躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

ご機嫌

2008-12-31 20:27:39 | Weblog
近年毎年のことだけど、
お正月だなんて今日が明日になるだけのことじゃないのと、やけにのんびりしたくなる。
で、今年はとうちゃんまでが、お正月が明日だなんて気がしないなあと言うので、
シメタ!
昨日玄関にお飾りをくっつけておいたから、これで終わりにしようっということにした。

それはともかくお昼ご飯のメニューが思いつかない。
面倒なので畑から小さなキャベツを採って来てお好み焼きにでもするべ。
でも、小麦粉は全粒粉しかなくて、冷蔵庫で見かけたそば粉を足して、
ちりめん雑魚と桜海老をカルシューム補給に入れて、
それから、まあお好み焼きなのだから豚肉と卵もね。
う~~ん、興味深い味。(笑)
「お好み焼きだと思わないで食べてね」
「なんとも言いがたいけど・・・癖になりそうな味だ」
「あ、これそば粉が入っているから年越し蕎麦の代わりね」
(たまたまね)

今年はおせちの準備はしない。
大体飽食の今の日本ではお正月くらいは粗食にすべきだと思っている。
でも子供達やお客さまが来ればそうもいかないので、毎年ご馳走作りに励んでいた。
今年は予定なしなので、ご馳走なし~。
て、とうちゃんは?
そば粉入りお好み焼きで年越しさせてそれだけって言うのも可哀想か。
でも、うちじゃ毎朝私お手製(餅つき機)の玄米餅を食べてるから、あと・・・今夜はお寿司か刺身でも。

そこで、今年も近年恒例のお楽しみ・・・それは大晦日夕方遅めのスーパーの値引き!
日が暮れてからスーパーにハシゴじゃ。
1軒目のスーパーはまだたくさんの人で混雑していた。
お~ライバル多しか(まさか)。(笑)
プチ田舎では帰省で人が増えているのだ。
しかし毎年のことながら歳末の高い魚介類。
まだ値引きもなし。
それでも売れるのだから不況なんて嘘?
こんな時はいつもの鶏肉を買って、
お魚はお正月過ぎて普通の値段になってから買うに限るわ。(とうちゃんの刺身は?)
さて2軒目。
遠くのぷち高級スーパー。
魚&寿司売り場に行くとひょえ~のお値段。
以前経験の半額を狙って来たのだけど、半額になっても私買いませんよ。
だっていつもの3倍の値段じゃないの。
確かにここのは美味しいけどさ、私負けんよ。
(負けんって?)
でもとうちゃんのためになんとかしなくっちゃと、(売り場を見ると自分も食べたくなっていたくせに)
大晦日の夕飯時にスーパーでうろつく良妻。(笑)
うろついて30分。
ふふふふ、魚売り場にもう一度いくと、普段感覚のお値段(以下?)の刺身の切り落とし盛り合わせが4パック出現しているではないか。
1パックをゲット!!
快感~~。
家にかえって酢飯を作ってのっけると、山盛りの4色刺身でおまけにぶ厚い。
三角だったりしたけど形なんか食べちゃえば関係ない。
美味しい~ やっほ~

ということで今年の締めくくりに大勝利した気分。
(うろうろしたお蔭で余計なものも買った気がするけど)
ま、とにかく今夜は非常にご機嫌です。
よし、このご機嫌を明日につなげるわ。
おっと大晦日でした。
良いお年を~。



大霜

2008-12-24 21:57:36 | Weblog
朝、大霜にびっくり。
雪景色のようだった。
美しさに誘われて外に出た。
どの草の葉も縁が真っ白で、中は薄っすら白くて赤味がかったり緑がかったりの葉の色が綺麗に透けてる見える。
白い縁取りでそれぞれの葉の形もはっきり浮き出されて、
星野道夫のアラスカの野原か森の写真にこんなのがあったよなあと思い出した。

畑にも行ってみた。
こちらは冷たい霜がへばりついた野菜たちは痛々しく思える。
同じ霜の風景なのにさっきとはえらく違て見えるものだ。
思わず声をかけてまわった。
「冷たいでしょ、頑張って!もう少しすれば溶けるから」
それでも他人事ね。
体に霜がついたままで立っていたことなんてないもの。
それに、声をかけたらすぐに家に帰ってストーブを焚いて暖まった。

ま、いいか

2008-12-22 22:30:56 | Weblog
今ごろになって海外にクリスマスカードを書いた。
年越しかもしれないけど、
ま、いいか。

で、何が何でも今日は出そうと町の中央郵便局に行った。
郵便の窓口は2つ。
長蛇の約8人の行列だった。
これ、ぷち田舎にしては長いのだ。
いつもようにボーとしていて列の最後に着いたつもりが、てきぱきな2人の女性に割り込み的に先を越された。
すぐ前になったおばさん(割り込み的な一人)と「混んでますね」と話していたら、
(ぷち田舎では知らない人でもいきなり話し始める)
その前のお姉さんおばさん(割り込み的もう一人)が、振り向いて「少し前はもっとすごかったんですよ」と、
得意げに朝からの状況をベラベラしゃべり、混んでいる理由も得意げに教えてくれたかと思うと、
「あ、失礼しました、私はこういうものなんです」と、
これまた得意げに首から下げた身分証を見せるので、見ると郵便局関係者ではないか。
その得意げの意味が不明なんだよ~。
それよりもなによりも、私郵便局関係者に割り込み的をされるってどういうことよ。
客に譲れ~。

そのうち列は少し進み、そのお姉さんおばさんの前の人の分を受け付けたところで、
お昼の時間が来たせいか1つの窓口に閉鎖の表示がでた。
もう一つの窓口は新米さんで、さっきから全然はかどっていない。
やれやれと思っていると、閉鎖の表示の向こうから、
「あと一人だけ受け付けます」と親切げな声。
つまり、郵便局関係者のおねえさんおばさんだけは特別受け付けるってことだ。
もちろん知り合いなんでしょ。
口あんぐり。
気が付くと・・・て遅いのだけど、私のクリスマスカードには切手を貼ってあって、
切手が足りているかどうかの確認と航空便のシールを這ってもらうだけだったので、
それだけなんだからやってくれませんか?と、
キツイ目の声で閉鎖の表示の向こうに言ったけど応じない。
ほんとにもう~なんなんだ~。
切れるより先に頭がおかしくなりそう。

しかしまあ、ぷち田舎だし・・・
「ま、いいか」と、
修行させられるプチ田舎暮らし。

ニュース

2008-12-21 20:26:20 | Weblog
このところ派遣止めに抗議している若者のニュース、「忙しい時に使うだけ使って使い捨てとはなんだ」と怒っているけど、
大体こういう経営不振の時に簡単に解雇できるようにと、会社は派遣を雇ったわけで、派遣である限りある程度覚悟しておくべきだったのでは?と小さな声で言いたい。
それよりも、たくさんの若者が派遣でしか働けないような社会や政府の方が問題なのだと思う。
そこでこっそり聞きたいのだけど、派遣止めで困っている君たちみんなは、これまで選挙の投票にちゃんと行っていたのだろうか?
しかし、なんであれ若者に仕事がないのはいけない。
なんであれホームレスには胸が痛む。

ホームレス支援全国ネットワーク
http://www.homeless-net.org/
ホームレス支援団体一覧表
http://www.asahi-net.or.jp/~KG8H-STU/sien-danntai.html


重い

2008-12-08 20:55:54 | Weblog
ついに頭がどうしようもなく重たくなって、
髪をすっぱり切りました。(笑)
ほんと、歳をとると髪の毛に重さを感じるのですよ!
て、長すぎたんじゃないの?髪の毛多いし。
はい、また不精してましたけど、
同じように長くても、若い時は重いなんてことはなかった。
こんなことでも歳を感じてしまいます。

とうちゃん「最近時間が経つのが早いよね」
私「でしょ!2012年に向かって時間が加速しているのよね!」
とうちゃん「またそんなこといって・・・。
      歳をとると体内時間が遅くなり、時間が経つのが速く感じるんだよ」
ふ~ん。
そうすると1週間前のことでももう何ヶ月も前のことのように思うのは?
単なる記憶力の持続性がなくなって来てるってことなのかな。
考えると頭が重くなる。(笑)

青空の向こうに

2008-12-07 20:41:49 | Weblog
この間の三日月です。
写真はとうちゃん。



最高にきれいなピカピカなお天気。
こんな日は外で陽射しを浴びないともったいないと、畑で雑用。

道路側に植えたハーブや花が終ったので綺麗に刈ってしまおうと思って、
菊を刈り始めたら、蜂の羽音が聞こえた。
ほとんど茶色になりながらも、まだ少しばかり咲き残っていた花は、
寒さにやられてぐったりしおれていたけど、
僅かな最後の生気を求めて最後になった2匹の蜂が、一生懸命なのを見て、
とても刈れなくなって止めた。

それで、籾殻をキャベツの根元に敷いておこうと思いたって、
畑の隅に枯れた野菜と一緒に積み上げていた籾殻をすくっていると、
黒い土くれのようなのが動いた。
冬眠を邪魔され、のそ~と這い出したカエルが2匹。
まともに動けない。
慌てて1匹には土と籾殻をかけてやったけど、
あと1匹は、フラフラしながらも逃げ出した。
夢遊病みたいで大丈夫かしら。
で、籾殻も取れなくなって、これも中止。
カエルもだけど、蛇まで出てきたらかなわないもの。

キャベツの葉っぱには、多分凍死であろう青虫が干からび気味にくっついていた。
卵が孵る時期が遅すぎたのね。
気の毒。

それから、夕飯用に掘った里芋についていた泥の中から、
2匹の糸ミミズがニョロリと出てきた。
こちらも冬眠中だったのだろうに、「ごめんね」

なんだかお騒がせおばさんみたいで、畑いじりはやめて、
堆肥作りに庭の枯葉を集めることにした。
丁度木蓮の葉も散り終わり、積み重なって敷き詰められた枯葉。
庭掃除も兼ねて?
いいえ、庭に枯葉が落ちているのは好きなので、庭掃除などめったにしないのだけど、
堆肥となると話は別。(笑)
薪作りにチェーンソウを使って出たおが屑もあって、枯葉と一緒に手箕に入れて竹で作った私の堆肥置き場に何度も運んだ。
変だけど、こんな時、とてもリッチな気分になるの。
とうちゃんは、お隣の田んぼに入って、
うちの庭からはみ出して落ちたケヤキの枯れ葉を拾い集めてくれた。
「うちのなんだから回収しなくっちゃ」
これ、田んぼに迷惑かけたくないって意味ではなくて堆肥のためにってことなんだけど、
去年は見ていた農家の人が誤解して誉めてくれた。(笑)

それにしても今日は本当に綺麗な日だった。
今日から新年?のような清浄感。
昼過ぎにはもう東の空には白い半月が見えていて、ふと思った。
見えないけど、満天に星も出ているのだ。
青空の向こうにじっと目をこらしたけど、やっぱり無理でした。(笑)


2008-12-06 18:59:46 | Weblog
水に浮いた木蓮の枯れ葉
写真:とうちゃん


今日もまた竹薮でギコギコ。
明日の朝こそ霜が降りそうなので、
残りのえんどう豆に霜よけ&支柱立てをした。
それでもまだ終らず、とりあえずの霜よけでごまかして日が暮れた。
あちこちに播いたえんどう豆は今年は3種類。
播くのは簡単だけどその後の霜よけ、風除け、支柱立てと結構大変。
て、播きすぎなんだよ、欲張り婆さんは。
だって、来年も豆ご飯をたらふく食べたいんだもの。

10日ほど前、鋸で親指の付け根辺を切ったのが、まだ口がふさがらない。
鋸の切り傷は切り口が広くなるのでくっつきが悪い。
それで、今日は珍しく左手だけ軍手をして、
もしもの時に備えてたお利口おばさん(笑)。
の、はずだったのに、いつの間にか無意識に軍手を脱いでいて、
今日も鋸で人差し指を・・・おばか。
こうして、手にはいつも生傷が絶えないのです。



今日の夕食

2008-12-05 20:25:59 | Weblog
私の白菜は巻きが悪くて青々としている。
つまり緑菜なのだ。
緑の方が栄養があるのだと言い訳しながら漬物にしたら、
とうちゃんが、「このカラシ菜の漬物美味しいネ」(笑)

その白菜(緑菜)で今夜は餃子。
いつもは干しシイタケを入れるのだけど、
今日は切らしていたので、代わりにマイタケを刻んだ。
それから、いつもは刺身の残りとかホタテとかも混ぜるのだけど、
今日はイカの足を刻んだ。
いつもは空き地に生えているニラを入れるのだけど、
もう出ていなかった。
それで、豚ひき肉と、白菜と、マイタケと、イカの足を具にして、
ニンニクとショウガのすったのと、塩、コショウ、酒、醤油で味をつけて、
(その時の気分でごま油やみりんもいれる)
餃子の皮に包んで焼いた。
買い忘れなかったので餃子の皮は、市販のもの。
(すご~く気が向いたときと、買い忘れた時には自家製になる)

今日の具のメンバーは初めての組み合わせだったので、
ぷち心配だったけど、結構いけました。
ただ酢醤油とかラー油をつけると全然味がわからなくなるので、
そのまま食べると美味しい~でした。

で、今夜も先日に引き続き、去年の暮れに買った別のシャンパンをとうちゃんが出してきたので、
飲んだら・・・ゲッ!まずい~。
一体去年は何を思って安物のシャンパンを何本も買い込んだのか。
1年も経てば覚えてない。(笑)

餃子にシャンパンっていうのもどうかと思うけど、
もっと恐ろしくミスマッチだったのは、
餃子と、大豆・小豆入り玄米ご飯。
すご~~くミスマッチ。
お気をつけ下さい。(笑)
なんか意味不明の夕食って感じでした。

ぐたぐたと今日もぷち酔っ払って書いてるのらよ。


挨拶

2008-12-04 20:03:20 | Weblog
庭のカエデ
写真:とうちゃん


スーパーで、うちのすぐご近所の一人暮らしのおばあちゃまに出会った。
私「あら、こんにちはお久しぶりです」
おばあちゃま「おやまあ、こんにちは」
私「こんなところでお会いするなんて。お近くでもなかなかお会いしなくて。お元気でしたか?」
おばあちゃま「はい、元気にしています」
私「お元気で何よりです。どうなさっているのかなと・・・」
おばあちゃま「はい、元気にしています」
私「お元気で良かったです。お会いしないのでどうなさっているのかと・・・」

畑の側の農道を犬の散歩で通りすぎて行く人達が挨拶をしてくれる。

よく通るけど名前も知らない人「こんにちは。今日はとても暖かかったですね」
私「こんにちは。本当に今日はとても暖かかったですね」

次は農家の人「こんにちは」
私「こんにちは」
農家の人「(えんどう豆に)霜よけ(をしたの)ですか?良い天気も今日までみたいですね」
私「そうなんです。良い天気も今日までみたいで」

こうして書くと一層よくわかるけど、挨拶って面白い。
私ってオウムのように繰り返してるだけじゃないの。
でも、これが挨拶なのね。