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書籍「観光/ラッタウット・ラープチャルーンサップ (著)」ガイジンが考えるタイの風景に近い

2018-11-07 10:01:46 | 読書の時間
書籍「観光/ラッタウット・ラープチャルーンサップ (著)」★★★★
文庫: 320ページ
出版社: 早川書房 (2010/8/30)



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「美しい海辺のリゾートへ
旅行に出かけた失明間近の母とその息子
。遠方の大学への入学を控えた息子の心には、
さまざまな思いが去来する――
なにげない心の交流が胸を打つ表題作をはじめ、
11歳の少年がいかがわしい酒場で
大人の世界を垣間見る「カフェ・ラブリーで」、
闘鶏に負けつづける父を見つめる
娘を描く「闘鶏師」など全7篇を収録。
人生の切ない断片を温かいまなざしでつづる、
タイ系アメリカ人作家による傑作短篇集。」

(出版社HPより)

タイは大好きな国の一つで
30回くらいは訪れている、
だから読むと自分の歩いた場所や
海の光景が蘇る、
それだけでこの本が好きになる。


また、タイ人の作家が書いた
独特の風景じゃなく、
タイ系アメリカ人の視点というのが
旅行者でしかない
自分に分かりやすいというか、
その雰囲気が自分なりに
掴みやすいのが
好きになった理由の一つかもしれない。


「美しい海辺のリゾートへ
旅行に出かけた失明間近の母と
その息子のはなし」

そのシチュエーションだけで
これもまた自分の風景を
そこに見ることが出来て
設定だけで成功ししている。

タイ人作家の本は初めて読んだ、
映画もたくさん作れているが
日本ではなかなか見られない、
だから自分から探しているが
この本とは嬉しい出会いとなった。

最近は買った本を読むと
ほとんどはネットで売却していて
手元にはめったに残さない、
ウチの本棚行きの本だ。

★オススメ度★、
タイが好きじゃなくても
ちょっと不思議な読み応えのある本なので
いつも読んでる分野からちょっと
冒険するにはオススメ

★100点満点で85点

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