、おじいさんもおばあさんも見とれていました。
ひとりぼっちのおじさんもにこにこ顔でした。

青い空の下で、
あまりに綺麗な風景をみていると、
急に涙が出てきて、
悲しみが湧いてきて、悲しくて悲しくて、
散る花びらがだんだん涙にも思えてきました。
原発のこと、なんて酷いことになったのだろうって。

八重の桜も咲き始めていました。
しだれ桜も満開でした。

芝生の広場でスピ系のお店の若いご夫婦と赤ちゃんにお会いしました。
赤ちゃんが生まれていたなんて知らなかった!
この赤ちゃんもうすぐ1歳なんだそうだけど、(1年もこの世の空気を吸っているのに)
幸せいっぱいオーラ、無垢なオーラが全開で、天使以上なの。
その上、なにかのちからを感じる不思議な赤ちゃんなの。
あの子の未来が暗いなんて絶対にありえない。
だから、絶対大丈夫!て気がしてきました。

花園にて

2011-04-10 13:53:39 | Weblog
暖かくなったけど、
まだ薪ストーブでパンを焼いています。
暖かくなったので発酵も早くなりました。
今夜も焼きたてを食べます。

陽射しに誘われて、久しぶりに放射能除けのマスクも帽子もなしで、
庭と畑を歩いてみました。
草も木も鳥も虫も人間が汚した空気や雨の中で、何の防御もできずに生きています。
こんなに地球を汚してしまって、
人間がいなければ、どんなに素晴らしい地球だったことか・・・と、
この間、友人が目に涙を浮かべて言いました。
気持は良く解かるけど、そうかなあ。
必要のない人間が地球にこれほどまで存在することはないと思うけど・・・

今、わが家の庭は花園そのものです。
冬の寒さで椿の花の開花が遅く、何十種類もの百本を越す椿が
一斉に咲いているのです。
数種類の水仙、花ニラ、クリスマスローズ、すずらんのような花、シャガも咲き始めました。
雑草もそのままなので、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ハコベ、カラスノエンドウ、タンポポ・・・
そうそう、コブシの花も咲いています。
それから、プラム、ユスラ梅、杏の花、カエデの小さな小さな花も。
山吹の花は蕾です。
白木蓮と椿の散った花びらが、地面を白、赤、ピンクに染めています。
コゴミの新しい黄緑の葉が鮮やかです。

うっとりと眺めながら思いました。
この素晴しい地球の生き物達を愛で、その存在を喜び称える存在として人間が産み出されたのでは?と。
どんなことがあっても、したたかに地球の生命(人間も含めて)は繋がっていくでしょう。
産みだした人間が犯した失敗にも、めげずに。